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“胸毛ニキ”八須拳太郎が内に秘めた夢、かつての師匠・日高郁人との対戦を勝ち取る【P.P.P.TOKYO】

2023.02.08 Vol.Web Original

「ちゃんよたとの結婚」の夢は取りあえず棚上げ!?

「BreakingDown」での活躍で一気に名を広めた“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が2月7日、秘めたる夢だった、かつての師匠ともいえる存在の日高郁人との対戦を自らの手で勝ち取った。

 八須はこの日、ホームリングである「P.P.P.TOKYO」のSODとのコラボ興行「Love&Party2023~愛と恍惚の遊宴」(東京・新宿FACE)でマジックミラー号マスクと対戦。この試合は八須が勝てば「男の夢をなんでも叶えられる」というルールで行われた。

 カード発表会見で八須は「彼女いない歴17年。まず彼女、いや結婚がしたい。その結婚したい相手はちゃんよたさん」と自らの夢を高らかと宣言。この日のオープニングでも「ちゃんよたと結婚したいです」と改めて宣言していた。一方、マジックミラー号マスクは会見で「私が勝ったら、あなたの出場が決まっている『BreakingDown7』の出場枠をもらいます」と逆要求。試合前には八須が敗れたら出場権がマジックミラーマスク号及びSODに譲渡されることがアナウンスされていた。

国枝慎吾が引退会見。『スラダン』に憧れた少年が“生涯ゴールデンスラム”のテニスプレーヤーになるまで

2023.02.07 Vol.Web original

 レジェンドが笑顔でアスリート生活に別れを告げた。車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾が7日、都内で引退会見を開き、競技への思いや今後の決意を語った。

 国枝は今年1月に自身のSNSで現役引退を表明。車いすテニス界の第一人者として知られ、パラリンピックにはアテネ大会から東京大会まで5大会連続で出場。昨年7月には4大大会のひとつ、ウィンブルドンで悲願のシングルス初優勝を果たし、選手生活の間に4大大会とパラリンピックを全てを制覇する“生涯ゴールデンスラム”を達成。男子車いすテニスで史上初の偉業を成し遂げた。

 会見で「最高のテニス人生だった」と振り返る国枝。引退をはっきり意識したのはウィンブルドンでの優勝の瞬間。「チームのみんなで抱き合ったとき、芝生のコートの上で最初に出た言葉が“これで引退だな”だった。それから僕自身も“もう十分やりきったな”っていうのがふとした瞬間に口癖のように出てしまい、“これはそういうタイミングなのかな”と思った」と、決断に至った思いを口にした。

 もともと漫画『スラムダンク』に憧れてバスケットボールをやりたかったという国枝。近くにクラブチームがなく、母親に連れられてなんとなく車いすテニスを始めた11歳。そこから27年、想像もしない世界が広がったという。

「アテネのときは僕が金メダルを獲っても(新聞の)スポーツ欄に載らないことも多かった。“車いすテニスやっていて偉いね”と言われることも多かった。何も特別なことではないのに、スポーツとして扱われていないのかなって。だから、現役時代は、自分との闘い、相手との闘い、スポーツとして見られたいという闘いを抱えていたと思う」と、第一人者としての苦労を口にした。

 それが大きく変わったのが2021年、自国開催の東京パラリンピック。「多くの人がスポーツとして楽しんでくれているという手応えがあった。ようやくスポーツの舞台に上がってきたなと思う。僕がまだ25歳くらいだったら、これからさらに(競技が)楽しくなっただろうな」と、少しばかりの心残りを滲ませ、「でも日本には上地(結衣)選手や小田(凱人)選手をはじめ、思いを託せる選手がたくさんいる」と話し、後輩たちへの思いも口にした。

 セカンドキャリアについては「まだ心の中に秘めて置きたい」とした上で、「車いすテニスをいかにスポーツとして見せていくか、ということにずっとこだわってきた。こうした活動はこのあとも続いていくのかなと思う」と、今後も車いすテニス界の発展に貢献する意向を示した。

 国枝を巡っては、これまでの功績に政府が国民栄誉賞を授与する方向で検討に入った。岸田首相は3日、関係省庁に授与を検討するよう指示。今後、有識者の意見を聞いた上で正式決定する見通しで、受賞が決まればパラスポーツ界で初となる。

まなせゆうながヒザの手術による長期欠場で「ガンジョ興行」再始動が白紙も…一転、YuuRI&長谷川美子の涙の直訴で4・1横浜で開催へ【ガンプロ】

2023.02.07 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが2月6日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を行い、まなせゆうなが変形性ヒザ関節症、左ヒザ前十字じん帯断裂及び左半月板損傷に伴う手術のため長期欠場に入ることを発表。これにより、ガンジョ(ガンバレ☆女子プロレス)興行の再始動が白紙となったものの、どんでん返しが待っていた。

