吉祥寺バウスシアター名物! 第4回爆音映画祭開催決定

2011.05.23 Vol.510

 音楽ライヴ用のサウンドシステムを使用し、映画を“爆音”で上映するという、吉祥寺バウスシアターの人気企画「爆音映画祭」が6月24日から7月9日まで開催される。
 今年は、オープニング作品『ザ・ローリング・ストーンズ レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザーHDリマスター版』を皮切りに、リクエストで上位を獲得した『キック・アス』『AKIRAデジタル・リマスター版』『狂った野獣』の他、『セーラー服と機関銃』『ゼイリブ』『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』といった多彩なラインアップ。後夜祭オールナイトでは『ゴジラ』など特撮映画4本を上映する。また、シークレット上映作品も追って発表される予定。
http://www.bakuon-bb.net/2011/

『プリンセス トヨトミ』

2011.05.23 Vol.510

ph_movie0100.jpg


©2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝




原作・万城目学ワールドがさく裂!



 奇想天外な設定と卓越したストーリーテリングで知られるベストセラー作家・万城目学。そのデビュー作「鴨川ホルモー」、二作目「鹿男あをによし」に続き、第141回直木賞候補ともなった「プリンセス・トヨトミ」がついに映像化! 大阪の全面協力を得、豪華キャスト&スタッフを迎えて、歴代最大級スケールで描かれる万城目ワールドに注目だ。



 大阪の秘密に気づく3人の会計検査院調査官役に、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生。大きな秘密を持つお好み焼き屋の主人役に中井貴一。「鹿男あをによし」の鈴木雅之が再びメガホンを取る。



 大阪の人気スポットを随所に盛り込み、奇想天外な設定と現実とをを巧みに融合させる演出に、思わず"ありうるかも?"と、ワクワクしてしまう。大阪全停止の謎とは? 大阪が400年間守り続けた秘密とは? 大人も夢中にさせる、究極の"大ホラ話"エンターテインメント。




STORY:7月8日金曜日、午前4時。大阪が全停止した。その4日前、3人の会計検査院調査官が大阪を訪れた。彼らは、府庁をはじめとする各団体の実地調査を進めるうち、不審な社団法人に行きあたる。ところがいくら調べても変わった様子はない。そんななか大阪国総理大臣と名乗る男が現れて...。



監督:鈴木雅之 出演:堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一他/1時間59分/東宝配給/5月28日よりTOHOシネマズ有楽座他にて公開 http://www.princess-toyotomi.com/




【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HEADLINE】コラボ企画 WEB連載[2]

2011.05.23 Vol.510
ph_movie9900.jpg

東京から世界に発信!「ショートフィルム・フィーバー」


米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011」が6月16日から開幕。映画祭開催の記念企画として、ヘッドライン・WEBでは、映画祭の注目情報を連載で紹介。短い時間の中にこめられたショートフィルムの無限の可能性を探ります。


あのハリウッド俳優も、この巨匠監督も!
お宝発掘!超豪華なショートフィルムたち


ph_movie9902.jpg

『廊下の彼氏』
別れた後も、元カレがずっと廊下に住み続けたら…?『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグが母性本能をくすぐる元カレを熱演!


ph_movie9903.jpg

『スティーブ』
とあるカップルの部屋を訪れた男・スティーブの目的とは?『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキーラ・ナイトレイが夢の競演!



