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小池都知事が映画祭代表の別所哲也にエール「ウィズコロナのもと新しい映画祭を」

2020.08.28 Vol.web oroginal



 9月に都内にて開催される国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(以下:SSFF & ASIA)」代表を務める俳優・別所哲也が、小池百合子東京都知事を表敬訪問。小池都知事が東京を題材にした「Cinematic Tokyo」部門優秀賞を発表した。

 米国アカデミー賞公認を受けたアジア最大級の国際短編映画祭。今年は新型コロナウイルス感染症の影響により例年の6月開催を延期。9月16日からオンラインとリアルイベントで開催される。

 別所が「開催から22年、今年は映画祭史上初めて6月の開催を延期して9月になりました。リアルイベントと合わせオンラインでの開催も拡充し、約200作品を上映、配信するほかウェビナーなども実施します。リアル会場では客席を減らし、スタッフにも感染対策を徹底して行っていきます。こういう状況だからこそエンターテインメントの力を信じ、ステイホーム時代の新しい映画祭を試行錯誤しながら作っていきたいと思っています」と、感染対策に対応した映画祭実施への意欲を語ると、小池都知事も「ウィズコロナのもと新しい映画祭が行われる、新しい日常との両立ということになると思いますが、会場にも、感染防止徹底宣言ステッカーを掲示していただいて、安心安全な開催にしていただくことを楽しみにしております」と期待を寄せた。

 この日は、東京を題材に世界から作品を公募する「Cinematic Tokyo」部門の優秀賞を小池都知事が発表。「東京が映画の舞台となってその魅力が世界に発信されるということで、発表に携わらせていただいて光栄です」と、選ばれた『グッピー』(オーストラリア)の受賞を祝った。

 会見後の囲み取材で別所は「当初、中止も視野に入れていましたが、米国アカデミー賞公認映画祭でもあるということで、医療に関わる方のアドバイスも頂きながらリアル会場での開催も、どういうやり方なら安全か試行錯誤しながら進めていきたい」と語り、「海外からのお客様を招くことは難しいが、幸い3月の時点で今年の公募作はすべてそろっていたので、映画祭では国内外のさまざまなクリエイターとウェブでつながりながらやっていきたい。カンヌなど海外の映画祭も試行錯誤しているが、僕らが何らかの形を示すことが1つの勇気につながると思っています」と、改めて意欲を語った。また「当初の上映作品に加え、ニューボーダレスというテーマのもと、コロナ禍で生まれた作品なども加え、映像の今を伝えられる映画祭にしたいと思っている。ニューノーマル時代のボーダレスな思いを伝えたい」と、映画祭の新たな試みをアピールした。
 
 SSFF & ASIA 2020は9月16日から27日まで都内各会場にて開催(オンライン会場は開催中)。

渋谷ハチ公前の青ガエル、秋田県大館市へ向けて出発

2020.08.03 Vol.Web Original

 JR渋谷駅のハチ公前で、渋谷の街を見守り続けてきた「青ガエル(超軽量電車東急 5000 系)」が3日、秋田県大館市に向けて出発した。

 2006年に東急電鉄が運用終了後に保存していた車両を渋谷区が譲り受け、象徴的なモニュメントとして渋谷駅前に設置、観光案内所として活躍した。渋谷駅周辺など100年に一度といわれる渋谷区の再開発が進むなかで、今後の活用方法が模索され、忠犬ハチ公を縁として交流を続ける大館市に誕生した「秋田犬の里」を活躍の場とすることに決定した。
 
 移設後は、渋谷区と大館市の交流のモニュメントとして、忠犬ハチ公を中心に渋谷と大館の歴史変遷を展示しながら、施設来場者の休憩場所として開放する予定。

Uber Taxi、都内でのサービスをスタート

2020.07.03 Vol.Web Original

 Uberは3日、タクシー配車アプリ「Uber Taxi」の都内でのサービスをスタートしたと発表した。このサービスを利用できる都市としては12カ所目の都市となる。

 株式会社日の丸リムジン、東京エムケイ株式会社、エコシステム株式会社のタクシー会社3社との提携で実現。 Uberのテクノロジーとタクシー会社の経験豊かなドライバーがタッグを組むことで、便利で快適なタクシー乗車体験を提供する。

 Uber Taxiは、アプリ内のボタンをタップして地域のタクシー会社に配車を依頼するサービス。配車から乗車、下車までスムーズにタクシーを利用できる。現金やカードなどさまざまな支払いのオプションがあるほか、サービス利用時に自分の到着時間を家族などと共有したり、 GPSによるリアルタイムでトラッキング、配車した車が近づくと知らせてくれるスポットライト、グループで利用する際には料金をスムーズに割り勘できる機能などを備えている。
 

【都議会補選】小池百合子の秘蔵っ子!元タカラジェンヌの天風いぶきが父の遺志を継ぎ、北区から都政に挑戦!