 まなせは欠場前の最後の試合となった1月28日、東京・王子BASEMENT☆MONSER大会で、ファンに報告しなかったことについて「いつも応援してくれている皆さんに直接この話ができなくてごめんなさい。“手術前のまなせゆうなだ”って見てもらうのではなく、いつものみんなが思うまなせゆうなで試合がしたくて、みんなの前では言いませんでした。ごめんなさい」と謝罪。

 約2年前に両ヒザを傷め、左足のじん帯断裂、骨挫傷のケガを負ったまなせは、同団体での練習や試合が楽しくなっていた時期で悔しかった思いを吐露。当時、病院で診断の結果、手術を勧められたが「ガンジョが始まったばかりで、そこで長期欠場、手術というのはないなと思い、どうやったらこのヒザと一緒に闘っていけるかというのを先生と相談しながら戦ってきました」と胸中を明かした。さらに「そのときに欠場しなくてよかったと本当に思っていて。もしそこで欠場していたら、赤井沙希を追いかけ回すこともできなかったし、ZERO1の風林火山タッグトーナメントにも出られなかった。そして何よりガンジョで戦うことができなかったから、私はあのときのあの選択が正しかったと思っています」と続けた。

中村倫也が風間敏臣に1RKO勝ちでUFCとの契約勝ち取る「15年間夢見ていた」【UFC】

2023.02.06 Vol.Web Original

「UFC Fight Night: Lewis vs. Spivac」(2月4日=日本時間5日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)でUFCとの契約をかけて行われている「ROAD TO UFC」の決勝が行われ、バンタム級では中村倫也(フリー)が風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)に1RでKO勝ちを収め、UFCとの契約を勝ち取った。

 昨年6月からスタートしたトーナメントで中村は1回戦でググン・グスマンにアメリカーナで一本勝ち、10月の準決勝では野瀬翔平にTKO勝ちを収めて決勝に進出。風間は1回戦ではケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)をグラウンドで圧倒して判定勝ち、準決勝では対戦相手のキム・ミンウの体重超過により不戦勝で決勝に上がっていた。

 1R、圧をかけて前に出るのは風間。しかし中村は足を使っていなしながら、左ストレート、左ハイを連打。そして右フックで風間がフラッシュダウン。すぐに立ち上がった風間に今度は中村が左右のパンチを的確に当てていく。それでも果敢に前に出る風間だったが、最後は中村がカウンターで左ストレートを打ち抜くと風間はばったりとダウン。追撃のパウンドを落としたところでレフェリーが試合を止め、中村がわずか33秒でKO勝ちを収めた。

 試合後のケージ内のインタビューで中村は「いろいろな人たち、支えてくれた人たち、LDH martial arts、イリディウム・スポーツ・エージェンシー、そして日本のファンに感謝しています。ダウンシーンに関しては集中していて覚えていないです。UFCに来るのは15年間夢見ていた。自分にとっては(この勝利は)とても重要なことでした。これから、UFCでは日本の良さを広めていきたい。チームの素晴らしさも広めたいし、日本の格闘技も広めたい。イリー・プロハースカが日本で戦って、そして(日本の良さを)広めていったように、こういったいろいろなファイターが日本にいるということを広めていきたい」などと語った。

平良達郎が一本勝ちで3連勝。「来年にはタイトル戦を目指したい」【UFC】

2023.02.06 Vol.Web Original

「UFC Fight Night: Lewis vs. Spivac」(2月4日=日本時間5日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)で修斗世界フライ級王者の平良達郎(Theパラエストラ沖縄)がヘスス・アギラー(メキシコ)に1Rで一本勝ちを収め、UFCでの戦績を3戦3勝(2S)とした。プロ戦績は13戦13勝(3KO、7S)。

 1R、アギラーのいきなりの右カーフキックにバランスを崩した平良。なおも追撃するアギラーにタックルに行った平良だったが、アギラーは左腕でギロチンにとらえグラウンドに。平良は焦らず。アギラーは右腕で平良の左腕を巻き込むも、こちらも平良はゆっくりと抜く。平良は首を抜いて上を取った体勢に。ハーフから右足を抜いてマウントを取る。右腕を取り三角絞めの体勢に入るも、アギラーは左腕を入れ必死の防御。極め切れないとみた平良は腕十字に切り替え右腕を伸ばすとアギラーがタップ。平良が腕ひしぎ三角固めで一本勝ちを収めた。

“東北の英雄”ザ・グレート・サスケが巨人・原辰徳監督に餃子1万個を贈呈。「もらったパワーで3・18みちプロ30周年大会を成功させたい!」

2023.02.04 Vol.Web Original

“東北の英雄”の異名をもつザ・グレート・サスケが2月4日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われている読売ジャイアンツの春季キャンプを訪問。原監督と3年ぶりの対面を果たし、パワーをもらった。