 ショートフィルム(短編映画)と聞いて、学生が撮る低予算な実験映画と思う人もいるのでは? 確かに全国の映画館で公開される長編映画と違い見る機会の限られるショートフィルムだが、長編映画に劣らずハイプロダクションで、豪華な顔触れが参加する作品は、意外に多い。


 それらを大きく分けると「著名な映画監督・俳優が新人のころに撮ったショートフィルム」と、「今現在、著名な映画監督・俳優が撮ったショートフィルム」とがある。SSFF & ASIAでも、そういった、普段目にすることのない“お宝作品”を多数上映してきた。


 前者のケースでは、例えば2010年に米国アカデミー賞にノミネートされた『マイレージ・マイライフ』のジェイソン・ライトマン監督。彼は2001年、SSFF & ASIAのオフィシャルコンペティションに出品し、観客賞を受賞した。その後『サンキュー・スモーキング』『JUNO/ジュノ』、そして『マイレージ‐』をヒットさせメジャー監督としての地位を確立。他にもこのコンペ部門には、『カンフーパンダ』などPixarで活躍するマーク・オズボーン監督や、『881 歌え!パパイヤ』のロイストン・タン監督など、現在第一線で活躍する監督たちの作品も数多く出品されてきた。


 後者のケースとしては、映画祭の人気企画「セレブリティショート」や「マエストロショート」といった作品たちがあげられる。今年は、『オールドボーイ』のパク・チャヌク監督が全編iPhone4で撮影し、ベルリン映画祭短編コンペティション部門金熊賞を受賞した『波瀾万丈(Night Fishing)』や、ツァイ・ミンリャン監督が故郷のマレーシアで撮影したショートフィルム『マダム・バタフライ』が上映される。他にも『英国王のスピーチ』でアカデミー主演男優賞を受賞したコリン・ファースと『パイレーツ・オブ・カリビアン』キーラ・ナイトレイが夢の競演を果たした『スティーブ』、『ソーシャルネットワーク』のジェシー・アイゼンバーグ主演『廊下の彼氏』など、豪華俳優陣が出演する作品も多数上映。


 さらに、イタリア統一150周年を記念して実施する「イタリア特集」も見逃せない豪華なラインアップとなっている。現代イタリアを代表する女優モニカ・ベルッチ主演、『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督の『ハートタンゴ』や、2010年カンヌ映画祭主演男優賞を受賞したエリオ・ジェルマーノが主演の『ミツバチと風』、そしてイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督作『街の清掃人』などを上映。


 豪華かつ、レア感満点のショートフィルムが一堂に会する映画祭を堪能あれ。








ph_movie9901.jpg

★いよいよ6月16日(木)より開催!【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011】
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭が今年も原宿に帰ってくる! 今年は映画祭初の「3D部門」「CGプログラム」がスタート。6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催。 http://www.shortshorts.org


★「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」とは?
短いもので1分、長いものでも25分というショートフィルムを上映するユニークな国際短編映画祭。1999年に原宿で誕生し、今年で13回目の開催となる。世界中から毎年4000品以上の応募作品が寄せられるコンペ部門だけでなく、著名な映画人たちが参加する豪華作品も多数上映される。





【関連記事】




【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HWEADLINE】コラボ企画 WEB連載[1]



【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HWEADLINE】コラボ企画 WEB連載[3]




三谷幸喜監督が3Dで映画館のマナーを呼び掛け!

2011.05.19 Vol.509

 今秋公開の三谷幸喜監督の最新作『ステキな金縛り』が、3Dマナー特報となって、本編公開に先駆けスクリーンに登場する。
 注目は、このマナー特報用に撮影された三谷監督のダンスパフォーマンス。監督自身が3D映像となって、スクリーンから飛び出して、ダンスをしながらマナーを伝えるという内容。三谷監督は「ぜひ僕のダンスと飛び出しに注目してご覧ください」とのこと。ちなみに「『ステキな金縛り』は2D映画ですので、映画では2Dならではの醍醐味を味わって頂けたらと思います」。この3Dマナー特報は、全国のTOHOシネマズ限定で、5月20日から3D作品の予告編として上映される。映画『ステキな金縛り』は10月29日より全国公開。



