沖縄出身のバイリンガル・シンガー、PENNYこと当山ひとみが今年、デビュー35周年を迎える。1981年5月1日にデビューシングル『ドア越しのグッドソング〜So Many Times』を、5月21日には、1stアルバム『Just Call Me Penny』をリリース。さらには、同年6月9日には、渋谷エッグマンで初のワンマンライブを行うなど、華々しいデビューを飾った。デビュー35周年にあたる今年、デビューライブと同じ6月9日に記念ライブを開催することが決定。今回のライブでは、デビュー当時の楽曲を中心に選曲。古さを感じない楽曲の素晴らしさと、PENNYの“Silky Voice”が楽しめる。
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何百年経っても色あせない作品たち『マクベス』
狂言師の野村萬斎は世田谷パブリックシアターの芸術監督に就任以来、シェイクスピアを能・狂言の手法を用いて演出することに取り組んできた。
これまで『まちがいの狂言』(2001年初演)では狂言の手法で『間違いの喜劇』を、『国盗人』(2007年初演)では『リチャード三世』を日本の戦国時代に置き換えた演出で、そして今回再演する『マクベス』と3作品を上演。中でもこの『マクベス』は萬斎が1994年〜95年に文化庁新進芸術家在外研修制度でロンドンに留学していたときから構想を温めてきたもの。大胆な構成と演出を施し、原作では20人以上いる登場人物を5人に絞り、ミニマルな作品に仕上げている。
2010年に初演し、3度目の再演。今回マクベス夫人を演じるのはシェイクスピア初挑戦となる鈴木砂羽。シリアスからコミカル、映像に舞台にと幅広い役柄をこなす鈴木がどんなマクベス夫人を見せてくれるのか。
また今回は音楽監修に尺八演奏家の藤原道山を迎え、シェイクスピア×和楽器の生演奏という新しい試みを取り入れる。大きく進化した萬斎版『マクベス』が見られそう。
満島真之介が応援「さわやかに飛び出して」
満島真之介と松島花が19日、ユニクロ銀座店で行われた『エアリズム ユニフォームデー』のPRイベントに出席した。満島と松島は現在、機能性インナー『エアリズム』のCMに出演中。満島は「撮影したときの移動中爆睡してしまって大汗をかいたんですが、(残りのシーンは)同じものを着たままで撮影しています。汗っかきにとって(『エアリズム』は)うれしいですね」と、太鼓判。「これで日本人がさわやかに飛び出していければ」と話した。
同商品はそのまま着用するのはもちろん、カットしても使えるのが特徴になっている。松島は「男性用にしかないデザインもあるのですが、男性のSサイズを切れば女性も着られるんです」と、アドバイス。また、ストレッチがきいているのも大きな特徴だという。
満島はまた同商品が映画やドラマなどの撮影現場でも注目され始めているとポロリ。「だから今日も5着ぐらいもらっていこうと思って」と真っ白い歯を見せて、会場を沸かせた。
『エアリズム ユニフォームデー』は、制服着用の職場でクールビズの装いを取り入れにくい人たちのために機能性インナー「エアリズム」を紹介することを目的として行われたイベント。19日に制服で同店舗を訪れた人に商品やクーポンをプレゼントした。このイベントは今後、全国で展開していく予定。
PRイベントでは、満島と松島が、人力車の車夫、フライトアテンダント、バス乗務員、寿司職人、博品館の店員、レストラン店員など制服で頑張る人たちに同商品を贈呈した。
永野がタワーレコードで臨時店長「DVDは定価で買って」
お笑い芸人の永野が18日、タワーレコード新宿店の臨時店長に就任した。同日発売した自身のDVD『Ω』(オメガ)の発売を記念したイベントの一環で、エプロンと名札をつけ売り場に立った。接客はもちろん、自身のサイン会を店内放送でアピールするなど意欲的。この日行われたインストアライブも盛り上げた
業務を終えた永野は「就職したいと思いました。働くことはなんといいことなんだ!と。あと店長の立場に立つと万引きは許せない。もちろんこのDVDもちゃんと定価で買って見てほしい」とコメントした。
本DVDは、「1000枚の事前予約」の公約を達成し、昨年12月に制作が決定した作品。斉藤工と金子ノブアキが友情出演している。
ミュージカル『王家の紋章』で宮澤佐江が卒業後初舞台
秋田書店の月刊プリンセスで1976年から現在にわたり連載中の『王家の紋章』がこの夏、初めてミュージカル化される。
同作は現在まで単行本が60巻を数え、累計発行部数が4000万部を記録する、日本の漫画界でも指折りの超大作。
16日、主役のメンフィス役を演じる浦井健治、ヒロイン・キャロル役をWキャストで演じる宮澤佐江と新妻聖子ら出演者と演出の荻田浩一氏、そして原作者の細川智栄子さんと芙~みんさんが登壇し、制作発表会見が行われた。
この日はプリンセスなどで募集された230人のファンも参加。冒頭、浦井ら出演者によって劇中で歌われる『Where I Belong』、『Unrequited Love』の2曲が披露された。
会見では原作者の細川さんが「昔テレビドラマのお話をいただいた時、ドラマと漫画の描くスピードが違い、すごく苦労した。それから妹と相談して、お話があっても一切お断りしましょうと決めた」とこれまで同作が実写化されなかった理由を語った。そして今回は「(舞台化が)4巻まででどうかというお話だった。それだったら…」と舞台化実現した経緯を語った。
