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リン・コリンズ

2012.04.16 Vol.548

G.W.注目映画『ジョン・カーター』のヒロイン役で大注目!

宇宙を舞台にしたヒロイック・ファンタジーの代表的小説を、今年110周年を迎えるディズニーが映画化した話題作『ジョン・カーター』で、ヒロインを演じるリン・コリンズ。美しすぎる異星人を演じた彼女の魅力に迫る!
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撮影・蔦野裕

 今年のG.W.映画の注目作『ジョン・カーター』で、今最もホットな男優テイラー・キッチュの相手役を務めた実力派女優リン・コリンズ。彼女が演じるのは、原作小説のタイトルロールである火星のプリンセス、デジャー・ソリスだ。 「デジャー役をやることが決まったとき、最初のうちは大喜びして飛び跳ねていたの(笑)。そのうち、現実に引き戻されて"どうしよう、本当にやらなくちゃいけないんだわ!"って思ったわ。原作の中では、ほとんど衣装を身につけていないシーンもあったし(笑)」。  ヒロイックファンタジーに登場するヒロインというと、概して"男性の理想像"的な人物が多いものだが、彼女が演じるデジャーは、女性の観客が思わず感情移入したくなる存在だ。 「そう言ってもらえるのは本当にありがたいことだわ。私は今回、この役を本当に純粋な気持ちで演じていたからかもしれない、って思う。いつも撮影に入る前、最高のデジャーを演じられますようにと、謙虚な気持ちで祈っていたの。男性にも女性にも、デジャーというキャラクターの特別な存在感を感じてもらうことができたのは、きっとそのおかげね(笑)」  デジャーを生き生きと演じたリンだが、唯一の難点が"メイク"だったとか。 「デジャーは"赤色人"だから、肌の色をブロンズ色に塗らないといけなかったの。全身を塗るのにまず2時間かかって、それからタトゥーのメイクにまた時間がかかるのよ。タトゥーは転写なんだけど、薄いビニールみたいなものが常に肌に密着している感じがするし。もう、叫び出しそうになったわ(笑)!」  本作で映画女優としての存在感をさらに増したリンだが、もともと名門・ジュリアード音楽学校で演技を学び、卒業後は数多くの舞台を踏んできた舞台女優でもある。舞台に比べると、映画での役作りは自由度が低いのでは...と尋ねると。 「それは逆だと思うわ。どちらかというと、舞台のほうが演出家が"ここはこう動いて"とか細かく指示をしてきて、映画のほうは割とほったらかしという感じ(笑)。だから映画では、自分なりに考えて役作りをしていかなければいけないの。舞台より映画のほうが、はるかに自分の役に関しての自由があって、自分でいろいろ作ることが多いように思うわ」  今回も、映画ならではの"自由"を楽しんだ様子。 「ただアンドリュー・スタントン監督の場合はまるで私と一心同体のようになって、デジャーをどう演じるかを一緒に考えてくれた。最初のうち、私は自分がきちんと演じられているか不安で、シーンが終わるごとに"今の、大丈夫だった?"って聞いていたの。そしたらアンドリューが"君には見えないけれど、最初のテイクは緊張気味で、2番目は緊張しないように努力していて、3番目がいつも素晴らしい。で、4番目はもう1回3番目を再現しようとしてる"と言ったの。彼は、私よりも私のことが分かってるのよ(笑)。おかげで私は安心した気持ちでデジャーを演じきることができたの」  役と向き合う中で、脚本を読んでいて思わず涙したことがあったという。 「脚本の中で、マタイ・シャン(バルスームを操る謎の男)が、彼らの仲間がこれまでにもいろいろな惑星を餌食にしてきたことを語る部分があったの。地球を含めて、他の惑星も、太陽も、天の川も、宇宙って本当にすごくて素晴らしいものだと思う。その宇宙に、他の生命を脅かすような存在がいたとしたら嫌だなと思った瞬間、もしかして人間がそうだといえるのかもと思えて、すごく怖くて悲しくなってしまって、泣けてきたのよね」  強い意志と繊細な心を持つデジャーは、まさに彼女のハマり役。彼女が登場するや一瞬で魅了されるのは、ジョンだけではないはず。デジャーのように一瞬で人を引き付ける"コツ"とは...? 「たぶん、相手を引きつけようとすると、引きつけられないのよ(笑)。人が誰かに引かれるのは、やっぱりその人の内面なんだと思う。"自分のベストを目指したい"という内面の努力や意思が外見に現われて、人を引き付けるんじゃないかしら。単純に顔立ちがキレイとかスタイルがいいといかではなく、その人が持つピュアな心に引かれるんだと思うの」  今後もピュアな気持ちでさまざまな役を演じ、多くの人を魅了するに違いない。