カンヌ国際映画祭開幕!デ・ニーロらウォーク

2011.05.16 Vol.509


 世界有数の映画祭のひとつ、第64回カンヌ国際映画祭が11日、フランスのカンヌで開幕した。スタートにあわせて、ハリウッドの人気俳優たちが続々現地入り。初日のレッドカーペットイベントには、今回の審査委員長を務めるロバート・デ・ニーロを始め、ユマ・サーマン、ジュード・ロウら日本でも人気を集める華やかなメンバーが顔を見せて会場を盛り上げた。開会式では、『ラストタンゴ・イン・パリ』や『ラストエンペラー』などを手がけたイタリアのベルナルド・ベルトルッチ監督に名誉賞である「パルムドールドヌール」を贈って彼の功績を称え、ウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』の上映で映画祭がスタートした。



 最高賞である「パルムドール」を競うコンペティション部門には、世界各地から20作品がノミネートされており、日本からは、実写版映画としては同部門で初となる3次元(3D)作品の『一命(いちめい)』(三池崇史監督)と、『朱花(はねづ)の月』(河瀬直美監督)の2作品が上映される。河瀬監督は1997年に『萌(もえ)の朱雀』で新人監督賞を、2007年には『殯(もがり)の森』でグランプリを獲得したカンヌの常連。三池監督は本作でカンヌに初登場。結果は、最終日の22日に発表される。



 今回のカンヌでは、東日本大震災の被災地や被災者に向けたキャンペーンと募金活動を展開。会場には、日の丸をモチーフにしたと思われるイラストに応援メッセージが添えられたポスターなどが張られているという。



『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』

2011.05.16 Vol.509


新監督&新キャストも加わって、さらなる冒険へ!



 ジョニー・デップが孤高の海賊を演じ、世界中で大ヒットを記録するシリーズ、待望の第4弾が、シリーズ初の3D映画として登場。永遠の命をもたらすといわれる伝説の泉を求め、ジャックと海賊たちがせめぎ合う! 本作では、ジャックがかつて愛した女海賊・アンジェリカ役で、オスカー女優ペネロペ・クルスが初参加。ジョニデとペネロペという豪華共演もさることながら、“元カノ”アンジェリカとジャックの掛け合いも楽しみだ。さらに、アカデミー賞受賞作『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が本作からメガホンをとっているのも注目。



 実在した史上最恐の海賊“黒ひげ”、ジャックの宿敵バルボッサ、そしてアンジェリカとジャック…伝説の泉を狙う最強の海賊たち。幾重にも仕掛けられた罠と謎を解き明かし、泉にたどり着くのは誰なのか? 




STORY:永遠の生命をもたらすといわれる“生命(いのち)の泉”を狙って、史上最恐の海賊・黒ひげが動き出した。泉への地図を持ち、その場所を知っているという唯一の人物こそ、孤高の海賊ジャック・スパロウ。そんな彼の前に、かつて愛した女海賊アンジェリカが現れる。



監督:ロブ・マーシャル 出演:ジョニー・デップ、ぺネロぺ・クルス、イアン・マクシェーン他/2時間17分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/5月20日(金)より全国ロードショー 3D同時公開 http://www.disney.co.jp/




梅田彩佳 チャンスの順番をつかまえた!

2011.05.16 Vol.509
5月18日、ダンス&ボーカルグループDiVAでデビュー  AKB48の4人のメンバーで結成されたDiVAがいよいよメジャーデビューを飾る。AKB48から派生したユニットとしては、初のダンス&ボーカルユニットだ。メンバーは、秋元才加、梅田彩佳、増田有華、宮澤佐江の同期4人組。新生DiVAにかける意気込みを、東京タワーイメージガールとして、小紙でも毎月連載を務めた梅田彩佳が語る。

