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MOVIE 日本映画史に残る傑作が、35年の時を経てよみがえる!

2013.10.13 Vol.602

 1978年、家族を守るため懸命に生きる1匹のキツネの姿に、日本中が涙した。日本初の“動物大作映画”として公開された『キタキツネ物語』が、35年の時を経てよみがえる! 公開時には230万人もの観客動員を記録し、翌年のTV放送では44.7%の視聴率を記録し、実写映画において今なお不動の歴代1位を誇っている伝説的名作。そのリニューアル版となる本作は、未公開分を含めた膨大なフィルムを再編集。劣化が激しいフィルムを、ハリウッドのラボで高画質化させた。オホーツクの厳しくも美しい大自然をとらえた、35年前のものとは思えない美しい映像は必見。さらに本作では、声の出演・演出も一新。キタキツネを見守る“柏の木”のナレーションを西田敏行、父キツネ・フレップ役を佐藤隆太、母キツネ・レイラ役を平野綾が演じる。感情豊かなキツネたちの心に、より寄り添える演出となっているのも、リニューアル版の見どころだ。

 愛する妻と出会い5匹の子供に恵まれたフレップは、大自然や人間たちの脅威にさらされながらも、家族を守るため身を挺して戦い続ける。そしてやってくる別れの時…。撮影に3年の月日を要したという“子別れ”の場面は、まさに映画史に残る名シーン。35年前の『キタキツネ物語』を知る人にも、初めて見る人にも、深く感動を与えるはず。

『ウォールフラワー』試写会に15組30名 

2013.10.13 Vol.602

『三銃士』のローガン・ラーマン、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、『少年は残酷な弓を射る』のエズラ・ミラーが競演する、話題の青春映画。1999年にアメリカで発刊され、ベストセラーとなった青春小説を原作に、ウォールフラワー=“壁際に咲く花”のように、パーティーで誰にも話しかけられない内気な少年チャーリーの心の成長を描く。

 内気な高校生・チャーリーは、クラスでも目立たない存在で、クラスメイトからも“ウォールフラワー”とバカにされていた。ところがある日、風変わりだが人懐こい青年・パトリックと、その妹の美しく奔放な少女・サムとの出会いによって、彼の世界は一変する。初めて知る友情、そして恋。世界は無限に広がっていくように思えたが、ある日チャーリーがひた隠しにしていた過去の事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へと転がり始める…。

 11月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開。

『ミッドナイト・ガイズ』試写会に20組40名 

2013.10.13 Vol.602

 名優アル・パチーノが5年ぶりの主演を果たした、円熟のギャング・ストーリー。『ディア・ハンター』のクリストファー・ウォーケン、『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキンら、いぶし銀の豪華キャストによる競演に注目。

 28年の刑期を終えて出所したギャング・ヴァルは、仕事仲間だった親友・ドクと再会。久しぶりに憂さを晴らしに出かけた2人。ところがドクは、ボスからある難題を押し付けられていた。それは、翌朝10時までにヴァルを殺すこと。ドクはヴァルを裏切ることができず、彼にその事実を打ち明けてしまう。その事実から目を背けるように、もう一人の仲間・ハーシュを巻き込み、夜のロサンゼルスを満喫するヴァルたち。しかし約束の時間は刻一刻と迫っていた…。裏社会での人生をまっとうしようとするかのように、すべてを楽しむ3人の男たちの姿に、しびれる一本。

 11月16日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開。

『四十九日のレシピ』試写会に15組30名 

2013.10.13 Vol.602

『八日目の蝉』で2011年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など映画各賞を総ナメにした永作博美と、繊細な描写に定評のある『ふがいない僕は空を見た』のタナダユキ監督がタッグを組んだ注目作。

