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朝倉海とリベンジマッチの堀口恭司「やられた借りを返す。負けないんで全然大丈夫」【RIZIN.26】

2020.12.29 Vol.Web Original

ヒザのケガから1男4カ月ぶりの復帰戦

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、オンラインで行われた。

 メインで行われるバンタム級タイトルマッチで王者・朝倉海(トライフォース赤坂)に挑戦する堀口恭司(アメリカン・トップチーム)はヒザのケガからの復帰戦となるのだが「100%に近い。もとのヒザに近いくらいに戻っている」と復活の狼煙をあげた。

 堀口は海外在住のため、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための2週間の隔離が求められた。この隔離生活については「できることだけをやってきた(笑)。日本に着いて時差ボケもあるので、最初は飛ばさずに家の中でできることだけやってきた。2週間の隔離が終わってから対人練習も再開した」などと振り返った。

 対戦相手の朝倉がフィジカル面の強化で当日の体重がこれまでより1~2kgアップするという話については「気にならない(笑)。人と人の戦いなので気にならない」と豪快に笑い飛ばす。

平本蓮「格闘技をやめたほうがいい」、萩原京平「引き立て役」とこの日も舌戦【RIZIN.26】

2020.12.29 Vol.Web Original

平本は萩原のカーフキックを酷評

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、オンラインで行われた。
 
 今大会で総合格闘技(MMA)デビューを果たす平本蓮(THE PANDEMONIUM)が対戦相手の萩原京平(SMOKER GYM)を「負けることにビビってんじゃないか」と挑発した。

 平本と萩原はカード発表会見でもバチバチと火花を散らし、萩原がSNSで「テーマは公開処刑」といえば、平本は公開練習で萩原を「弱い」と一蹴。その一方で朝倉未来が自身のユーチューブで萩原の勝利を予想するとそれに平本がかみつくなど、周囲も巻き込み場外戦が繰り広げられていた。

 この日も平本は萩原が試合で見せるカーフキックについて「相手のカットが下手すぎて効いただけ。あれは素人同士の、そこらへんでサンドバッグを蹴り始めた少年たちの蹴りと同じレベル。あれをカーフキックとか自分で言ってるのはマジでなめてる。あれで蹴れると思っている萩原が恥ずかしい」と元K-1ファイターとして酷評。「格闘技をやめたほうがいい」とまで言い放つ。そして「俺のローキック1発でのびちゃう。脳までダメージいっちゃうんじゃないかな。ローキックで失神しちゃうかもしれない」と“モノが違う”と言わんばかり。

朝倉海「堀口選手に勝ってベラトールの王座を獲りに行きたい」【RIZIN.26】

2020.12.29 Vol.Web Original

迎え撃つ立場として1年4カ月ぶりの再戦

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、オンラインで行われた。

 メインで行われるバンタム級タイトルマッチで堀口恭司(アメリカン・トップチーム)を迎え撃つ王者・朝倉海(トライフォース赤坂)は「1年前よりもさらに強くなっている」と勝利への自信を見せた。

 2人は昨年8月に対戦し、朝倉が1RKO勝ちの大番狂わせを起こした。大晦日に堀口の持つバンタム級のベルトをかけて対戦の予定だったが、堀口のケガで流れ、今回は約1年4カ月ぶりの時を経ての再戦となる。

 この間、朝倉は扇久保博正を破り第3代王者となり、堀口は前回敗れて以来の再起戦となる。

 朝倉は「全部向上している。今回の試合はすべて見せると思う。今回の試合で全部分かると思う。試合を見てくれればいいかなと思う」と今回はすべての局面を制したうえでの勝利を狙う。

五輪銀メダリストの太田忍がMMAデビュー戦に自信「作戦を遂行できたらほぼ負けない」【RIZIN.26】

2020.12.29 Vol.Web Original

所英男戦に向け打投極すべてで高いレベルで練習

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、オンラインで行われた。

 今大会で所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)を相手にプロ格闘家としてデビューを果たすリオ五輪男子レスリング銀メダリストの太田忍(フリー)は「作戦を遂行できたら負ける確率はほぼないと思っている」と勝利への自信を見せた。

 今回がMMAデビュー戦であることから「調子がいいかどうかは分からない」と言いつつも「レスリングは当日計量だが、今回は前日計量なのでスムーズに体重も落とせている」と仕上がりは順調なよう。当日は65~66kgが一番動けるということで5~6kgほどリカバリーするという。