5年かけてやっとここまでこられた。 スタッフ、ファンに本当に感謝したい。

「DiVAの結成、そしてメジャーデビューの話を聞いた時、やっとチャンスの順番がきたんだなって思いました」。その発表は、AKB48らしくサプライズで行われ、その時の映像はデビューお披露目イベントで流された。その時の率直な思いを聞いた時に、梅田が最初に言った一言だ。「来たはいいけど、なんとしてもそれをつかまなきゃって思いました」とも。「チャンスは何回くるか分からない。これが最後かもしれないし、一回目かもしれないですけど、これをつかまないでどうするぐらいの気持ちでやらなきゃなって」。  AKB48の人気が上がり始めた時に、足のケガのため、長期離脱していた梅田。どんどん有名になっていくメンバーを見ながら、絶対またステージに立つという強い思いを秘めながらリハビリにはげみ、見事復帰した時の思いがよみがえったのかもしれない。 「初めて自分たちの曲を聞いた時に思ったのが、今までたくさんの曲を聞いてきて、それと同じようになるんだなって。誰かのiPodに入ったり、この曲聞くとテンション上がるよねって言われたり。そう思うと自分が今まであこがれていたところにきたんだとしみじみ思いました」。  あこがれのところは、今までよりさらに厳しく多忙な世界だ。 「以前に比べれば取材も増え、PVの撮影など今まであまりやらなかったようなお仕事もやらせていただいて、正直戸惑いとか不安もあるんですが、それだけがんばれる場所があるのはありがたいことだと思っています。目標があるってすごくいいことだと思うから、プラス思考で前に進んで行きたいですね。PVもお昼の12時から翌4時か5時ごろまで、ダンスシーンを撮って、すごく大変でした。でもAKB48に入りたての時にダンスの先生に、映像はずっと残るけど、苦しいとかきついは一瞬のこと。だからそこを耐えなさいって言われたんです。その時は全然ピンときてなかったけど、ケガをしたぐらいから分かりだして。だからDiVAはダンス&ボーカルユニットなので、何回踊っても、どこから撮られて、どの一瞬が使われてもいいように最善をつくしたつもりです。それにそれだけ多く撮ってもらえるってありがたいことだし」。  自分自身はネガティブなタイプだから、意識してプラス思考でものを考えると言うが、インタビューの間、ファンやスタッフに対する"ありがたい"という言葉を何度も口にする梅田。DiVAではどんな立ち位置なのか。 「けっこう姉御です(笑)。才加と私がキャーキャー言っている有華ちゃんと佐江ちゃんを見守ってる感じ。私たちは撮影中の映像をチェックする時に、すぐに反省会をやりだし、ここはどうしたらいいかな?って言ってるのに、2人は騒いでいる(笑)。でもイメージカラーが、AKB48の時は、黄色とか緑の衣装だったのが、DiVAではピンク担当になることが多いんですよ! ピンク大好きだから、めちゃくちゃうれしい。最初は大人っぽいユニットだからクールにいこうと思ってたんですが、ちょっと無理っぽいので、姉御だけど、ピンクでかわいいっていうのどうですか(笑)」。  ほかのメンバーは何キャラ(笑)? 「キャラっていうか、有華はまずザ・歌姫です。歌に対するプライドもすごく強いし、私はどちらかというとダンスが得意で、歌は苦手意識があったんですけど、発声とかも教えてくれてすごく勉強になるし、刺激をもらってます。佐江ちゃんは、下手な男より男前(笑)。その男らしいところが、DiVAでドンドン磨きがかかってるなって(笑)。写真撮るときとかすごくイケメンで、かっこいいって思いながら見てます。才加は存在感がすごいです。才加なら、こんなふうに歌ったり踊ったりするんだろうなって、想像できるところが、存在感じゃないかな」  今回のCDは歌詞にも注目してほしいという梅田。 「男性も女性もきっと共感できる部分があると思うんです。つらい恋の歌だったりするんですけど、秋元さんはなんでこんなに、切なくて人の気持ちのキュンキュンくるところをついてくるんだろうって(笑)。ダンス&ボーカルのパフォーマンスも楽しみつつ、歌詞の奥深いところに共感していただければうれしいですね」  最後にDiVAに求められていることで、苦手なところはどこか聞くと...。 「私、セクシー系がすごく恥ずかしいんです。水着のグラビアがあったんですけど、マネジャーさんに"私にこれ、求められていますか?"って聞いちゃったぐらい(笑)。DiVAでは、セクシーな要素もはずせないので挑戦ですね。...って思うんですけど、そこはなかなかプラス思考になれませんね(笑)」。 (本紙・水野陽子)