 熱田家の母・乙美が突然死んだ。父・良平が心配だからと実家に戻ってきた娘の百合子だったが、実は自らの夫とのトラブルで憔悴しきっての帰郷だった。ある日、父娘の前に派手な服装の少女・イモと日系ブラジル人の青年・ハルが現れる。生前の乙美に残された家族を頼まれたと言うイモは、乙美がとある“レシピ”を書き残していること、そして四十九日には法要ではなく大宴会をするのが乙美の希望だったと2人に伝える。かくして“四十九日の大宴会”を迎えるまでの、奇妙な共同生活が始まるが…。

 亡くなった母の“幸せに生きるためのレシピ”を通して、残された家族が再生に向かう姿を描く感動作。

 11月9日新宿バルト9他にて公開中。

東京に世界の映画がやってくる! 第26回東京国際映画祭

2013.10.13 Vol.602

毎年、東京・六本木を中心に開催される東京国際映画祭が今年も17日から開幕。コンペティションをはじめ、豪華な特別招待作品や国内外の俊英作品を上映するほか、多彩なイベントも目白押し。映画を満喫する9日間がスタート!

すべての人々に感動を(係名:「ゴルフ」)

2013.10.13 Vol.602

 11月7日(木)から4日間、茨城県の美浦ゴルフ倶楽部で、ジャパンゴルフツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」が開催される。同大会は、夢のある開かれた日本最大のゴルフトーナメントを目指し今年が初開催。賞金総額2億円、優勝賞金4000万円で、大会ホストプロの宮里優作プロにツアー初優勝の期待がかかる。開催を記念し、観戦招待券(期間中1日通用券)を読者5組10名にプレゼント(係名:「ゴルフ」)。

おまえは誰やねん!? ベルリンマラソンで珍事

2013.10.11 Vol.602

 第40回ベルリンマラソンが9月29日、ベルリンで開催され、男子はケニアのウィルソン・キプサングが2時間3分23秒の世界新記録で優勝した。

 ベルリンマラソンのコースは平坦な市街地で世界記録の出やすい世界屈指の高速コース。2008年に2時間3分台に突入し、2011年にはケニアのパトリック・マカウが2時間3分38秒の世界記録を出していた。

 そして今回、ロンドン五輪の銅メダリストでもあるキプサングがこれまでの記録を15秒短縮した。

 ここまでなら「まあキプサングだしベルリンマラソンだし…」と納得できる話なのだが、びっくりするのはこの写真。

キプサングが世界新記録のゴールテープを切る直前、突如、男がコースに乱入し先にテープを切ってしまうというハプニングが起こったのだ。

 キプサングは「問題ないよ」と大人の対応だが、なんとも罪な話ではある。

ありえない史上最低で、最高のロックフェスを劇場で

2013.10.08 Vol.601

 今から26年前、1987年に熊本・阿蘇で行われた日本初のオールナイトロックフェスティバル「BEAT CHILD」。このロックフェスに佐野元春、BOØWY、HOUND DOG、尾崎豊、THE BLUE HEARTS、岡村靖幸ら、当時の若者たちに絶大な影響を与えたロックミュージシャンたちが集結した。当初3万程の動員数を予定していたところ、約7万2000人の観客が集まる。しかし、開始直前に会場は豪雨。こうして歴史的12時間のオールナイトロックフェスの伝説が始まった…。

中村獅童、インド映画でハエと対決!「でもハエは先々代の勘三郎かも…」

2013.10.08 Vol.601

20131008a.jpg"ハエ"が主人公という話題のインド映画『マッキー』の公開アフレコ収録が7日、都内にて行われ、主人公と戦う悪役の吹き替えを演じる中村獅童が登場した。


 同作は、恋敵に殺された主人公がハエに生まれ変わり、愛する人を守って恋敵に復讐を果たすというインド映画。


「ハエと戦うという奇想天外な発想に惚れこみました」とオファーを受けた理由を語った中村。「機会があれば、ぜひ出てみたいですね。歌って踊ります!」とインド映画にも興味深々の様子。自分が演じる、主人公の恋敵役について「クールでかっこいい。女たらしだし。だからオレなのかな(笑)。"ハエと戦う色男"を、あくまでもクールに演じたいですね」と意気込みを見せた。