『ジョン・カーター』
監督:アンドリュー・スタントン 出演:テイラー・キッチュ、リン・コリンズ他/2時間13分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/丸の内ピカデリー他にて公開中 http://www.disney.co.jp/johncarter 2D/3D ©Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

注目G.W.映画Pick Up!

2012.04.16 Vol.548
G.W.映画といえば、アクションやスペクタクル系の超大作がずらりと並ぶことが多いけれど、今年は特に"イケメン俳優"の出演率が高いのがポイント。しかもブラピやジョニデの"次世代組"として、注目を集めている旬な男優たちが勢ぞろいしているのだ。その筆頭が『バトルシップ』と『ジョン・カーター』という2つの大作で主演を務めているテイラー・キッチュ。今後も、オリバー・ストーン監督の最新作で主演が決定しておりスター街道まっしぐら。他にも『スター・トレック』のクリス・パインと『ダークナイト ライジング』で悪役を演じるトム・ハーディーというイケメン2人の恋愛バトルが楽しめる『Black & White ブラック&ホワイト』や、『アバター』で大ブレイクしたサム・ワーシントン主演作『タイタンの逆襲』など、アクション映画はちょっと...という女子も満足必至。ある意味、デートムービーとしては危険かも?
今年のG.W.映画はイケメン祭り!
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『バトルシップ』
大注目のテイラー・キッチュが、日本の浅野忠信や歌姫・リアーナと競演するSFアクション大作。エイリアンと、世界各国の護衛艦隊とのし烈な戦いをド迫力映像で満喫できる。

東宝東和配給/TOHOシネマズ日劇他にて公開中 http://battleship-movie.jp
©2012 UNIVERSAL STUDIOS All Rights Reserved.

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どちらのテイラーもイケてます (photo/AFLO)

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『ジョン・カーター』
テイラー・キッチュ主演のSFアドベンチャー。テイラーの見事な肉体美にも注目!

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/丸の内ピカデリー他にて公開中 http://www.disney.co.jp/johncarter 2D/3D
©Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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『Black & White ブラック&ホワイト』
『スター・トレック』のクリス・パイン、『ダークナイト ライジング』が控えるトム・ハーディーという、いま注目のイケメン俳優2人と、ラブコメの女王リース・ウィザースプーンが危険な恋愛バトルを繰り広げる、スタイリッシュでロマンティックなアクション大作。CIAのすご腕エージェントであり、親友同士でもあるタックとF.D.R。ところが自分たちが、ローレンという同じ女性に恋していることを知った2人は、彼女を我がものにすべく、それぞれ"重要任務"と偽って精鋭チームを招集。究極の職権乱用で史上最大の恋愛バトルを繰り広げる...! G.W.シーズンのデートムービーにもピッタリな一本。

20世紀フォックス映画配給/4月20日(金)よりTOHOシネマズ日劇他にて全国公開 http://www.foxmovies.jp/blackwhite/
©2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

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この2人、どちらを選ぶか...女子なら誰でも妄想するはず!? (photo/AFLO)

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『捜査官X』
金城武が天才捜査官を演じる見ごたえ満点のミステリー。『イップ・マン』シリーズのアクション・スター、ドニー・イェンと繰り広げる"探偵vs容疑者"合戦も見もの。

ブロードメディア・スタジオ配給/4月21日より新宿ピカデリー他にて公開 http://sousakan-x.com
©2011 We Pictures Ltd. Stellar Mega Films Co., Ltd. All Rights Reserved.

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『タイタンの逆襲』
ギリシャ神話をベースに人間と魔人の戦いを描いたアクション・アドベンチャー第2弾。『アバター』で大ブレイクした男前俳優サム・ワーシントンが前作に続き伝説の英雄を熱演!