本作が初の単独主演となる浦井は「とてもうれしいが、ド緊張もしている。このメンバーだからこそできるミュージカルになるのではないかと思うようなメンバーが集結している。ストーリー的にも人物造形的にも素敵な作品でそのすべてが魅力的」と語った。
今年3月にAKBグループから卒業し、本作が卒業後、初の舞台となる宮澤は「素晴らしい作品のヒロインに選んでいただいて、光栄に思っています。それと同時にとても緊張しています。頑張ることは当たり前。私はキャストのみなさんの中でも一番頑張らなければいけないと強く思っています」とし、初出演となる帝国劇場については「夢にも思えなかったくらい素晴らしい場所に立てることに感謝して、キャロルという可愛らしい女の子をしっかり、私らしく演じたい」と語った。
TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『世界から猫が消えたなら』『ひそひそ星』
『世界から猫が消えたなら』
30歳の郵便配達員“僕”はある日、余命わずかと宣告される。そんな彼の前に現れたのは自分と同じ姿の悪魔。悪魔から、世界から自分の大切なものを一つ消すごとに1日生き延びさせるという取引を持ちかけられた“僕”は電話、映画、時計…と消しながら命をつないでいくが…。
監督:永井聡 出演:佐藤健、宮﨑あおい他/1時間42分/東宝配給/5月14日より全国公開 http://www.sekaneko.com/
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『すれ違いのダイアリーズ』
フラフラしてばかりのお気楽男子・ソーンは恋人に迫られなんとか定職に就くが、それは電気も電波も無い僻地にある水上学校の先生だった。慣れない環境になじめず失敗続きのある日、前任の女性教師が残した日記を見つけたソーンは彼女の日記に励まされ…。
監督:ニティワット・タラトーン 出演:スクリット・ウィセートケーオ他/1時間50分/ムヴィオラ配給/5月14日よりシネスイッチ銀座他にて公開 http://www.moviola.jp/diaries2016/
高畑充希がお願い「手取り足取り教えてほしい」
高畑充希と綾野剛が11日、都内で行われた『NTTドコモ 2016夏 新サービス・新商品発表会』に出席した。
この日、新規に発表されたのはタブレットやルーターを含む全7機種で、最新技術を用いた端末はもちろん、音声サービスな便利な機能などで、ユーザーの暮らしを快適にすることがテーマ。発表会でが格段にレベルアップした音質、スマホを振ってから左か右の耳に充てることで電話を受けたりかけたりできる機能『スグ電』なども紹介された。スマホを使いこなすヒントが送られてくるサービスについて、高畑は「……手取り足取り教えてほしい!」と、大歓迎。綾野も「(ヒントが)カスタマイズされてくるのがいいですね」と感心していた。
発表会では、新機種のテーマが暮らしを快適にすることだったことに関連して、緊張状態のときにどのように自分自身を快適にするかということが話題に。高畑も綾野も「今も緊張している」と口を合わせ、「緊張していますと言ってしまうこと、緊張していることを自分が認める」という答えで共演しているCM通り息のあったところを見せた。
TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE『ヒーローマニア−生活−』『ヘイル、シーザー!』
『ヒーローマニア−生活−』
さびれた地方都市・堂堂市でサエない日々を送るフリーター・中津は、ある日超人的な身体能力を持つ下着泥棒・土志田と出会う。チンピラを倒した土志田の強さを見込んだ中津はともに“ヒーロー”となって街にはびこる悪と戦おうと持ちかける。
監督:豊島圭介 出演:東出昌大、窪田正孝、小松菜奈他/1時間49分/東映配給/丸の内TOEI他にて公開中 http://heromania.jp/
江戸時代、実際にあった庶民の大逆転劇! 『殿、利息でござる!』
お上からの重税にあえぐ庶民が考え出した逆転の秘策、それはお上に金を貸し利息を巻き上げること! 今から250年前、江戸時代の仙台藩に実在した人々の歴史秘話を、豪華キャストで描いた痛快な歴史エンターテインメント。
映画化もされた「武士の家計簿」などの著者・磯田道史の近著「無私の日本人」を『予告犯』の中村義洋監督が映画化。複雑な過去を持ちながら町の将来のため奔走する真面目な造り酒屋の主・十三郎役に阿部サダヲ。町一番のキレ者・菅原屋役に瑛太。十三郎の代わりに裕福な実家を継いだ弟・浅野屋陣内役に妻夫木聡。他、竹内結子、松田龍平、草笛光子、山﨑努ら豪華な顔ぶれに加え、フィギュアスケーター・羽生結弦が殿さま役で登場するのも話題に。
“搾取される側”が“搾取する側”に回ることで生き延びようという、この逆転劇は実際に18世紀後半の仙台藩の宿場町で起きたこと。お上に貸し付けるための莫大な費用を、すべてを投げ打ちねん出しようとする有志たち。命がけのプロジェクトの裏に隠された、現代の日本人に伝えたい大切な教えとは…。彼らが頑なに守った“つつしみの掟”によって長らく知られぬままとなっていた、正真正銘の秘話。当時の人々の姿に感銘を受けつつ、弱者が強者に打ち勝つ痛快さを味わえるイチオシの一本。