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青木真也がハードコア柔道でMAOを下しEXTREME王座初V。9・12福岡で平田一喜がよもやの挑戦へ【DDT】

2021.08.16 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月15日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2021」を開催。セミファイナルでは、DDT EXTREME王者の青木真也がハードコア柔道でMAOを下して初防衛に成功。9月12日、福岡・西鉄ホールで青木に平田一喜が挑戦することが決まった。

 試合は1本目が柔道、2本目がハードコア、3本目がハードコア柔道で2本先取したほうが勝ちというルールで行われた。1本目はMAOが内股を仕掛けたところで、青木も足を掛けて、ほぼ同時にマットにつく。主審と副審が協議した結果、MAOの勝利と宣せられた。2本目はプラスチックケース、ラダーが飛び交う乱戦となったが、青木がヨーロピアンクラッチで押さえ込んで勝利し、1-1に。

 戦前からナゾに包まれていた3本目のハードコア柔道は、凶器を使用した一本、またはテーブルクラッシュで決着がつくルール。両者共にイスを駆使してなんとか一本を狙うが、なかなか決まらず。両者がテーブルをセットすると、青木がセカンドロープから肩車のような形で投げてテーブルクラッシュに成功し、2-1で勝利をつかんだ。

竹下幸之介が秋山準組を破ってKO-Dタッグ王座死守。2冠獲りに向け猛アピール【DDT】

2021.08.16 Vol.Web Original

「8・21川崎は絶好調で秋山準をぶっ倒したい」

 DDTプロレスが8月15日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2021」を開催。メインイベントではサウナカミーナの竹下幸之介、勝俣瞬馬組が準烈の秋山準、岡田佑介組を破り、KO-Dタッグ王座の初防衛に成功。21日の富士通スタジアム川崎大会で、秋山が保持するKO-D無差別級王座に挑む竹下は2冠獲りに向け猛アピールした。

 タイトルをかけて、2連戦を戦う竹下と秋山は激しくやり合った。秋山が場外でジャンピングニー、DDTを見舞えば、竹下はジャンピングラリアット、ブレーンバスターで応戦。秋山がエクスプロイダー、ヒザ蹴り、フロントネックロックで猛攻にいけば、竹下はザーヒー、新兵器の変型チキンウイング・フェースロックで絞め上げた。その後、一進一退のめまぐるしい攻防が続くなか、竹下と勝俣が合体技のMADMAXを岡田に決めるも秋山がカット。勝俣はアスタラビスタを繰り出すも岡田がカウント2で返す。ならばと、勝俣はここ一番のファイアーバード・スプラッシュをさく裂させて岡田からフォールを奪い、激闘に終止符が打たれた。

 試合後、秋山はエプロンで無差別級のベルトを誇示すると、竹下とにらみ合い、グータッチをしてリングを後にした。

大仁田厚が師匠の魂が憑依したミスター・ポーゴにイス爆破で屈辱のフォール負け【FMW-E】

2021.08.16 Vol.Web Original

FMW-E旗揚げ第2戦が大阪で開催

 FMW-E旗揚げ第2戦「BURN OUT」が8月15日、大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場で開催され、大仁田厚が師匠の魂が乗り移ったミスター・ポーゴにイス爆破で、屈辱のフォール負けを喫した。

 1991年5月、同じ大阪の地で、史上初の地雷爆破デスマッチが行われ、大仁田が宿敵のミスター・ポーゴさん(先代=故人)を破った。あれから30年の月日を経て、ポーゴさんの愛弟子だったシャドウWXに師匠の魂が降臨。WXはFMW-E旗揚げ戦(7月4日、鶴見爆破アリーナ=鶴見青果市場)で、メインイベント終了後に乱入し、ビッグファイアーを大仁田に見舞って宣戦布告した。

 怒りの大仁田は8・15大阪でWXとの対戦を決め、岡田剛史、HASEGAWAとトリオを結成。WXはこの試合から、師のリングネームであるミスター・ポーゴを名乗り、青柳政司、木高イサミ(withデビル・マジシャン)と組み、「有刺鉄線電流爆破&電流爆破バット&電流爆破テーブル&バリケードマット地雷爆破ボード火薬3倍~地獄のデスマッチin大阪」で激突。さらに大会当日、大仁田の希望で、電流爆破イスがアイテムとして追加された。

大仁田厚「保坂がいてくれたから、僕は今もこのリングに立っている【FMW-E】

2021.08.16 Vol.Web Original

保坂秀樹さんの献花台を設置。そして追悼の10カウントゴング

 FMW-E旗揚げ第2戦「BURN OUT」(8月15日、大阪・花博記念公園鶴見緑地特設会場)で大仁田厚の愛弟子で8月2日にがんのため逝去した保坂秀樹さんを偲ぶために献花台が設置され、多くのファンが花などを手向けた。