ワーナー・ブラザース映画配給/4月21日より丸の内ピカデリー他にて公開 2D/3D http://wwws.warnerbros.co.jp/clashofthetitans2/
©2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC

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『僕等がいた 後篇』
生田斗真、吉高由里子を主演に迎えて超人気少女漫画を映画化した話題作。大学を卒業し出版社に勤める七美のそばには矢野ではなく竹内の姿があった...。矢野と竹内の間で揺れる七美の決断とは!?

東宝、アスミック・エース配給/4月21日より全国東宝系にて公開 bokura-movie.com
©2012「僕等がいた」製作委員会 ©2002小畑友紀/小学館

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『テルマエ・ロマエ』
阿部寛をはじめ、北村一輝、宍戸開、市村正親といった"濃い顔"男優たちがローマ人になった!  大人気のヤマザキマリ原作コミックを映画化した"風呂好き必見"の話題作。

東宝配給/4月28日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開 http://thermae-romae.jp
©©2012「テルマエ・ロマエ」製作委員会


見ごたえあり! G.W.のイチオシ
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『わが母の記』
国民的作家・井上靖の自伝的小説を、役所広司、樹木希林、宮崎あおいといった豪華キャストで描く家族の絆の物語。監督は『クライマーズ・ハイ』の原田眞人。幼少期に共に暮らしてこなかった実母の面倒を見ることになった小説家が、家族に支えられながら、母子の絆を確かめていく感動作。

松竹配給/4月28日より丸の内ピカデリー他にて公開 http://www.wagahaha.jp
©2012「わが母の記」製作委員会

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『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』
『ハングオーバー』女性版!?と話題の一本。

東京テアトル配給/4月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開 http://bridesmaidsmovie.jp/
©2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

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『REC レック3 ジェネシス』
公開日から333日間は1000円というキャンペーンを実施!

ブロードメディア・スタジオ配給/4月28日よりシネマスクエアとうきゅう他にて公開 http://www.rec3.jp
© 2011 REC GENESIS A.I.E

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『ル・アーヴルの靴みがき』
名匠アキ・カウリスマキ監督作。

ユーロスペース配給/4月28日よりユーロスペース他にて公開 http://www.lehavre-film.com/
© Sputnik Oy

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『少年と自転車』
ダルデンヌ兄弟3年ぶりの新作!

ビターズ・エンド配給/Bunkamuraル・シネマ他にて公開中 http://www.bitters.co.jp/jitensha/
©Christine PLENUS

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『容疑者、ホアキン・フェニックス』
実力派俳優・ホアキンの超お騒がせドキュメンタリー!

トランスフォーマー配給/4月28日よりシネマライズ他にて公開 http://yougisha-jp.com
©2010 Flemmy Productions, LLC

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『モンスターズクラブ』
瑛太が孤独な爆弾魔を演じる豊田利晃監督作。

ファントム・フィルム配給/4月21日よりユーロスペース他にて公開 http://monsters-club.jp/
©GEEK PICTURES

ぐっさんがミス・ユニバース・ジャパンとダンス!

2012.04.13 Vol.547
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 本年度の米国アカデミー賞で最多5部門受賞した映画『アーティスト』のヒット記念イベントが12日都内映画館にて行われ、山口智充と2012ミス・ユニバース・ジャパンの原綾子がゲストとして登場した。

 映画は、サイレントからトーキーへの移行期、落ち目となるサイレント映画のスター俳優と、スターの座を駆けあがる新人女優の恋をモノクロ・サイレントで描いた作品。映画にちなみ、山口は主人公と同じ黒のタキシード、原はシルバーと白のスパンコールが付いたミニのワンピースで"正装"し、会場を魅了。「(映画が)始まってから最後まで食い入るように見てしまいました」という山口は「明日はどうなるかわからないエンターテイメントの世界で、僕も輝き続けたいと思いました」とエンターテイナー同士、主人公に共感した様子だった。

 映画はシネスイッチ銀座他にて公開中。

香川照之がアッコちゃんの”鏡の精”に

2012.04.13 Vol.547
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 赤塚不二夫の名作漫画を、綾瀬はるか主演で実写化する映画『ひみつのアッコちゃん』の新キャストが発表された。

