SearchSearch

金子晃大vs玖村将史が静かに火花。K-1グループ復帰の宮田氏は「2人とも4度目はないという気持ちで戦うと思う」【K-1】

2023.08.08 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の会見が8月8日、都内で開催された。

 7月17日の両国大会で「K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ」での対戦が発表された王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と挑戦者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が出席し、この一戦に向けて改めてコメントした。

 2人は2020年3月に初めて対戦し、玖村が判定勝ち。昨年2月には「第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の決勝で対戦し金子が雪辱を果たして、対戦成績を1勝1敗にした。

 玖村は「去年の2月にトーナメントの決勝で戦ってから、他団体の2トップを倒してK-1が55kgの国内最強ということを僕が証明してきたので。僕のほうが王者にふさわしいと思っている。このカードは国内最高峰のカードだと思っているので、その戦いにふさわしいように盛り上げて、僕が55kgの王者になるので楽しみにしていてください」と語った。玖村は昨年6月の「THE MATCH 2022」では後にRISE世界バンタム級王者となる志朗、今年3月の「K’FESTA.6」ではRISEバンタム級王者の鈴木真彦を破っている。

宮田充氏がK-1グループに電撃復帰しKrushプロデューサーに就任。KNOCK OUTプロデューサーとしばらく兼任【K-1】

2023.08.08 Vol.Web Original

 K-1が8月8日、都内で会見を開き、現在、KNOCK OUTのプロデューサーを務める宮田充氏がKrushプロデューサーに就任することを発表した。

 宮田氏はKrushで長くプロデューサーを務め、2014年からスタートした新生K-1では2016年11月から2018年12月までプロデューサーを務めた。その後、2020年6月にK-1グループを離れると9月にKNOCK OUTとREBELSのプロデューサーに電撃就任。今回は約3年ぶりのK-1グループ復帰となる。

 宮田氏は今回の復帰について「今回、K-1さんからお話をいただき、(KNOCK OUT運営会社の)Def Fellowさんに申し出て、ご理解、ご了承をいただき、Krushプロデューサーという役に就かせていただくことになりました。現在務めているKNOCK OUTプロデューサーは当面の間、兼任という形でやらせていただくことになりました。ご理解、ご了承いただいたDef Fellowさんには本当に感謝しています。立ち技格闘技のさらなる盛り上がりのために頑張っていきますのでよろしくお願いします」と挨拶した。

KAIRIが9月末をもっての無期限休業を発表。復帰の時期は未定も引退は暗に否定「前向きな決断」

2023.08.07 Vol.Web Original

4日の「Sareee-ISM」では意味深発言

 元WWEスーパースターで現在、スターダムを主戦場としている女子プロレスラーのKAIRIが8月7日、都内で会見を開き、9月末をもって無期限の休業に入ることを発表した。

 KAIRIは4日に行われた「Sareee-ISM ~ChapterⅡ~」(東京・新宿FACE)の試合後のリング上で「試合に勝ったら、伝えたいことがあったんですが、ここではちょっと言えないので、後日、ちゃんとお伝えします」と意味深発言。バックステージの会見でも「また追って会見を開かせていただくので、よろしくお願いします」と報道陣に告げ、会見場を後にしていた。
 
 会見場が畳敷きの和室に金屏風ということもあってか着物で会見に臨んだKAIRI。

「今後の活動に関する報告」と題された会見でKAIRIは「今日はありのままの自分の気持ちを語らせていただければと思います」と語ったうえで「スターダムでの活動の中で一番のハイライトは2022年の年末に行われたワンダー・オブ・スターダムのチャンピオンシップでの上谷沙弥選手との30分ドロー、その次の日に有明アリーナのメインイベントでIWGP初代女子王座をかけて岩谷麻優選手と一騎打ちができた事。そして、初代IWGP女子王者になれた瞬間。その瞬間は昔のスターダムで、人数も少なくて苦戦していた時期を思い出すと本当に夢みたいで幸せに感じた瞬間です。今、この場を借りて正直な気持ちを話させていただきますが、IWGP女子王座のチャンピオンになった瞬間に私が思ったのは、このベルトが私にとって最後の使命なんじゃないか。このベルトとともに世界中を回ってこのベルトの価値を上げて、万が一敗れてしまった時はその場で引退を表明する覚悟でやりました。残念ながら自分の強い思いとは裏腹に一度しか防衛をすることができず、終わってしまったんですが。それでも麻優さんとメインイベントを取らせてもらったこと、新日本プロレス様の東京ドームという大舞台で防衛戦をやらせていただいたこと、そしてアメリカでメルセデス・モネ選手と25分を超える試合をさせていただけたこと。そういうのは私にとって濃厚でかけがえのない時間でした」などと昨年、WWEから日本マットに復帰してからの1年半を時折り声を詰まらせながら振り返った。