 所属はフリーだが現在の練習環境はKRAZY BEEの田村一聖のコーチのもと、グラップリングは青木真也、打撃もボクシングのコーチに師事するなど各分野で高いレベルで練習を積む太田。レスリングの選手がMMAに転向するにあたり最もネックとなる打撃についても「始めてまだまだだが、打撃で倒すとしたらというイメージはあるし、自分がフィニッシュするというイメージもある」と自信を見せた。

来年1・9後楽園でUNIVERSAL王座を争う上野勇希と自称“インディーレスラー”翔太が舌戦を展開【DDT】

2020.12.29 Vol.Web Original

翔太「インディーレスラーに夢を見せるために挑戦したい」

 DDTプロレスは12月28日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で会見を行い、来年1月9日、東京・後楽園ホール大会のメインイベントで、DDT UNIVERSAL王座を懸けて激突する上野勇希(王者)と翔太(挑戦者=ガンバレ☆プロレス)が激しい舌戦を展開した。

 調印を終えた翔太は「このベルトに挑戦するチャンスを与えてくれたのは、このインディージュニア(インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級)のベルトだと思ってます。このベルトを持ってない状態で、昨日のKO-D6人タッグの防衛戦で上野から取ったとして、上野、今林(久弥アシスタントプロデューサー)さん、お客さんがあそこまで同意してくれなかったと思う。翔太ごときが、DDT後楽園のメインでUNIVERSALのベルトに挑戦できる。ファンだけじゃなく、全世界、日本中のインディーレスラーに夢を見せるために挑戦したい」と意気込んだ。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉、来年2・14川崎での秋山準との防衛戦に向け勝利宣言【DDT】

2020.12.29 Vol.Web Original

秋山「D王覇者として、堂々とチャンピオンの前に立ちたい」

 DDTプロレスは12月28日、東京・渋谷区のサイバーエージェント本社で「D王 GRAND PRIX 2021」にて初出場初制覇を果たした秋山の一夜明け会見と、来年2月14日の川崎大会でのKO-D無差別級王座戦の調印式を行った。

 冒頭、秋山は「初出場初優勝。若い選手ばかりで厳しい戦いでしたけど、優勝することができました。優勝=挑戦者決定という感じではないと思うんですけど、D王覇者として、堂々とチャンピオンの前に立ちたいと思います」とコメント。

 7月1日付で全日本プロレスからDDTにレンタル移籍して半年が経過したが、「自分ではよくできたんじゃないかと思ってます。選手たちの目の色も変わってきてるんじゃないかと思います」と話した。

 優勝決定戦でシングル2連勝となった竹下幸之介に対しては、「いろいろ考えてること、悩んでることがあるとは思うんですけど。昨日は吹っ切れてやっていたように思うので、これからどんどん上がっていくと思うし。昨日、彼の土俵で戦ったと思います。僕の土俵には上がらなかったですけど」と評した。

 ここ数年、全日本では最前線から引いていたが、久しぶりのトップ戦線での戦いについて、「高木さんの“追いつけ追い越せ”。それが一番ですかね。十分できるんじゃないですか」と話し、来年に関しては「僕だけじゃなく、みんないろいろ見ながらやっていってほしいなと。それはみんなに思います。それぞれ同じ年代のライバルが団体内だけじゃなく、外にもいると思うので、そういうのを見ながらやってもらいたいと思います」と述べ、団体、選手への考えを示した。

 27日、後楽園ホール大会での試合後、秋山が「このプロレス界には、(プロレス大賞で)認められたシングル王者が3人。IWGP・内藤哲也(MVP)、GHC・潮崎豪(殊勲賞)、そして、KO-D・遠藤哲哉。この3人だけ」とマイクで発言したことが反響を呼んでいるが、「僕は素直にプロレス大賞でシングルのチャンピオンで取った3人と言ったつもりなんですけど、いろいろ反響があるみたいですね。あったほうがいいんじゃないですかね」と語った。

五味隆典vs皇治戦は判定決着あり。ともに12オンスグローブ。体重は五味が78.0kg、皇治が65.0kg【RIZIN.26】

2020.12.29 Vol.Web Original

スペシャルエキシビジョンマッチの文言が消える

「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる「五味隆典vs 皇治」のルールと「那須川天心vs クマンドーイ・ペットジャルーンウィット」の契約体重が発表された。