 22歳に変身したアッコちゃん役の綾瀬、アッコちゃんが心ひかれるエリート社員役の岡田将生に続いて発表されたのは、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、もたいまさこ、鹿賀丈史、香川照之ら豪華な面々。特に香川は"鏡の精"という意外なキャスティング。実は、もともと赤塚不二夫の原作で"鏡の精"は男性だったという(イラスト)。原作のエッセンスも取り入れつつ、今の時代にピッタリなエンターテインメントとして楽しめる作品となりそうだ。

 映画は9月1日より全国公開。

(c)赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会

『ジョン・カーター』

2012.04.09 Vol.547

話題のイケメン俳優の肉体美にも注目!?

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©Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 宇宙を舞台にしたヒロイック・ファンタジーの代表的小説を、今年110周年を迎えるディズニーが映画化した話題作。映画の原作となったのは、100年前にエドガー・ライス・バローズが発表したSF小説「火星シリーズ」の第1作目「火星のプリンセス」。19世紀の地球に暮らす主人公が、ある不思議な力によって異星・バルスームへと迷い込み、そこで出会ったヒロインとともに危機に立ち向かう、壮大な冒険活劇だ。主人公のジョン・カーターを演じるのは、今ハリウッドでも大注目の俳優、テイラー・キッチュ。日本同日公開の『バトルシップ』をはじめ、オリバー・ストーン監督の最新作『Savages』など話題作への主演が続く注目株だ。美しき異星のプリンセス・デジャーを演じるのは『ウルヴァリン: X-Men Zero』などでもヒロインを務めた美人女優リン・コリンズ。他、ウィレム・デフォーやサマンサ・モートンら豪華俳優がモーションキャプチャーで異星人を演じている。『スター・ウォーズ』や『アバター』にも影響を与えたというSF小説の金字塔を、最先端の映像技術で楽しめる一本だ。

STORY:大富豪のジョン・カーターが急逝した。残された日記には想像を絶する体験談が記されていた。不思議な力によって惑星・バルスームへ迷い込んだというジョン。彼がたどった運命とは…。

監督:アンドリュー・スタントン 出演:テイラー・キッチュ、リン・コリンズ他/2時間13分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/4月13日(金)より丸の内ピカデリー他にて公開 http://www.disney.co.jp/johncarter 2D/3D


『LOVE まさお君が行く!』試写会に20組40名

2012.04.09 Vol.547

【日時】5月5日(土)14時~ 【会場】銀座ブロッサム(銀座)

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© 2012「LOVE まさお君が行く!」製作委員会

 テレビ東京系列でOAされていたご長寿番組「ペット大集合!ポチたま」の人気コーナー『まさお君が行く!ポチたまペットの旅』が、香取慎吾主演で映画化!

 動物番組の旅コーナーを担当するディレクター・河原とAD・水希はギャラの安さで、食いしん坊の犬・まさおを抜擢。ところが相方となった売れない芸人・松本は、まさおに振り回されっぱなしで空回りばかり。そんなある日、ロケを盛り上げようと無茶をした松本はケガをする。その時、真っ先に松本を助けに走り寄ったのは、まさおだった。心を通わせた1人と1匹は、いつしか全国的な人気者になっていくが…。6月23日(土)より全国公開。

 

『サニー 永遠の仲間たち』試写会に25組50名

2012.04.09 Vol.547

【日時】5月7日(月)19時~ 【会場】なかのZEROホール(中野)

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© 2011 CJ E&M CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED

 昨年、韓国で公開されるや口コミが広がりロングランヒットを記録した感動作。

 完璧な夫、高校生の娘とともに幸せな日々を暮らす主婦・ナミは、母が入院する病院で高校時代の友人・チュナと再会する。25年前、彼女たちは“サニー”と名付けた仲良しグループの仲間だった。皆に会いたいというチュナのため残りのメンバーを探し始めるナミ。それはナミにとって忘れていた“輝き”を取り戻していく旅でもあった…。

 1986年の高校時代と2011年の現在。並行して描かれる2つの時代を通して、誰もが経験する人生の悲喜を温かく見つめる感動作。5月、Bunkamuraル・シネマ他にて公開。