2020.06.25 Vol.Web Original

 都知事選挙の行方をうかがう見出しが日々飛び交かっている。7月5日に投開票を控えて、選挙カーが走り、候補者たちが熱弁をふるう。東京・北区はさらに過熱している。もうひとつの熱い戦い、東京都議会補選の選挙戦が始まろうとしている。

 候補者の具体的な名前が揃い始めて、女性候補たちによる三つ巴、四つ巴になる様相だ。そのなかで最も注目を集めるのが、都民ファーストの会が擁立した候補、天風いぶき氏だ。

 元タカラジェンヌ。退団後には、小池百合子都知事の秘書を衆議院議員時代から務めた。都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の職員として都議をサポートしてきた。いよいよ自身が会の公認を得て、初めての選挙に挑む、天風いぶき氏に聞く。

ここまでやるか!?業界最高の感染対策を目指す「KICHIRI新宿店」の挑戦

2020.06.18 Vol.Web Original

 新型コロナウイルス感染症を想定して社会経済活動を行う「新しい生活様式」。試行錯誤しながら通常営業を再開する飲食店が多い中、「KICHIRI」「いしがまやハンバーグ」などを展開する株式会社きちりホールディングスでは、スタッフとの接触を従来より8割削減した新居酒屋様式のモデル店舗「KICHIRI新宿店」を発表した。“業界内最高レベルの安心空間”を謳うそのサービスの内容とは?

 JR新宿駅東口からほど近い商業ビルに店舗を構える「KICHIRI新宿店」では、グループ会社のウィルス予防除菌コンサル設計施工のサニタイズ社の監修・指導で、飲食業界内最高レベルの予防策を目指す「新しい生活様式」対応店舗を開発した。株式会社きちりホールディングスのゼネラルマネージャーである城所将太さんは「政府の発表した『新しい生活様式』と『人との接触を8割減らす』をもとに店舗の中での感染対策と、お客様とスタッフとの接触機会および時間を8割削減する取り組みを行なっています」と語る。

都内近郊の水族館・動物園が営業再開へ!アクアパークに八景島も

2020.05.30 Vol.Web original

 東京都内や近郊の水族館・動物園が、続々と営業再開を発表。海の生き物や動物たちに会える機会がようやくやってきた。5月30日時点で再開日を公式発表している施設を紹介する。

 「マクセル アクアパーク品川」は、6月1日(月)より営業再開。営業時間は10:00~17:30(最終入場17:00)で、感染拡大予防対策として、密集が予想されるドルフィンパフォーマンスや、フィーディングタイム、ふれあいプランなどのイベント・プログラムは中止するほか、屋内・至近距離で発声の可能性があるアトラクションは運休する。

 「しながわ水族館」は、 6月1日(月)より営業再開。営業時間は、10:00~17:00(最終入館16:30)で、各ショーや、フィーディングタイム、イルカにタッチ、プロジェクションマッピング、ふれあい水槽は中止する。

都、非常勤職員の募集を開始 感染症の影響で経済的に困難な状況にある大学生ら最大で600名

2020.05.13 Vol.Web Original

 東京都は12日、新型コロナウイルス感染症の影響によってアルバイト収入を失うなど、経済的に困難な状況にある大学生等を対象に、緊急雇用対策として非常勤職員の募集を開始した。最大600名程度を募集する。

 主な業務は、感染症拡大防止協力金支給業務の一部、都立学校における学校の活動を補助する事務、児童養護施設・児童相談所・保健所での業務、文書のデジタル化など各局等における各種庶務事務で、アシスタント職になる。

 応募対象となるのは、大学、大学院、短期大学及び専修学校の専門課程に在学し、感染症の影響によりアルバイト収入を失うなど、経済的に困難な状況にある学生。

 すでに募集はスタートしており、応募期間は29日まで。5月15日から順次採用する。

東京タワーなど全国のタワーが「ARIGATO」のメッセージ

2020.04.27 Vol.Web Original

 東京タワーは、4月27日から5月2日までの6日間、タワーをブルーにライトアップしメインデッキに「ARIGATO」のメッセージを表示する。新型コロナウイルスの感染症(COVID-19)に最前線で立ち向かう医療関係者や、介護福祉など感染リスクと向き合いながら働く人たちに向けて感謝の気持ちを伝えるのが目的。点灯時間は日没から24時。27日のみ19時から。

 また、全国20の展望タワーが加盟する「全国日本タワー協議会」と連携し、「#タワーからARIGATO」をキーワードに、感謝の気持ちを発信。東京タワーを筆頭に、さっぽろテレビ塔(北海道・札幌市)、五稜郭タワー(北海道・函館市)、銚子ポートタワー(千葉県・銚子市)、千葉ポートタワー(千葉県・千葉市)、ツインアーチ138(愛知県・一宮市)、通天閣(大阪府・大阪市)、京都タワー(京都府・京都市)、福岡タワー(福岡県・福岡市)、海峡ゆめタワー(山口県・下関市)、別府タワー(大分県・別府市)が一斉にブルーのライトアップの点灯を実施し、そのほかのタワーもSNSを使ってメッセージを発信する。