頑張っているお父さんも、涙で気持ちを浄化して

2011.05.10 Vol.508

 映画『星守る犬』の完成披露記者会見が9日、都内会場で行われ、俳優・西田敏行、玉山鉄二、川島海荷、中村獅童、岸本加世子、藤竜也と、瀧本智行監督、原作者・村上たかしが登壇した。
 本作は、リストラされ家族とも別れた中年男性とその愛犬・ハッピーの、切なくも温かい放浪の旅を描いた感動作。主人公の“おとうさん”を演じた西田は「ロケ撮影を行った場所が津波の被害に遭ってしまい、図らずも震災前の姿を記録することになってしまった」と語った。今回、参加したエキストラの1人も被災して亡くなったことを明かした西田は、奇しくも発生からちょうど3カ月後の6月11日に本作が公開となることについて「被災地で家族に涙を見せずに頑張っているお父さんたちも、この映画を見ている間は泣いて、涙で気持ちを浄化して頂けたら」。
 会見後に行われた完成披露舞台挨拶では、少年少女合唱団が「三百六十五歩のマーチ」を披露し、会場は明るい拍手で包まれた。



『星守る犬』6月11日より全国公開。http://hoshimamoru.com/




『ブラック・スワン』

2011.05.09 Vol.508


世界が絶賛した“表現者”ナタリー・ポートマン



 本年度のゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞をはじめ今年の賞レースでナタリー・ポートマンが主演女優賞を総なめにした超話題作! ミッキー・ロークの復活作となった『レスラー』で高い評価を得たダーレン・アロノフスキーという気鋭監督と、ナタリー、こだわり派同士のタッグが見事世界中を魅了した。プリマのチャンスを与えられたバレリーナが、難役に挑むうちに、自らを狂気に追い詰めてしまう姿を描いたドラマ。今回ナタリーは、10カ月にも及ぶ過酷なトレーニングの末、バレリーナ特有の肉体を獲得。ナタリーは劇中の舞踏シーンの大半を自ら演じており“バレリーナそのもの!”と大絶賛。そんなフィジカル面に加え、主人公・ニナの光と闇を鬼気迫るリアリティーで演じきり、ナタリー・ポートマンという表現者の真髄を全世界に見せつけた。本作の撮影で出会ったイケメンダンサーとのゴールインそして妊娠も話題になった。




STORY:ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナに、新作『白鳥の湖』のプリマとして白鳥・黒鳥を演じるチャンスが訪れる。しかし優等生タイプのニナにとって黒鳥は大きな挑戦だった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー・リリーの出現もニナを追いつめていく。役作りに没頭するニナはしだいに自らの心も闇にむしばまれ…。



監督:ダーレン・アロノフスキー 出演:ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル他/1時間48分/20世紀フォックス映画配給/5月11日(水)よりTOHOシネマズ日劇他にて公開 http://movies2.foxjapan.com/blackswan/




『少女たちの羅針盤』成海璃子

2011.05.09 Vol.508


ピュアな女子高生×ダークな殺人ミステリー



2005年ドラマ『瑠璃の島』の初主演で注目を集めて以来、実力を認められ多くの主演作も経験してきた成海璃子。本作『少女たちの羅針盤』は、そんな成海をして“マズイ!!”と思わせたというから、注目せずにはいられない。



同世代との共演は「難しいけど楽しいんです(笑)」



ph_inter0100.jpg


撮影:蔦野裕 ヘアメイク:竹下あゆみ スタイリスト:杉山まゆみ

ワンピース1万290円、腰に巻いたシャツ9345円/goocy 原宿(03-5771-2325)/リボンパンプス2万4150円/BLAZE(03-3874-6444)




