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5.6 RIZIN、那須川は総合格闘家・中村優作と対戦「KOで勝つ」

2018.04.06 Vol.705

 5月6日(日)にマリンメッセ福岡で開催される「RIZIN.10」の追加カード発表が5日、都内の会場で行わた。

 注目の那須川天心は、キックボクシングルールで、日本憲法をバックボーンに持つ、初代WSOF-GCフライ級王者の中村優作と対戦する。中村はオファーを受けた時「ワクワクした」と言い、「世界最強と言われている那須川選手と試合ができるのは幸せな事。ルールは関係なく、絶対やってみたいと思った」と振り返り「パンチや蹴りが当たれば倒せる自信があります。僕の踏み込みは早いですよ」と気合十分。一方、那須川は「中村選手はイケイケなファイターで打撃も強い。でもいい試合をして、那須川はもっと上を目指して戦っているということを見せたいので、KOで勝ちたいです」と返した。

 この日は高田延彦RIZIN統括本部長が「逆輸入ファイター女版・堀口恭司」と評した浜崎朱加がRIZIN初参戦で、アリーシャ・ガルシアと対戦することが発表。「久しぶりに日本で試合ができてうれしいです。大学が福岡だったので、そこで試合ができるのは楽しみ。いい試合をして福岡を盛り上げたい」とコメント。日本人選手との対戦の可能性について聞かれと「朝倉カンナ選手やRENA選手も見違えるように強くなった。オファーがあればプロとして誰とでもやります」と話した。

 また、修斗世界ライト級王者・松本光史がRIZIN初参戦。RIZIN MMA特別ルールで、ダロン・クルックシャンクと対戦する。同ベルトは、宇野薫、五味隆典、ヨアキム・ハンセン、川尻達也という名だたるファイターが巻いてきたもの。松本は「歴代のチャンピオンに恥じないような最高のパフォーマンスを見せたい」と修斗世界ライト級王者としてのプライドをかけて戦う事を約束した。

 試合は19時57分からフジテレビで全国中継、数試合の生放送も予定されている。

春の選抜で大阪桐蔭が2連覇。根尾は2年連続優勝投手に

2018.04.06 Vol.705

「第90回選抜高校野球大会」の決勝が4月4日、甲子園球場で行われ、大阪桐蔭が5−2で智弁和歌山を破り2年連続3度目の優勝を果たした。2連覇は至上3校目の快挙。

 試合は智弁和歌山が4回に東妻のタイムリーで2点を先制するも、大阪桐蔭がその裏、相手の守備のほころびを突いてすぐに追いつく。

 均衡を破ったのは大阪桐蔭。7回に宮崎がレフト前のタイムリーで勝ち越しに成功すると8回にも4番・藤原、5番・根尾の連続タイムリーで2点をダメ押し。

 根尾が9回を投げ切り、勝利を収めた。

 根尾は昨年に続き、2年連続の優勝投手となった。これは史上初の記録となる。

 大阪桐蔭は2回戦から強打で勝ち進み、準々決勝では岩手の花巻東を19−0の大差で破り勢いに乗って準決勝へ進んだ。準決勝では三重相手に序盤で2点のリードを許し、後手を踏んだが、早々にエースの柿木をあきらめ5回から根尾を投入。根尾が8回を無失点に抑え、流れを取り戻し、決勝に臨んでいた。

野球・大谷翔平【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.04.06 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

今回も関東vs関西5vs5全面戦争【5・26 KHAOS.5】

2018.04.03 Vol.Web Original

メインはスーパー・ウェルター級のホープ対決「神保vs和島」
 K-1グループ第3のブランドKHAOSの第5回大会「KHAOS.5」(5月26日、東京・新宿FACE)の会見が4月3日、都内で開催され、大会コンセプトと決定カードが発表された。

 KHAOSは当日まで対戦相手が分からない「KHAOS ROYAL」「出場選手は10代だけ」、優勝者が賞金総取りのトーナメント「Money in the KHAOS」など大会ごとにテーマを決め、それに沿った試合を組んできた。今回は昨年秋に引き続き「関東vs関西」の5vs5対抗戦が行われる。