 また、ハエとどう戦うかと尋ねられた中村は「実は先々代の勘三郎さん(17世中村勘三郎)はハエの生まれ変わりだという言い伝えがあって、うちではハエは殺しちゃいけないんです。歌舞伎座で演じているとき、たまに手にハエが止まったりするんですけど、勘三郎のおじさまが助けにきてくれたのかなと思うんですよ。歌舞伎界にとってハエは、神聖な生き物、大先輩なんです。だから、このハエと戦う役を演じるのは、本当は心が痛いんです(笑)」と、歌舞伎界の知られざる逸話を披露した。


『マッキー』は10月26日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開。

オリラジ中田が藤森に「お前はいつも別の相方と楽しそう」

2013.10.07 Vol.601
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 映画『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』公開記念イベントが7日、都内にて行われ、作品PRのため新コンビ"シンゴ24時"を結成した柳沢慎吾と藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が登壇した。


 任務中に殉職した天才刑事が、成仏できないゴーストたちを取り締まる組織"R.I.P.D."にスカウトされ、悪霊から世界を守るべく活躍するアクション大作。ライアン・レイノルズとジェフ・ブリッジスによるバディー・ムービーとしても楽しめる作品。


"シンゴ24時"として盛大な拍手に迎えられ、上機嫌の2人。柳沢は「すごい反響ですよ!この映画、見にに行くよって!」、藤森も「CMが面白いとよく言われます」と、新コンビの高評価に満足げ。コンビの相性についても、藤森が「お互いを補いながら頑張ってますよ。唯一無二のコンビですね」というと、柳沢も「このコンビ、すごくいいからこれからもガンガンやろうよ」。質疑応答でも笑いを取り、息ぴったりの2人。と、そこで藤森がマスクをした怪しげな風貌の記者を発見。壇上に"連行"すると、なんとその正体は、藤森の相方、中田敦彦。中田は「お前、柳沢さんとコンビ組んでイキイキしてんな! お前はいつも他の人とコンビ組んで、楽しそうにしてるんだよ。俺と組め! もしくは慎吾さんを俺に譲れ!!」と嫉妬全開。藤森の座を狙い、柳沢の"武勇伝ネタ"と"甲子園ネタ"に挑戦するも、結局、柳沢が藤森を選び、あえなく"成仏"させられた。


『ゴースト・エージェント R.I.P.D.』は10月18日からTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。

 

NODA・MAP最新作『MIWA』は全公演で当日券あり!!

2013.10.07 Vol.601

 NODA・MAPの最新作『MIWA』が池袋の東京芸術劇場プレイハウスで現在上演中だ。
 同作は野田秀樹が同じ長崎県出身である美輪明宏の半生をモチーフに描いた「全く出鱈目な美輪明宏物語」。
 事実に沿う部分とフィクションの部分が入り乱れ繰り広げられる、まだ生存する人間の伝記的な物語。そんな不可思議な試みを可能にしたのは美輪という存在の特殊さであり、野田の美輪に対するリスペクトの賜物だろう。
 劇中、過去に美輪の周囲にいた人物を思わせる役名の人物や実在した人物が登場するたびに、美輪が生きた時代がどれだけ刺激的で激動の時代だったかを改めて感じさせる。
 また、かつての野田作品で使われた思い出深い言葉遊びのセリフが突然飛び出すなど、野田の作品に込めた共通するテーマや思いといったものを感じさせる作品となっている。
「MIWA」役の宮沢りえ、古田新太、池田成志といったNODA・MAP出演経験のあるベテラン陣に加え、今回は瑛太、井上真央、小出恵介といった若い俳優たちが初参加。いつもとは一味違う野田ワールドが構築されている。
 東京公演は11月24日まで。その後、大阪、北九州で上演される。前売り券は完売だが、全公演で当日券は販売される。

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