Sareeeが「中島安里紗の右腕を折る」と猪木vsシン戦の再現を予告。8・25タイトル戦はケンカマッチの様相【SEAdLINNNG】

2023.08.07 Vol.Web Original

 女子プロレス団体の「SEAdLINNNG」が旗揚げ8周年の記念大会となる「SEAdLINNNG~8周年大会!~」(8月25日、東京・後楽園ホール)で行われる「SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship」の調印式を8月7日、東京・新宿の京王百貨店新宿店地下1階「on the Coner」で開催した。現在、同所では「燃える闘魂 アントニオ猪木展」が行われている。

 タイトル戦で戦う王者・中島安里紗と挑戦者のSareeeは調印式後に揃って会見に臨んだ。

 Sareeeは「私がタイトルに挑戦するということでこんなにもたくさんの方に注目していただけているんだなと実感しています。ここは私が何がなんでもこのSEAdLINNNGのベルトを獲って、どんどん輝かせていかなければいけないなと思っています。私はフリーとして活動していますので、なかなかベルトに挑戦する機会などやってこない中、アメリから帰国して約3カ月でこのチャンスが目の前に来たので、これは何がなんでも負けられない。必ず私がこのベルトを巻きます」とタイトル奪取への並々ならぬ決意を見せた。

勝村&和田がジャクソン&HARUKAZEを破り、SOG世界タッグ王座初防衛「強いヤツを倒して、このベルトの価値を上げていきたい」【ガンプロ】

2023.08.07 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが8月6日、東京・高島平区民館で「アンダー・ザ・シルバーレイク2023」を開催した。勝村周一朗&和田拓也の総合格闘技出身コンビが、ハートリー・ジャクソン&HARUKAZE(リーサル・ウェポン)の挑戦を退け、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座の初防衛に成功した。

 同王座のベルトは作製を発注した米国の業者からの納品が遅れ、トロフィーで代用されていたが、ようやく完成。第1試合前にお披露目され、第2代王者組の勝村と和田に贈呈された。公開調印式で王者組の勝村は「100回防衛する予定なんで、今日は100分の1にすぎませんが、100%の力でぶっ潰します」、和田は「今日勝たないと、せっかく来たのに勝村と組んでる意味がないし、勝村との物語が終わっちゃうんで、しっかり勝つ」と自信たっぷりに語った。

ICE×∞王者YuuRI、善戦健闘及ばず2冠獲りならず。SOG世界無差別級王座初Vの木髙イサミに冨永真一郎が挑戦へ【ガンプロ】

2023.08.07 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが8月6日、東京・高島平区民館で「アンダー・ザ・シルバーレイク2023」を開催した。YuuRIがスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者の木髙イサミ(BASARA)に挑むも、惜しくも敗れ2冠獲りはならなかった。初防衛に成功したイサミには冨永真一郎が挑戦することが決まった。

 YuuRIは7月17日、アイスリボンの神奈川・横浜ラジアントホールでICE×∞(アイ・シー・イー・クロス・インフィニティ)王座を奪取。その勢いを駆って、同日夜のガンプロ高島平大会でイサミにアピールし、2冠獲りを宣言していた。SOG世界無差別級王座に女子選手が挑むのは、昨年10月2日、東京・板橋グリーンホールでまなせゆうなが当時王者のハートリー・ジャクソンに挑戦して以来、2度目となった。

 第1試合前の公開調印式では「イサミさんはスーパーヒーロー。スーパーヒーローを倒せば、自分がガンプロのスーパーヒーローになれる」と言い切ったYuuRIは、サッカーボールキック、エルボー連打で猛攻。イサミはアームロックでジワジワと攻め込むと、垂直落下式ブレーンバスター、ダイビング・ダブルニーを敢行もカウントは2。YuuRIは619、ジャーマン、ラリアットで反撃もスワントーンボムは自爆。丸め込みの応酬から、YuuRIがヘッドバットを繰り出せば、イサミはグーパンチを叩き込む。イサミは腕を取ると千弐四四で絞め上げ、粘るYuuRIからギブアップを奪った。