 メインを務めるのはスーパー・ウェルター級の「神保克哉vs和島大海」。神保は前戦でこの階級の元王者・中島弘貴を判定で破る殊勲の勝利を収めたばかり。和島もプロ戦績が9戦8勝1敗。勝利はすべてKO勝ちと、この階級の次代を担う者同士の戦いとなった。この2人は2016年に一度Krushで対戦し、その時は和島がKOで勝利を収めている。

 互いの印象について和島は「1回試合をしたときもパンチでダウンさせられている。パンチは強いという印象。僕が唯一負けている中島選手に勝っているので気合を入れて試合したい」と話せば、神保は「見た目では勝っている。やられたらやり返すだけ」と話す。これに対して和島が「顔では勝っている」と返すと神保は「ノーコメントで」と一言。

 和島は前戦、中国で戦い、体重超過の相手をKOで下しているのだが、「完全なアウェー。自分がダウンを取ってもシーンとしている。デビュー戦みたいな感じで初心を思い出して戦えたのでいい経験となった」と振り返った。一方、神保は「ああいうベテラン選手にも勝てるんだなという実感があった」と話した。

 今後については和島は「この試合もしっかりKOで勝って、年末のK-1大阪大会ではチンギス・アラゾフと戦いたいと思っているんですが、まだ早いかな?(笑)。アラゾフ選手と戦いたいです」、神保は「若い選手で強いのは和島選手だけ。和島選手に勝っちゃえば、いつも通りおやじ狩りに頑張ります。和島選手がアラゾフ選手と戦いたいというので、僕はジョーダン・ピケオー選手と戦いたい」と話した。

高校サッカー選手権大会・敗れた香芝高校【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.04.03 Vol.web original

私の母校を選手権大会で撮影するという夢をかなえてくれた後輩たち。
残念ながら二回戦で敗退したが彼らにとってかけがえのない試合になっただろう。
そして私にとっても大切な試合になった。(森田直樹)

カメラマンプロフィール
撮影:森田直樹
1993年、奈良県生まれ。2014年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業後アフロに入社。
4年間のスタジオアシスタントを経て2018年よりアフロスポーツ所属。
スポーツ選手の心情を追い、選手たちの努力、成長や挫折、感動を写真で表現することを目指す。

スポーツ撮影を中心にポートレイトなどジャンルを問わず活動中。

インドからやってきたレスリング映画の最高傑作 『ダンガル きっと強くなる』

2018.04.02 Vol.704

 映画大国インドから超エネルギッシュなスポ根映画がやってきた。『ダンガル きっと強くなる』がそれだ。ダンガルとはヒンズー語でレスリングを指す。インドはオリンピック・レスリングが盛んなお国柄で、現在は賞金総額300万ドル(約3億4500万円)!という破格のファイトマネーが保障されたレスリングのプロリーグも開催されている。

 レスリング愛が異常に強い父マハヴィル・シンが2人の娘ギタとバビータにレスリングを熱血指導し、自分が果たせなかったオリンピック出場の夢を娘たちに託す。

 練習や試合のリアリティ度はやたら高い。本物のレスラーが動いているかのようだ。撮影前、出演者たちは8カ月に渡ってレスリング特訓を受けたというエピソードを聞いて思わず納得してしまった。

 個人的には、砂を敷きつめた屋外の試合場でギタが地元の男子レスラーを破る場面が新鮮だった。インドならではの草レスリングを垣間見ることができたからだ。

 いや、この映画は私のようなレスリング好きでなくても十分楽しめる。2時間20分という長編ながら、親子ならではの愛憎劇を繰り返しながら進むストーリー展開は息をのむ。ことごとく作戦が合わないコーチとの対立は、昨今の時事問題とも重なり合う。

 その一方で、まだ歴史の浅い女子レスリングという競技を扱うことで、「女性が格闘技をやるなんてもってのほか」という考えがいまだはびこるインドに根付いた女性蔑視の問題を鮮やかに浮かび上がらせている。そもそもギタは実在するインドのレスラーで、この国に女子レスリングを普及させた功労者だ。吉田沙保里や伊調馨と闘った経験を持つ。

 過去に『フォックスキャッチャー』などレスリングを題材にした映画は何本かあったが、日本で大ヒットすることはなかった。すでにダンガルは中国では『君の名は』の倍以上の興行収益をあげているという。レスリング映画の常識を覆す傑作だ。(スポーツライター・布施鋼治)

FC東京・久保建英 – First -【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.03.30 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

陸上 110mハードル【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.03.27 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