「五味隆典vs 皇治」は「RIZINスタンディングバウト特別ルール」で行われ、試合時間は3分3R(インターバル1分)。試合形式はキックボクシングから膝を含む足によるあらゆる打撃行為を禁止としたスタンディングバウト。3ノックダウン制とし、試合時間内に勝敗が決定しない場合は判定で勝敗を決定することとなった。

 両選手ともに12オンスのキックボクシンググローブを使用し、試合コスチュームはキックルールに準じ、素足で試合を実施する。ワセリン塗布については試合前およびインターバル中に審判員がワセリンを塗布。選手サイドでワセリンを塗布することは禁止とする。

 主な反則行為については、膝を含む足によるあらゆる打撃行為、相手選手をつかむ行為、相手選手を投げる行為。バックブローは認められるが、ヒジ(前腕部含む)による攻撃は禁止となる。

 規定体重については五味は「78.0kg」、皇治は「65.0kg」となった。

 カード発表会見では判定はなしとされていたが、判定決着が導入され、体重が13kg差となるため12オンスのグローブが使用されることとなった。当初あった「スペシャルエキシビジョンマッチ」という文言は今回の発表では使われていない。

 また「那須川天心vs クマンドーイ・ペットジャルーンウィット」の契約体重は57.0kgとなった。

辰巳リカ イッテンヨンで王者・坂崎ユカからのプリプリ王座奪取を宣言【東京女子プロレス】

2020.12.28 Vol.Web Original

先を行く同期との立場を逆転させるチャンスが到来

 東京女子プロレスの来年イッテンヨン(1月4日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで、坂崎ユカが保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する辰巳リカが初の同王座獲りを宣言した。

 かつて坂崎とともに、音楽ユニットDPGで活動していた辰巳は、13年夏に坂崎から「一緒にプロレスをやろう」と誘われて同団体に入団しており、文字通りの同期対決となる。

 辰巳はデビュー直後の2014年5月に左腕を骨折。2016年5月には左足、2018年7月には古傷の左腕を負傷し、3度の長期欠場を経験。それもあり、常に同期・坂崎の後塵を拝す格好となったが、「ユカちゃんを認めていたし、仲間だという気持ちが強かったので、ユカちゃんが頑張ってるのはうれしかったし応援してたので、ジェラシーを感じるようなことはなかった。初期の頃はずっと前を見てる状態でした。でも、ここ2~3年で実力がついてきて、ユカちゃんに負けない自分らしいプロレスができるようになってから自信になった。私はそこを伸ばしていこうと思うし、ユカちゃんは海外でも注目されて輝いているけど、私は自分の場所で輝こうと思っていた」(辰巳)と話した。

 辰巳にとって、転機となったのは、昨年11月に渡辺未詩との白昼夢でプリンセスタッグ王座を奪取し約1年間、同王座を死守したことだ。「未詩とは長くタッグを組んで挑んだわけじゃなく、ベルトを獲ってから深まっていった。連係だったり、息だったり。タッグのベルトを1年守ってやっていけたからこそ、日が経つにつれ、自覚や覚悟が増していったし自信もついた」とコメント。

 そして、辰巳は11月20日の東京・新宿FACE大会で坂崎、山下実優、中島翔子、伊藤麻希とのサバイバル5WAYマッチを制して、試合後にプリプリ王座への挑戦を表明。それを坂崎が受諾して、年始の後楽園での対戦を指定。7年余の月日を経て、ようやくその立場を逆転させるチャンスが到来した。

「あの5WAYマッチで勝ち抜いて挑む決意ができた。タッグベルトは東京ドームシティホール(11月7日)で失ってしまったけど、それは関係ない。タッグで自信がついたし覚悟も備わっていったように感じます。今の私ならもっと信じていいのかなって」(辰巳)と明かした。

 辰巳は18年5月3日、後楽園で当時王者だった山下に挑んで以来、2年8カ月ぶりのプリプリ王座挑戦になるが、「あのときはタッグチャンピオンじゃなかったし、とにかく必死で、怖さのほうが強かった。後楽園のメインも初めてだったので、プレッシャーも大きかった。でも今回は余裕があるし、落ち着いてるし、恐怖より楽しみのほうが大きい。この2年でやってきたことの積み重ねがあるから。後楽園は神聖な場所だし、イッテンヨンがプロレス界にとって大事な日だと分かってます。それを踏まえても落ち着きがあるので不思議です」と前回との精神面での違いを感じている。