 また、同大会の第3試合終了後、大仁田と元FMWのRIE(中村理恵)さんがリングに上がり、出場全選手がリングサイドに集まって追悼セレモニーが行われ、保坂さんに10カウントゴングが捧げられた。

 大仁田は「保坂は弟のような存在でした。最後までついてきてくれた男です。FMWを離れるとき、保坂とマンモス佐々木は泣いてくれて、『一緒についていきます』と言ってくれました。だけど、彼らの人生が開かれるように、僕は一人で新日本に殴り込みました。巡り合わせは不思議なもので、運命は僕と保坂をくっつけてくれました。保坂がいてくれたから、僕は今もこのリングに立ってるんだと思います。保坂ありがとう。そして、ここに集まってくれた皆さんに御礼申し上げます。ありがとうございます」とあいさつした。

伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」を初制覇。10・9大田区で山下実優のプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】

2021.08.15 Vol.Web Original

伊藤デラックスで中島を破る

 東京女子プロレスが8月15日、東京・後楽園ホール大会を開催。同団体の最強女王を決めるトーナメント「第8回東京プリンセスカップ」決勝戦で伊藤麻希が中島翔子を破り、涙の初制覇を飾った。伊藤は東京女子プロレス年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」(10月9日、東京・大田区総合体育館)で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優に挑戦することが決まった。

 1回戦シードだった伊藤は、2回戦でらく、準々決勝で鈴芽、準決勝で2連覇中だった瑞希を下して、決勝にコマを進めたが、鈴芽戦で顔面を骨折。ケガは完治しておらず、この日も強行出場となった。対する中島は14年、15年(優勝)、16年、20年に続く5度目の決勝進出で、6年ぶりの優勝を期していた。

 序盤はスタンド、グラウンドでのレスリングの攻防でスタートするも、伊藤はエプロンでDDTを見舞うと、場外でボディースラム、そしてフェンスに投げつける。リングに戻った中島はトペを皮切りに、619、串刺し式ドロップキック、顔面攻撃などで猛反撃。その後は一進一退の展開となり、20分過ぎ、伊藤のフライング・ビッグヘッドを自爆させた中島はダブルアーム式DDT、ノーザンライト・スープレックスを繰り出すもカウントは2。伊藤は逆さ押さえ込みの体勢から伊藤パニッシュへと切り替えるも、中島はエスケープ。中島がウラカンラナから619にいこうとすると、ここで捕獲した伊藤が伊藤デラックスで絞り上げると、たまらず中島がタップして勝負が決した。

「東京プリンセスカップ」決勝は中島翔子vs伊藤麻希【東京女子プロレス】

2021.08.15 Vol.Web Original

伊藤が瑞希の3連覇を阻止

 東京女子プロレスが8月14日、東京・後楽園ホール大会を開催し「第8回東京プリンセスカップ」の準決勝2試合を行った。

 メインでは伊藤麻希が3連覇を狙った瑞希を破って、15日(同所)の決勝戦にコマを進めた。

 7月31日の準々決勝(東京・新宿FACE)での鈴芽戦で顔面を骨折しながらも、この日、強行出場した伊藤は果敢にヘッドバット、スイングDDT、エプロンでのDDTなどを繰り出した。瑞希もフットスタンプ、雪崩式キューティースペシャルなどで応戦。15分過ぎには強烈なエルボーの打ち合いになったが、伊藤がヘッドバットから伊藤デラックスで絞め上げて、瑞希からギブアップを奪った。

 試合後、瑞希とガッチリ握手を交わした伊藤は「瑞希! オマエのお陰で強くなれたから。オマエのお陰でここまで来られたから。ありがとうな」とマイク。続けて、「顔面骨折して、それで明日優勝したらこんなにかっこいいことはないよな。絶対やるよ。あまりハッピーエンドとか信じてなくて。でも伊藤がその証拠になればいいか。明日、伊藤が優勝してハッピーエンドがこの世界に存在するってことを証明してやるよ!」と優勝宣言。

米国の大手団体AEWから帰国の坂崎ユカが凱旋勝利。「帰ってきたら、みんなたくましくなってるな」【東京女子プロレス】

2021.08.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが8月14日、東京・後楽園ホールで、「第8回東京プリンセスカップ」を開催。米国の大手プロレス団体AEWへの遠征から帰国した坂崎ユカが凱旋試合で勝利を飾った。

 坂崎は乃蒼ヒカリと組み、山下実優、小橋マリカ組と対戦。場外の山下めがけて、トップロープからトペコンヒーロを見舞うなど好調ぶりをアピール。最後は走り込んでのラリアットから、マジカルメリーゴーランドを決めて、小橋からフォールを奪った。

 バックステージで坂崎は「帰ってきたらみんなメッチャ、キラキラしてるなって、メッチャたくましくなってるなって。離れていると、より分かる」と発言。ライバル・山下との激突については、「あっちの選手とは違うなって、山下とか特に思いますね。蹴りがあんな多様な選手はほかにいないですし。私はすごい恵まれた環境で育ったんだなって改めて感じました」とコメント。「米国で得たものは?」との問いには「適応能力と言いますか。あっちはテレビと同時で大会がスタートするのでCMも入ってくるんです。リズムを自分で切らさないように戦う部分だったり、今までにない経験をさせてもらったので、これはこれでプロレスの幅が広がったと思います」と答えていた。