 サスケは芸能事務所アルファ・ジャパンプロモーションに所属しているが、同社の荒井英夫会長が原監督と同期生にあたる。原監督は東海大相模で活躍したが、荒井氏は横浜高校ボクシング部で国体を制覇し、モスクワ五輪強化選手にもなっている。同じ神奈川県下とあって、2人の間には学生時代から親交があった。その縁でサスケと原監督の交流が始まり、例年2月には宮崎キャンプを訪問していた。

 コロナ禍による厳戒態勢の影響で、2020年2月以来、3年ぶりに原監督と対面したサスケは自身がプロデュースする「みちのくプロレスにんにく餃子」1万個の目録を進呈。原監督は「キャンプでは食生活が単調になりがちなので餃子はうれしい」とご満悦。そのお返しにサイン色紙をサスケに贈った。

2・18名古屋での秋山vs彰人のEXTREME王座戦は“環境利用闘法マッチ”に。彰人「ベルトを白から紫に戻して防衛ロードを積んでいきたい」【DDT】

2023.02.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月3日、東京・渋谷区のAbemaTowersで18日の名古屋国際会議場イベントホール大会に向け、調印式と記者会見を行った。王者・秋山準vs挑戦者・彰人のDDT EXTREME選手権戦は史上初の「環境利用闘法マッチ」で行われることが決まった。
 
 同王座戦は本来、王者側がルールを指定できるが、秋山は初V戦(対スーパー・ササダンゴ・マシン)、V2戦(対アントーニオ本多)同様、挑戦者に委ねる意思を示した。そこで、彰人は4つのコーナーマットをすべて外し、持ち込んだ2本の緑のロープを、2面のセカンドロープとサードロープに十字の形に張るルール(そのほかは通常プロレスルール)を提案し、秋山が受諾した。十字に張られた緑のロープではロープエスケープにはならない。
 
 彰人によると、この戦い方は、刃牙シリーズのキャラクター・ガイアが、ずっと噛ませ犬ポジションでそんなに強くないが、環境利用闘法という戦い方で、作中の四天王的存在だった死刑囚に勝つことができたという。それをプロレスに持ち込むもので、彰人は「それがあることで秋山選手に勝つ確率がかなり上がる」とのこと。
 
 調印を済ませた彰人は「僕にとってEXTREMEのベルトは紫色。紫色のEXTREMEがずっと好きだった。秋山選手が白にしたいと言って白にした。それはチャンピオンが決めることなので、それでいいと思っていて。ただ僕がこのベルトを取り戻した暁には、しっかり紫に戻して、もう1度紫のEXTREMEのベルトとして防衛ロードを積んでいきたいと思います」と意気込み。

KANONが記者会見でUNIVERSAL王者・土井成樹を襲撃。「こんなんじゃ1回も防衛できなくて負けちゃうからな!」【DDT】

2023.02.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月3日、東京・渋谷区のAbemaTowersで18日の名古屋国際会議場イベントホール大会に向け、調印式と記者会見を開催した。DDT UNIVERSAL王座に挑戦するダムネーションT.AのKANONが王者・土井成樹を襲撃し、同王座戦は波乱含みの様相を呈してきた。
 
 1月29日に行われた東京・後楽園ホール大会のバックステージで試合終了後の土井を襲ったKANONは「この前はすみませんでした。UNIVERSAL選手権が楽しみで感情が高ぶっちゃって。土井さんに失礼しちゃったかなって。そこは申し訳なかったと思いまして、この場を借りて謝罪させていただきたいと思います」と疑惑の謝罪。
 
 続けて「初めてシングルのベルトに挑戦するんですけど、(1・13新宿で)佐々木大輔が3WAYマッチで(土井と一緒に)上野勇希に挑戦して、負けて獲れなかったベルト。今、DDTで誰が一番勢いがあるかって考えたら俺でしょ。このベルトを獲って、ハリウッドにベルト持っていかなきゃいけないと思ってるんです。UNIVERSALという名前ついてるんで、俺がこのベルトを持って海外に行ってやります」と王座奪取宣言。
 
 土井は「今まで1回も試合したことなくて。試合したことはないけど、セコンドでは散々やられてきたから。たまりにたまったもんをすべて出して。お仕置きという感じかな。2月18日のカード発表されてたけど、佐々木大輔の名前も、MJポーの名前もない。ということはオマエ一人や。セコンドもなしやろ? オマエが言うた通り、シングルの実力が試されるとこやな。仮に誰か連れてこようもんやったら、平田(一喜)君が黙ってへんから。1対1で見せつけます」と暴挙をはたらいてきたKANONへの制裁を誓った。
 