プリプリ王者・坂崎ユカ「イッテンヨンで“怪奇派”の辰巳リカを超えたい」【東京女子プロレス】

2020.12.28 Vol.Web Original

新型コロナの影響を受け苦しかった2020年を振り返る

 東京女子プロレスの最高峰プリンセス・オブ・プリンセス王者、坂崎ユカがイッテンヨン(2021年1月4日、東京・後楽園ホール)で挑戦を受ける辰巳リカ戦でのベルト死守を宣言した。

 昨年11月3日、DDTプロレスの東京・両国国技館大会で中島翔子を破って、同王座に2度目の戴冠を果たした坂崎は1年間ベルトを守り通して、同団体をけん引した。しかし、コロナ禍による興行中止や、海外との往来ができなくなったことで、苦しい思いもあったようだ。

「去年の11月にベルトを獲ったときから、2020年は“最多防衛するぞ!”だったり、プロレス観を高めて、より深くプロレスに向き合いたいと思っていました。でも、(コロナ禍で)海外での試合、米国での興行がなくなった。年明けのイッテンヨンで山下(実優)から防衛して、英国に行って、ラナ・オースチンとのタイトル戦(2月11日、東京・北沢タウンホール)で防衛して、順調にいっていた分、急にガタッと3月から止まってしまった。人生でこんなこと起こるんだ? これって現実? 夢?っていう境が分からない時期もありました。不幸を数え始めたら前に行けないし、みんな状況は同じ。フラットだと思って、自分にできること、見ることで、ようやく前を向けた。下を向いていられなくなった。予定は狂ってしまったけど、これからプロレスができる状況で、防衛戦だったり、今年自分が掲げていたプロレス観だったりに対する向き合い方を探り探り違う方向で探しているところです。長い人生、人間界がスタートしたときから、こんな事態なかったと思うんで」(坂崎)

 同団体では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月下旬から約3カ月間、興行ができなくなったが、6月中旬から再開。8月に開催された最強決定トーナメント「東京プリンセスカップ」で坂崎は、変幻自在の異能派戦士・ハイパーミサヲに苦杯をなめて2回戦で敗退する不覚を喫した。同トーナメントを2年連続で制した瑞希を、11月7日の東京ドームシティ(TDC)ホール大会で迎え撃ったが、“名コンビ”マジカル・シュガー・ラビッツでのパートナー対決とあって、胸中には複雑な思いが交錯したという。

「瑞希とはタッグを組んでいるときは居心地がいい。プライベートでも仲良くしてもらっている。戦うとなると、手を緩めても失礼だし。“うわっ、瑞希だぞ!”って、ふとプライベートに戻るという。戦いじゃなくなってしまったときに、信頼関係が崩れるというプレッシャーがあったりして。瑞希と戦っているんだけど、ふだんの瑞希の奥深いところで戦っていた気がします。こういう感覚は初めてでした。TDCホールは東京女子で一番大きい会場を押さえてのタイトルマッチで満員にしないといけない。でもファンの人には安全にしてほしいから、来てほしくない状況でもあり。でも見てもらいたい気持ちもあり。瑞希とは今後この状況で当たることはないと思うので、悔いが残らないようにしないといけないし、けっこうグチャグチャしちゃって。私にできることは一つ。シンプルに今の私たちの戦いを見てもらうということだけで、最終的には集中できました。声を大にして、“来てくれ”って言えない状況で、お客さんもその日に備えてコンディション整えて、楽しみにしてくれてたのかなと思うと、ソーシャルディスタンスでも、埋まってる客席を見て、なおさらジーンときました」(坂崎)

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2020.12.28 Vol.web original

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「ダムネーション」に合流した元ZERO1・火野裕士が豪快に初陣を飾る【DDT】

2020.12.28 Vol.Web Original

最後はダイビング・ボディーアタックで3カウント

 DDTプロレスリング「D王 GRAND PRIX 2021 the FINAL!!」(12月27日、東京・後楽園ホール)で、12月23日に開催された「クリスマス最終決戦!スカイツリー路上電流爆破プロレス!」で、すみだ健康スポーツセンター内プールでの試合に乱入し、「ダムネーション」に合流した元ZERO1のフリー戦士・火野裕士が豪快に初陣を飾った。

 火野は第5試合で遠藤哲哉、高尾蒼馬、マッド・ポーリー(with佐々木大輔)と組み、HARASHIMA、クリス・ブルックス、青木真也、中村圭吾組と対戦。HARASHIMAと豪快なチョップ合戦を繰り広げた火野は、中村を捕獲すると、串刺しラリアットからダイビング・ボディーアタックで仕留めた。

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