加藤&千葉のダークソウルが難攻不落のリッキー&大和を破りWBCタッグ王座奪取【バリアフリープロレスHERO】

2021.08.14 Vol.Web Original

 バリアフリープロレスHEROの8月13日、東京・新宿FACE大会で、加藤茂郎、千葉智紹のダークソウルが、WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王者のリッキー・フジ、大和ヒロシ組を破り、悲願の王座奪取を果たした。

 加藤はパイルドライバー、足4の字固めなどで大和を攻め立てるなど、ダークソウルが試合を優勢に進めた。しかし、10分過ぎ、リッキーと大和がダブルのカミカゼを決めると、大和は加藤にミサイルキック、投げ捨てジャーマンを見舞い、強烈なヘッドバットをたたき込んだ。だが、ここでうまく切り返した加藤は逆さ押さえ込みで大和を丸め込んで電撃フォールを奪い、王座を手にした。

 加藤は「ワンチャンで獲ったぞ。次の大会、決まってないらしいけど、防衛戦が組まれれば永遠に防衛してやる。やっとつかんだベルトだ。絶対手放さない」とマイク。

“ミスター聾プロレス”友龍が藤波辰爾との夢タッグで惜敗も次回は“対戦”を熱望【バリアフリープロレスHERO】

2021.08.14 Vol.Web Original

 バリアフリープロレスHEROが8月13日、東京・新宿FACEに初進出し、メインイベントでは同団体のエースで聾レスラーの友龍が“レジェンド”藤波辰爾と夢のタッグを結成も惜敗。それでも、次は藤波との初対戦に夢を馳せた。

 元新日本プロレスの練習生で藤波ともスパーリングでともに汗を流した、同団体創設者の故ヤミキさんの思いも背負って、藤波とタッグを組んだ友龍は田中稔、土方隆司の元バトラーツコンビと激突。藤波が聾レスラーと同じリングに立つのは初めてのこととなった。

イケメン二郎がイケメンスラッシュ不発でウォーラーに無念の敗戦【WWE】

2021.08.14 Vol.Web Original

 WWEのクルーザー級を舞台とした「205 Live」(日本時間8月14日配信)で“ジャパニーズ・ハンサム・スタイル”イケメン二郎がグレイソン・ウォーラーと再戦した。二郎はウォーラーを追い詰めたものの、イケメンスラッシュを空振りするとウォーラーに豪快なジャンピング・ストンプを決められて無念の敗戦を喫した。

「この試合も勝ってみせる! 準備万端だ」と意気込んだ二郎はサイドヘッドロックからジャケット掌底で殴り合うとウォーラーもスナップ・スープレックスやニー・ドロップを決めて白熱の攻防を展開。続けて二郎はレフェリーと揉めたウォーラーのすきを突いてクローズライン2発、ジャケット掌底5連打を放つと続けてトペ・コンヒーロ、スワントーンボムと怒涛の連続攻撃で追い詰めるも、とどめを狙ったイケメンスラッシュはウォーラーにかわされて空振り。

 終盤、二郎はチキンウィング・アームロックからパワースラムを決めるも決定打とはならず、最後はウォーラーのジャンピング・ストンプを食らって敗戦となった。

サーシャ・バンクスが調印式で王者ビアンカ・ブレアをバンクステートメント葬【WWE】

2021.08.14 Vol.Web Original

 WWE「スマックダウン」(日本時間8月14日配信、オクラホマ州タルサ/BOK・センター)で“ボス”こと挑戦者サーシャ・バンクスがPPV「サマースラム」で行われるスマックダウン女子王座戦の調印式で王者ビアンカ・ブレアをバンクステートメントで痛めつけた。

 WWEオフィシャルのソーニャ・デビルの呼び込みでサーシャとビアンカが調印式に登場すると、ビアンカは「準備できているの? また逃げたり、背後からバックスタバーを決めるのかしら」とサーシャを皮肉って2人は舌戦を展開。ソーニャがサインするように促すとサーシャは「サインの前に証人が必要よ」と現れたカーメラとゼリーナ・ベガを従えて調印書にサインした。

 一方、3対1の数的不利なビアンカはサインした調印書をサーシャに投げつけると3人相手に攻撃を仕掛けたが、サーシャがバックスタバーでビアンカを返り討ち。さらにサーシャはテーブル上の攻撃でビアンカを沈めるとビアンカの髪を使ったバンクステートメントを決めて「サマースラムで会いましょう」とあざ笑った。

 王者ビアンカ vs サーシャのスマックダウン女子王座戦が行われるPPV「サマースラム」は日本時間8月22日にWWEネットワークで配信される。

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