 互いの印象について、KANONは「体格では自分に分があると思ってるんですけど。佐々木大輔と試合して、あのカリスマと30分戦って、あのときは決着つかなかったんですけど、あんだけ追い込める人ってなかなかいないんじゃないかなって。素早いですし、フィジカルもありますし、面倒くさいなって思います」と語った。

疑惑の裁定で王座獲得逃した重岡銀次朗が再始動。亀田興毅氏「再戦はIBFの返事待ち」

2023.02.02 Vol.Web Original

 1月に世界初挑戦を果たすも偶然のバッティングにより試合が「No Decision(無判定)」となる疑惑の裁定で王座奪取を逃したプロボクサーの重岡銀次朗(ワタナベ)が2月2日、次戦に向けて再始動した。

 重岡はプロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める「3150FIGHT vol.4」(1月6日、大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場)でIBF世界ミニマム級王者ダニエル・バラダレス(メキシコ)に挑戦。しかし3R途中に起こった偶然のバッティングによるダメージを訴えたバラダレスが試合続行不可能となったことから試合はストップ。裁定が二転三転する中、最終的には「No Decision(無判定)」となり、試合後すぐに亀田氏はIBFに再戦を要望する意向を示していた。

 この日はまず会見が行われ、亀田氏がその後の経過を説明した。亀田氏によるとバッティングが起こるまでの状況を映像等で詳細に分析したうえで、写真等を添付した資料を作成し、JBCに提出。JBCがこれを検証したうえでIBFに試合で起こった事象を検証した資料を提出し、同時に再戦を要望。現在はその返事を待っている状況とのこと。亀田氏は「バラダレスは鼓膜が破れているという。映像を見ると右フックがまともに当たっているので、それで鼓膜が破れてめまいの症状が出たんだと思う。バッティングで鼓膜は破れない」などとの見解も示した。

待望のミドル級新設も神保克哉「ベルトが見当たらない」。中村Pは「階級は作ると言ったがベルトを作るとは言ってない」と一蹴【K-1】

2023.02.02 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループ年間最大のビッグマッチ「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」(3月12日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第3弾対戦カード発表会見が2月2日、都内で開催された。

 会見では新階級となる「ミドル級」の新設が発表されたものの、出場する神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が中村拓己プロデューサーに「ベルトが見当たらない」と問いただすと、中村氏に「階級は作ると言ったがベルトを作るとは言ってない」とやり込められてしまった。

 −75kgのミドル級は神保が2021年から再三、新設をアピール。その間、−75kg近辺で試合を続け5連勝(3KO)と実績を残し、昨年9月のK-1横浜大会では松倉信太郎(team VASILEUS)をKOで下し、ついに中村氏に首を縦に振らせていた。

 会見でここまでの経緯を説明する中村氏に「ミドル級のベルトはどこすか? ベルトが見当たらないな」と横やりを入れた神保だったが、中村氏に「階級を作るとは言ったが、ベルトを作るとは言ってない。皆さん、YouTubeで9月の横浜大会の一夜明け会見を見てください」とまで言われてしまい「じゃあ、俺も見てみます」と撤退。

KANAが「K-1王者が世界で一番強いということを証明したい」とタイトル戦を要望【K-1】

2023.02.02 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループ年間最大のビッグマッチ「K-1 WORLD GP 2023 JAPAN ~K’FESTA.6~」(3月12日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第3弾対戦カード発表会見が2月2日、都内で開催された。

 前日に行われたK-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2022」で敢闘賞を受賞した女子フライ級王者のKANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がフンダ・アルカイエス(トルコ/Alkayis Gym)を相手に2度目の防衛戦に臨むことが発表された。

 KANAは昨年2月に約1年3カ月ぶりの復帰を果たすと6月の初の女子大会「RING OF VENUS」ではスーリ・マンフレディにKO勝ちを収め、初防衛に成功。K-1の女子エースとして大会を締めくくった。12月の大阪大会ではオロール・ドス・サントスにKO勝ちし完全復活を印象付けた。

 フンダはWBCムエタイ、WAKO、FEAの三つの世界タイトルを手にしている女子世界三冠王。リズミカルなパンチと蹴りを織り交ぜたコンビネーションを得意にするオールラウンダーで、KANAが対戦を熱望するアニッサ・メクセンとも2度対戦している。戦績は49戦42勝(14KO)7敗。

 KANAは「なかなか対戦相手が決まらなかった。1週間前くらいにフンダ選手に決まった。相手は絶対に勝つと思ってくると思う。自分も世界の強豪と戦いたいという思いがずっとある。戦績もKO率も女子のファイターとしては高い選手。スタイルもバランスが良くて組み立てられる選手なので、しっかり頭を使って試合をしていかないと勝てない選手だと思うが、自分の中ではこれくらいの選手はKOしたいと思っている」などと語った。

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