乙津陸が心直にリベンジ果たし王座獲得。バンタム級統一へBLACK王座に照準【KNOCK OUT】

2023.08.07 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)のトリプルメインイベント第3試合で行われた「KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦」で前KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・心直(REON Fighting sports GYM)と乙津陸(クロスポイント大泉)が対戦し、乙津が3-0の判定で勝利を収め、初代王者となった。

 2人は昨年12月に行われた「KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦」で対戦し、心直が判定勝ちを収め王座を獲得。乙津にとってはリベンジマッチでもあった。2人はこの1回目の対戦決定の前後から会見やSNSなどで舌戦を繰り広げ、試合後、そして今回の対戦が決まって以降、特に心直の挑発がヒートアップ。カード発表会見ではあわや乱闘の事態にまで発展。前日会見では席におかゆを持ち込んだ心直に宮田充プロデューサーが不快感を示し、乙津に「絶対に負けるな」と檄を飛ばす場面もあった。

古村光が壱・センチャイジムを破り王座獲得。「これからが本番。もっと強くなって帰って来る」【KNOCK OUT】

2023.08.07 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)のトリプルメインイベント第2試合で行われた「KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチ」で挑戦者の古村光(FURUMURA-GYM)が2-1の判定で王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)を破り、新王者となった。壱は初防衛に失敗した。

 壱は小笠原瑛作の王座返上に伴い昨年9月と11月に行われた「第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント」で大野貴志、森岡悠樹を破り悲願の王座獲得。しかし王座戴冠後の初戦となった今年3月の代々木大会では響波にTKO負けを喫した。6月の後楽園大会で、響波と古村の間で次期挑戦者決定戦が行われる予定だったが、響波が練習中のケガで欠場。そのまま古村が挑戦者となっていた。両者は2年前に一度対戦し、壱が判定で勝利を収めている。古村はそれがプロ初黒星だった。

見た目は地味だが試合で魅せた!古木誠也が小倉尚也から1Rに3つのダウンを奪いKO勝ちで初防衛【KNOCK OUT】

2023.08.07 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)のトリプルメインイベント第1試合で行われた「KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級タイトルマッチ」で王者・古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)が小倉尚也(スクランブル渋谷)を相手に初防衛戦に臨み、1Rに3つのダウンを奪ってKO勝ちを収めた。

 古木は昨年12月に行われた王座決定戦で工藤“red”玲央を破り王座戴冠。しかし今年3月の代々木大会で武蔵に1RKO負けを喫しており、今回は再起戦でもあった。当初は次期挑戦者決定戦で勝利を収めた武蔵を相手に初防衛戦&リベンジマッチに臨む予定だったが、武蔵が所属ジムを退会した関係で大会欠場となり、武蔵に敗れた小倉が挑戦者になるという経緯があった。

重森陽太が未知の強豪バットマンに敗れ梅野源治戦をアピールできず【KNOCK OUT】

2023.08.07 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太(Eight Weapons)がバットマン・オー.アッチャリヤー(タイ)と対戦し、0-3の判定で敗れた。

 長く戦った新日本キックボクシング協会から離れ、6月の後楽園ホール大会でKNOCK OUTを主戦場にしていくことを宣言していた重森だったが、その初戦を勝利で飾ることはできなかった。

 バットマンは元タイ国BBTVスタジアム・ライト級王者で、2016年には敗れはしたもののロッタン・ジットムアンノンとも対戦の経験があるファイター。今年2月と4月には「ONE Championship」にも参戦し、ここまでのプロ戦績は129戦81勝(9KO)43敗5分。今回が初来日だった。

対抗戦はK-1の2勝1敗も大将戦はKNOCK OUTの森岡悠樹がインパクト大の1RKO勝ち【KNOCK OUT】

2023.08.07 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUTとK-1グループの対抗戦3試合が行われた。K-1側が2勝1敗で勝ち越したものの、大将戦となった森岡悠樹(北流会君津ジム)と内田晶(チーム・タイガーホーク)の一戦はKNOCK OUTの森岡が1Rに3つのダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけ右ローの森岡。森岡はコーナーに追い込むと右カーフでバランスを崩させたところに右フックを浴びせいきなりダウンを奪う。立ち上がった内田は前に出てパンチを連打。森岡は右カーフからパンチ。内田の右フックが森岡を襲うが、森岡はガードを固め、今度は右ストレートで2度目のダウンを奪う。なおも立ち上がりパンチを放っていく内田。内田の右ストレートに一瞬ぐらついた森岡だったが、すぐに立て直すと右フックで3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

Copyrighted Image