 

中村玉緒、サッチャー元首相になりきり「主人に見せたかった」

2012.03.29 Vol.546
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鉄の女・中村玉緒はグフフ笑いを封印?

 映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』のヒット記念イベントが29日、都内映画館にて行われ、女優の中村玉緒がマーガレット・サッチャーに扮して登場した。普段はあまり着ないというスーツ姿を披露した中村。「サッチャー元首相も、(サッチャー役を演じた)メリル・ストリープも尊敬していたので、こんな格好ができて幸せ」と笑みを見せ、司会者から「よくお似合いで」とほめられると「足もちゃんと細いんでございます。(この姿を)主人に見せたかった」とすっかりご満悦。

 サッチャー本首相の夫婦愛にも感動したという中村は「俳優として勝新太郎を尊敬していました」と振り返り「俺は毎日が誕生日だと言って誕生日を忘れてしまうのに、なぜか結婚記念日だけは一緒に過ごしましたね。今も記念日には遺影にケーキを備えるんです」と、劇中のサッチャー夫妻に劣らぬ夫婦愛を見せていた。




『アーティスト』

2012.03.26 Vol.546

映画界の歴史を塗り替えた話題作、日本公開!

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© La Petite Reine Studio 37 La Classe Americaine JD Pr

 モノクロで、サイレントで、セレブ俳優もいないにも関わらず、本年度のアカデミー賞で作品賞他最多5部門を受賞し大きな注目を集めた“異色づくし”の話題作。受賞ラッシュと同時に、83年ぶりとなるサイレント映画の受賞、史上初となるフランス映画の作品賞受賞、主演男優賞のフランス人初受賞という快挙も達成している注目の一本だ。サイレント映画の大物、ジョージ・ヴァレンティンを演じ見事オスカーを手にしたのは、フランス人俳優ジャン・デュジャルダン。本作のミシェル・アザナヴィシウス監督が手掛けたスパイコメディー映画で注目を集めた男優だ。ペピーを演じたのは、『ブラウン夫人のひめごと』のベレニス・ベジョ。アザナヴィシウス監督は彼女の夫でもある。もう“1人”注目を集めたのが、ジョージの愛犬を演じた俳優犬・アギー。本作で見せた名演により、第64回パルムドッグ賞や第1回ゴールデン・カラー賞(金の首輪賞)を受賞した。

 サイレントからトーキーへと移り変わるハリウッドを舞台に、古き良き映画の黄金時代を追体験できる作品。

STORY:1927年、ハリウッド。サイレント映画界の大物スター・ジョージは新人女優・ペピーと出会う。ペピーはトーキー映画の隆盛に乗り瞬く間に人気女優となるが、サイレントに固執するジョージは落ちぶれていき…。

監督:ミシェル・アザナヴィシウス 出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン他/1時間41分/ギャガ配給/4月7日よりシネスイッチ銀座他にて公開 http://artist.gaga.ne.jp


BEST春うたに miwa「春になったら」

2012.03.23 Vol.545
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 音楽配信サイトのレコチョクが23日に発表したBEST春うたランキングで、1位にmiwaの「春になったら」が輝いたことが分かった。

「春になったら」は、女子大生シンガーソングライターのmiwaが、2011年2月にリリースしたシングル。軽快な曲に乗せて、新しい環境での生活に期待と不安が入り混じる状況にある人たちに向けて「きっとうまくいくはず」とエールを送る前向きな曲。「出会いと別れの季節。悩んだり、迷ったり、そんなことも吹き飛ばすくらい前向きになれる曲」(18歳・女性)、「春のウキウキした気持ちを醸し出している曲!新しい生活や恋の明るい応援歌のようで、好きです」(17歳・女性)など、女性を中心に多くの共感を集めた。

 2位はコブクロの「桜」、3位はケツメイシの「さくら」、4位はいきものがかりの「SAKURA」、5位はGReeeeNの「春を待ちわびて」だった。

 ランキングは、同社が運営する「レコチョク 音楽情報」サイトのユーザー投票によるもので、調査は2012年3月6日~2012年3月20日の15日間で行われた。

ミシェル・ウィリアムズ インタビュー 「マリリン・モンローを分析」

2012.03.19 Vol.545

『マリリン 7日間の恋』 伝説的女優マリリン・モンローの秘められた恋とは

マリリン・モンロー没後50年を迎える今年、ミシェル・ウィリアムズが在りし日のモンローを生き生きと演じ、賞レースでも注目を集めている話題作!