松本が1RKOで初防衛、斎藤は復帰戦でKO勝ち【3・25修斗】

2018.03.26 Vol.Web Original

松本が王者の貫禄
 プロフェッショナル修斗公式戦(3月25日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「世界ライト級チャンピオンシップ」で王者・松本光史が岡野裕城を1R3分7秒、KOで下し初防衛に成功した。

 試合はともにジャブとローで出方をうかがう中、松本が一気に踏み込んで右ストレートをクリーンヒット。腰を落とした岡野は体勢を立て直したものの、ケージに詰められ、松本がパンチとヒジを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

 松本は試合後のマイクで「修斗ファンの皆さん、今日はどうでしたか? 今日偉大なチャンピオンの先輩の一人が引退しました。田村(彰敏)選手お疲れ様でした。歴史あるベルトを巻いているチャンピオンとして、僕は次のステップに進みたいです」とアピールした。

元修斗世界王者・田村彰敏が引退【3・25修斗】

2018.03.26 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦(3月25日、東京・後楽園ホール)で第6代修斗世界ライト級王者・田村彰敏(総合格闘技津田沼道場)の引退式が行われた。

 田村は2001年4月に修斗でプロデビュー。2007年2月に不死身夜天慶を破り環太平洋ライト級王座に就き、同年5月にはリオン武を破り世界ライト級王座に就いた。

 国内外で7つの団体で試合を行い、MMAの戦績は41戦21勝18敗2分。

 昨年2月、パンクラスでの中原由貴戦でKO負け後に急性硬膜下血腫を発症。緊急手術で一命は取りとめたものの、現役を引退することとなった。

 現在は道場で生徒たちを指導するまで回復しているという。

 この日はともに切磋琢磨した高谷裕之ら道場の関係者も多く駆けつけた。

 田村は「1年前、僕は病院にいました。試合後、右半身の麻痺、目・耳・言葉の障害を持ちましたが、奇跡的に生還できたのは、仲間、家族、病院スタッフの皆さんのおかげです。16年間のMMA生活を駆け抜け、7つの団体で戦い、修斗では半数以上の25戦をしました。たくさん勝ってたくさん負けました。チャンピオンにもならせてもらい、1試合1試合が思い出に残っています。キャリア後半は他団体に上がっていたのに、引退セレモニーの場を与えてくれて光栄です。修斗はいつでも暖かく迎えてくれる、故郷のような団体です。これからも受け継がれる修斗魂を応援してください。これからの人生は道場、格闘技、ファンの皆さん、支えてくれた家族、そしてそばで支えてくれた妻に感謝を返せればと思います」と挨拶し、テンカウントゴングを聞いた。

第2代フェザー級王座決定トーナメントのメンバー発表【6・17 K-1】

2018.03.25 Vol.Web Original

トーナメントの中心はやはり西京春馬

 K-1 実行委員会が3月25日、都内で会見を開き、「K-1 WORLD GP ‪2018 JAPAN‬ ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」‪(6月17日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で開催される‬「第2代フェザー級王座決定トーナメント」の出場選手と組み合わせを発表した。

 1回戦は①小澤海斗vsジョージ・バレラ、②村越優汰vsエリアス・マムーディ、③芦澤竜誠vsシルビュー・ヴィテズ、④西京春馬vs朝久裕貴の4試合。リザーブファイトに大滝裕太vs江川優生となっている。

 準決勝は①と②の勝者と③と④の勝者が対戦。その勝者が決勝で対戦する。

 現在、K-1とKrushのリングにおいて、西京は小澤に2連勝、村越にも勝利を収め、Krushフェザー級王座に君臨中。マムーディにも昨年、判定ながら勝利を収めている。そして村越は初参戦で芦澤に判定勝ち、という関係になっている。

 会見にはトーナメントに参加する日本人5選手とリザーブファイトの2選手が登壇した。

 トーナメントの中心となる西京は「3試合勝てば世界チャンピオンになれると思うと気合が入る。朝久選手との試合は事実上の決勝戦と思っている。しっかり勝って優勝したい」と話した。

 対する朝久は中国の武林風で実績を積み、今回はその推薦という形での参戦となった。「世界中のトップファイターが集まる武林風から推薦をいただいて光栄。求められていることは分かっている。1試合1試合全力で戦っていくだけ」と静かに話した。

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