結局タバコは吸えるの?吸えないの?「改正健康増進法施行後の新宿ゴールデン街を歩く」

2020.04.14 Vol.729

 この4月1日から受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が全面施行された。同法は2018年7月に成立し、全面施行に向けてさまざまな準備が進められてきた…はずなのだがその実態は? 成立があまりに前過ぎて、うっすらと忘れかけている喫煙者も多いのでは? ということで、改めてこの改正法を振り返り、最も影響を受けそうな人々に話を聞いてみた。

水源から蛇口まで。日本最大級の水道トータルサービスが4月誕生【東京水道株式会社 野田数社長】

2020.04.13 Vol.729

 私たちの生活に欠かせない「水」。東京都の水道事業が人口減少や施設の老朽化に直面する中、将来にわたり持続可能な事業を運営するために、2020年4月1日、技術系業務と営業系業務・IT系業務が統合し、日本最大級の水道トータルサービス会社「東京水道株式会社(Tokyo Water)」が誕生した。水源から蛇口まで、水道業務全般を担うという新会社設立の経緯や水道事業の未来について、野田数社長に話を聞いた。(聞き手・一木広治)

東京“週末ロックダウン”。拡大する感染に対し東京都の権限は? 都の担当者に聞く

2020.04.04 Vol.Web Original

 小池百合子東京都知事が先月25日の会見で行った、新型コロナウイルス感染症対策における自粛要請を受けて都内では、さまざまな活動が自粛。とくに土日は、多くの映画館や商業施設も休業するなど、いま東京は“週末ロックダウン”とでもいった状況にある。

 とはいえ、あくまで「要請」であって「禁止」令ではない。なぜ海外のような明確なロックダウンではないのか。今後、食料品店やコンビニなども休業する可能性があるのかなど、東京都の担当者に話を聞いた。

― 都は、週末も不要不急の外出をしないよう要請を出しました。これを「週末だけのロックダウン」ととらえた人もいるようですが…。

「知事は、平日はお仕事などをされている方も出来る限り自宅で行い、夜間や週末における不要不急の外出を控えていただくことを都民の皆さんに繰り返し要請しています。4月2日には、これまでで最多となる97名の感染者が都内で新たに確認されました。都内の感染拡大は歯止めがかかっていません。知事は、この状況を“感染爆発重大局面”と表現していますが、現在の都内の状況は、まさに“感染爆発”を抑止する瀬戸際にあると言えます」

― 余暇など不要不急の外出が多い休日や夜間に向け、とくに注意喚起をしているわけですね。実際に、夜間営業の飲食店で感染したケースも報告されています。

「外出時は、他人との接触や交流が避けることが難しく、感染リスクを確実に高めます。特に、喚起の悪い密閉空間、多くの人が密集する場所、近距離での密接した会話のいわゆる“3つの密”を避けていただくことが重要です。都民の皆さん一人ひとりが、不要不急の外出を控えていただくことが、感染症拡大を抑止する上で、きわめて重要な対策の一つとなりますので、是非ご協力いただきたいと考えています」

― 海外では外出禁止令を出しているところもあります。都では、都知事が外出自粛等の要請を行っていますが、「外出禁止」ではなく、「自粛要請」にとどまる理由は。

「新型コロナウイルス感染症に関して、都道府県知事が講じることができる措置は、主に新型インフルエンザ等対策特別措置法(特措法)で定められています。現在の特措法では、都民の皆さん個人に対しては、みだりに外出をしないことなどの必要な協力を要請することまでしかできず、海外の事例のように、外出禁止令を出すなど、強制的に都民の行動を制限することはできません」

― 最初に外出自粛要請が伝えられた日、都内では多くのスーパーで買いだめによる品薄が起きました。都では都内のイベント自粛やライブなどの休みを要請していますが、一方で、食料品店やコンビニなどに対して、何か都から要請はしているのでしょうか。

「緊急事態が宣言された場合への不安などから、一部で過剰な購買行動が見られ、地域によっては、スーパーの店頭などで品薄状態が発生しました。マスクや消毒液など一部の衛生用品は、いまだに品不足状態が続いていますが、食料品などの生活必需品の供給は、通常通り行われていると聞いています。過剰な買いだめにより生活必需品の品不足が発生すると、今すぐにそれを必要とする方々に行き渡らないことになりますので、必要以上の買いだめは控えていただくようお願いします。

 なお、食料品店やコンビニ、物流などは、都民生活を維持する上で必要不可欠なサービスですので、感染防止のための衛生管理等を実施していただいた上で、営業を継続していただきたいと考えています」

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