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撮影・蔦野裕

 今なお世界中の人に愛され続ける女優マリリン・モンロー。彼女がローレンス・オリヴィエの『王子と踊り子』の撮影のため英国に滞在した日々に生まれた、秘密の淡い恋を描いた話題作。『ブロークバック・マウンテン』や『ブルーバレンタイン』の演技派ミシェル・ウィリアムズが、マリリンの夢見るまなざしを21世紀によみがえらせた。本作で大きな評価を得たミシェル。世紀のスター・マリリンの役作りについて彼女はこう語る。

「とにかくたくさん資料を読んで、彼女の演技を自分なりに分析するところから始めたの。10代の後半に出演していたコマーシャルと、その後のパフォーマンスを見ると、だんだんと歩き方や声の使い方に変化が表れてくる。つまり、マリリン・モンローとして進化していく過程が分かったの。最初は、歩き方もいわゆる“モンロー・ウォーク”ではなかったし、声も少し低めで私たちがよく知るささやき声ではなかった。あまり皆に知られていない彼女の知性や、物事に真剣に向き合う姿といったところを発見しながら、自分なりの役作りをしていったわ」

 ミシェルは、カメラを向けられていないときのマリリン、スター・マリリンを演じてみせるマリリン、劇中劇の役どころという3つの顔を演じ分けている。

「確かに3つのキャラクターを演じているようなものだけど、私の中ではすべてのもとはノーマ・ジーンという1人の女性だった。3つそれぞれに演じるのではなく、1人の人物による3つの表現というふうに考え方を変えて演じていたわ」

 撮影現場でのプレッシャーに押しつぶされそうになるマリリンの姿を、同じ女優としてミシェルはどう感じただろう。

「まず、マリリンと私とでは全然違うわ、いろいろな点でね(笑)。彼女が経験したスターダムと、自分が今経験しているものとは大きく違っているし、演じる役も違うわ。私がよく演じるのは地下鉄に乗っているような、日常的で親近感を覚える女性たち。でもマリリンが演じていたのは、誰も手に入れることのできない“夢の女”だった。それが周囲の熱狂を生んだんだと思う。プライバシーの問題もね。彼女はマスコミをからかってみたりして、わりと積極的に接していたけれど、私の場合はシャイなので “交渉”しながらうまく付き合っていく感じ(笑)。彼女はマスコミに対して求めたものを得たけれど、おそらく彼女は人生の後半で、自分が怪物を作り出してしまったことに気づいたんじゃないかしら。自分のプライバシーに大きな影響を与える状況を作り出してしまったということに気づいて、ただのセックスシンボルではない、もっと違う自分を見せたいと思っていたはず」

 演じる前と後で、マリリンに対する思いに、何か変化はあった?

「やはり変わりました。私は少女のころ寝室の壁にマリリンの写真を飾っていたんだけど、それはマリリンがセックスシンボルではなく、彼女が林を走っている姿が写っているもので、私にとってその写真の中の彼女は一緒に手をつないで歩くことができるような女の子だった。13歳のときに彼女の伝記を読んだけれど、実際は本作に出演するまで、彼女についての詳細や全部の作品までは知らなかった。だから今回、念頭に置いていたのは先入観を持たないこと。彼女の繊細な一面も、今回初めて知ったことだったわ。リサーチの段階で会った人から“これまで自分が出会った中で最もさみしい女性だ”という言葉を聞いたんだけど、そんなイメージはまったく予期せぬものだったの」

 秘めた恋とともに、ミシェルが演じてみせたマリリンの知られざる一面が、彼女の伝説に新たな1ページを加えるはず。

(本紙・秋吉布由子)

『マリリン 7日間の恋』

監督:サイモン・カーティス 出演:ミシェル・ウィリアムズ、ケネス・ブラナー他/1時間40分/角川映画配給/3月24日より角川シネマ有楽町他にて公開 http://marilyn-7days-love.jp/
©2011 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.

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