「今回は、これまでとまったく状況が違ったんですよ。脚本をもらった時、どんな作品になるのか、良い悪いや面白いかどうかを一言で言えなかったんです」



 女子高生劇団< 羅針盤> はいかにして伝説となったのか。かつて、そのメンバーの1人を殺したという女優・舞利亜の正体とは。舞利亜の秘密を暴こうとしているのは誰なのか。過去と現在が絡み合う物語に加え、キラキラした女子高生たちの青春ストーリーと、ダークな殺人ミステリーという異なる要素が観客を翻弄する。成海が演じるのは〈羅針盤〉を立ち上げた演劇一直線の女子高生・瑠美。



「毎回、どんな作品でも“どうしよう〜”ってなるんですけど(笑)、今回は特に分からなくて、不安でしたね。このままじゃマズイと思って、自分から監督に話をしに行ったりもしたんです。いままでは、そんなこと全然しなかったんですけど。でもだからこそ、これまでとは少し違う雰囲気の作品になるんだろうな、とは思っていました」



 すでに何本も主演作を経験している彼女にとっての“不安”とは?



「自分の役作りがどうとかより、どちらかというと周りとのことが大きいんですよね。特に、自分と同世代の役者さんたちとの共演作になると、あれこれ考え込んでしまうんです。柄本明さんや松山ケンイチさんといった先輩たちと共演していたときは、ただ自分の芝居をすれば良かった。でも同世代の女優さんたちとの共演となると、このシーンをもっと良くするにはどうしたらいいんだろうとか、いろいろ考えてしまって、難しいな〜って(笑)」



 成海とともに〈劇団・羅針盤〉のメンバーを演じるのは忽那汐里、森田彩華、草刈麻有。本作ではその絆が重要だった。



「私たちが本当に〈劇団・羅針盤〉になるためにどうしたらいいのかを考え続けた現場でした。長崎監督は、どうしたらいいのかハッキリ言ってくれないんですよ。“今のままじゃ〈羅針盤〉じゃないな。クランクインまでには、なっておいて”という感じで。だから4人で、ホテルの部屋に集まって会議をしました。“監督が〈羅針盤〉になってくれって言っていたけど、どうする?”って。広島で撮影していたんですけど、その間4人で食事に行ったり、何度も稽古を重ねたり、とにかくずっと一緒にいましたね」



 特筆すべきは、劇中で〈羅針盤〉が見せる芝居のインパクトだ。



「本当にたくさん稽古しました。まだやるの?と思うくらい(笑)。あの劇中劇は、実際に劇団で活動している方が台本を書いて、演出もしてくださったんです。台本は全部書かれていて、私たちも台詞を全部覚えて一通り演じました。どの部分が映画で使われるかは分かりません、と言われつつ(笑)」



 この劇中劇を通しで見たい。そして、舞台に立つ成海璃子をもっと見たい。



「それはすごくうれしいです! 以前から、機会を頂けるなら舞台もやりたいと思っているので」



 過去パートでは10代ならではの揺れる心情も描かれるが…。



「私も複雑な時期がありました。以前はあまり人に興味が無かったと言いますか、周りのスタッフと自らすすんで会話することも少なかったです。“若いのに演技ができてすごい”とか“きれいですね”とか言って頂いても、素直に受け取ることができませんでした」



 今は“かわいい”なんて言ってもらえたらうれしいですよ、と笑顔。



「近年『武士道シックスティーン』や『書道ガールズ!!』で、同世代の俳優さんたちと共演することが多かったのが、きっかけになったのかなと思います。自分でもいろいろと考えるようになって、人との付き合い方を学んだ気がします。最近すごく楽しいんですよ。いろいろなこともポジティブに受けとめられるようになったというか。今回の現場はとくに、スタッフもキャストも、みんなのことが大好きでした」



 楽しさと不安、両方のドキドキをいつも持っていたいと笑う。気さくな笑顔も、凛としたまなざしも、女優・成海璃子にしかできない表情をこれからも見せてほしい。



(本紙・秋吉布由子)




『少女たちの羅針盤』



監督:長崎俊一 出演:成海璃子、忽那汐里、森田彩華、草刈麻有他/1時間53分/クロックワークス、ゴー・シネマ配給/5月14日よりヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開 http://rashinban-movie.com/




【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HWEADLINE】コラボ企画 WEB連載[1]

2011.05.09 Vol.508
ph_movie9900.jpg

東京から世界に発信!「ショートフィルム・フィーバー」


米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011」が6月16日から開幕。映画祭開催の記念企画として、ヘッドライン・WEBでは、映画祭の注目情報を連載で紹介。短い時間の中にこめられたショートフィルムの無限の可能性を探ります。


カードのポイントでショートフィルムを見よう!







ph_movie9902.jpg

『ザ・シークレットショウ』
監督:中尾浩之 出演:主演:要潤、石原良純、次長課長ほか(「ジャパンShortセット」より)
自転車便の堀田は、TV番組司会者・田島の愛人から、田島の“忘れもの”を生本番までに届けるよう依頼を受けた。しかし、TV局を目指して疾走する堀田の前には数々の困難が…。21分強とは思えない見ごたえ満点の1本。


ph_movie9903.jpg

100ポイントで1パーッケージ(2作品)と交換できる。眠らせているポイントがある人なら即、鑑賞してみて!



 現在、ショートフィルム(短編映画)と出会うために欠かせない場所となっているのが、インターネット空間だ。長編映画と違い上映時間の短いショートフィルムは、気軽に試聴でき、モバイルなどでも鑑賞しやすい。ショートフィルムはネットと相性の良いメディアとして、注目はますます高まっている。


 毎年、原宿を中心に開催される米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」や、ショートフィルム専門のブティックシアター「ブリリア ショートショート シアター」(横浜)を企画・運営する株式会社パシフィックボイスでは、iPhone/iPad向けのショートフィルムの有料配信も行っているが、今年新たにユニークな配信サービスをスタートする。そのサービスとは、クレディセゾン「永久不滅ポイント」と提携し、ショートフィルムをカードのポイントと交換して試聴することができるというもの。セゾンインターネットサービス「Netアンサー」会員(セゾンカード会員限定)に向け、永久不滅ポイント100ポイントで1セット(2作品)と交換。過去のSSFF & ASIAで上映され好評を博した傑作12作品を、「コメディShort」「ジャパンShort」「ハッピーな恋愛Short」などジャンルごと全6セット。交換日から1カ月間、専用サーバーにてストリーミング視聴できる。


 クレジットカードを使用すると貯まるポイントは、さまざまなアイテムやサービスと交換できるが、眠らせたままという人も多いはず。そんなポイントで手軽に、ちょっとした映画鑑賞のひとときと交換してみてはいかが。








ph_movie9901.jpg

★いよいよ6月16日(木)より開催!【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2011】
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭が今年も原宿に帰ってくる! 今年は映画祭初の「3D部門」「CGプログラム」がスタート。6月16日(木)〜19日(日)まで表参道ヒルズスペース オー、6月22日(水)〜26日(日)までラフォーレミュージアム原宿ほかにて開催。 http://www.shortshorts.org


★「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」とは?
短いもので1分、長いものでも25分というショートフィルムを上映するユニークな国際短編映画祭。1999年に原宿で誕生し、今年で13回目の開催となる。世界中から毎年4000品以上の応募作品が寄せられるコンペ部門だけでなく、著名な映画人たちが参加する豪華作品も多数上映される。





【関連記事】




【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HWEADLINE】コラボ企画 WEB連載[2]



【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア】×【TOKYO HWEADLINE】コラボ企画 WEB連載[3]




Copyrighted Image