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渋谷のカウントダウンイベント、約10万8500人が新年祝う

2020.01.02 Vol.Web Original

 大みそかから元旦にかけて、渋谷駅周辺でカウントダウンイベント『YOU MAKE SHIBUYA COUNTDOWN 2019-2020』が行われ、約10万8500人が集まり、カウントダウンして新年を迎えた。

今井絵理子議員らが音楽フェス開催で乾杯「沖縄を楽しんで」

2017.04.12 Vol.688

 

 沖縄・美らSUNビーチで開催される音楽フェス「CORONA SUNSETS FESTIVAL 2017」(7月8、9日)の開催記者会見が12日、都内で行われた。会見には、沖縄県豊見城市の宜保晴毅市長、今井絵理子参議院議員が特別ゲストとして出席。宜保市長は「毎回とても盛り上がる素晴らしいイベント。来場者の皆様にも、出演者の方にもぜひ楽しんでいただきたい」と話した。

 これまではアーティストとしてステージに立つ側にいることがほとんどだった今井議員は、「素晴らしい音楽と、沖縄が誇る海、文化・伝統に触れてもらい、より一層沖縄を楽しんで身近に感じていただきたい」とPRした。

 会見にはアーティストの平井大も出席した。

「コロナ・エキストラ」がプロデュースするリゾートビーチフェスティバル。今年で3年目の開催で1万5000人の動員を見込んでいる。会見では、第1弾アーティストとして、サカナクション、平井大、Nulbarich、Holy Ghost!(DJ SET)、starRO、Classixx(DJ SET)、Soul Clapの出演が発表された。チケットは現在、オフィシャル1次先行販売が実施中。4月23日23時59分まで。

なぜ? 豊洲で前回調査を大きく上回る有害物質検出

2017.01.20 Vol.683

 築地市場の豊洲への移転問題にまた新たな難問が発生した。

 東京都の小池百合子知事は12日、昨年8月に豊洲市場への移転延期を表明してから初めて築地市場を視察した。

 小池氏は業界団体「築地市場協会」の伊藤裕康会長らと懇談。伊藤氏は「年度内に移転の可否を判断してほしい」と求めたが、小池氏は「移転は政治的問題ではなく、科学、食の安全の問題だ。モニタリング結果を確認させていただきたい」と述べた。

 その最終9回目のモニタリング調査の結果が14日に開かれた専門家会議で都から報告された。それは有害物質のベンゼンが暫定値で最大で環境基準の79倍検出され、シアン、ヒ素も基準を超えるという予想外のものだった。

 前回調査に比べ数値が急上昇。基準超えの地点数も大きく増加しており、同会議は原因究明のため改めて調査し、3月に結果を報告する方針を決めた。

 専門家会議で座長の平田健正放送大和歌山学習センター所長は、有害物質が検出されたのが「あくまで地下水」と前置きし、食品を扱うのは地上のため「食の安全に問題はない」と説明した。

 しかし会議を傍聴した業者からは「移転後にこんな数字が判明しなくて良かった」などという声があがった。

 小池氏は同日、都内で報道陣の取材に「非常に範囲が広がり、それぞれの物質の基準値に比べて高い数値が出た。想定を超えたもので驚いており、専門家会議が科学的な分析を進める」と答えた。

 また都は16日、近く実施する再調査は、大幅に基準値を超えた場所を中心に30カ所程度で実施する方針を明らかにした。測定結果の精度を高めるため3機関に依頼するという。

 早期の安全性の確保はもとより、過去にさかのぼって調査方法、調査機関の選定に瑕疵がなかったのかといった問題も含め、今後大きな議論を呼びそうだ。

小池都知事の「希望の塾」に全国から2902人が入塾

2016.10.31 Vol.677

 東京都の小池百合子知事が立ち上げた政治塾「希望の塾」の開塾式が10月30日、都内で開催された。

 この塾は、この夏の東京都知事選をきっかけに政治に関心を持ち始めた人々が、主義主張や党派を超えて幅広く集い、互いに学び合うことを目的に設立されたもの。全国から塾生を募集したところ4827人の応募があり、そのうち2902人が入塾。この日の入塾式に臨んだ。

 想像を上回る人数となったことにより、式は4回に分けて開催された。

 小池氏は挨拶で「東京や日本にはなんでもあるが、その東京に足りないものは希望」としたうえで、「行政、政治のツボを学び、政治への思いを深めていただく。そのことで都政、政治の質を高めていきたい」と話した。

 この日は高野之夫豊島区長が地方自治などについて講演。今後は来年3月まで月1回のペースで講義や意見交換を実施する。

大丈夫?って思ったでしょ!?シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎II ワンピース』【腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!】

2016.10.24 Vol.677

 ええ、思いました。歌舞伎で『ワンピース』って…それ、大丈夫!? と。「上演が決まった時、実際にそういう声は少なからずあったようです」と宣伝の小松平さん。

「でもそれが実際に上演されると、『ワンピース』の世界観が見事にスーパー歌舞伎になっていると絶賛の声が広がってチケットが完売状態になることもありました」。そんな話題作がついにシネマ歌舞伎として公開。公演を見逃した人も楽しみでしょうね。

「公演を見たかった方、衣装やセットなどの細かいところも改めてじっくり見たい方にもオススメなんですが、本作は一本の映画として楽しめるのもポイントです。ルフィ役を演じている座長の市川猿之助さんの希望もあって、子どもや年配の方も楽しめるよう2時間以内に編集されています。さらに映像も舞台をそのままただ映しているのではなく、カットごとに視点を変えたり、カメラを動かして臨場感のある映像を使うなど、シネマ歌舞伎ならではの見ごたえを楽しめますよ」。

 もともと歌舞伎はお好きだったんですか?
「実はそれまで歌舞伎座で観劇したことが無かったんですが、本作をきっかけに実際の舞台も見てみたくなり…歌舞伎座に通うようになりました(笑)。古典作品は気がねしてしまうという人でも、スーパー歌舞伎なら私のような初心者も夢中になれますし、さらに気軽に見ることができるシネマ歌舞伎は、子どもから大人にまでお薦めしたいです。若くてイケメンの役者さんもいっぱいいるので若い女性はとくに!」。江戸時代の女子も、こうして歌舞伎にハマっていったんだろうなあ…。

東京タワーで世界タワー会議

2016.10.07 Vol.676

2016.9.23〜2016.10.6 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

豊洲市場「盛り土」問題 都が自己検証報告も肝心なところは…

2016.09.30 Vol.675

 東京都の小池百合子知事は9月30日の定例記者会見で、豊洲市場の盛り土問題で、9月いっぱいを期限としていた調査報告書が事務方から届いたこと、そしてその中身を発表した。

「豊洲市場の地下空間設置と盛土がなされなかったことに関する自己検証報告」というタイトルの報告書について、まず小池氏の口から「重要な2点」が語られた。

 それは「いつ、どの時点で誰が決定して、盛土をしないことになったのか」と「なぜ、都議会、都民等への説明責任を果たしてこなかったのか」という2つ。
 小池氏は報告書を受けたうえで「今回の事態を招いた最も大きな要因は、ガバナンス、責任感の欠如。前の答弁をそのままコピーするといったような点、それからチェックが不足している点、さらには意思決定プロセスの不備。職種間での連携の不足」といった原因をあげ、「個人の問題もありますが、一言で言えば組織運営上のシステムの問題ということもあり、だからこそむしろ問題なのだと思っています。だからこそ都政大改革なのだというふうに思っております」と語った。

 そして今後の対策として「公益通報制度」を設けることを準備をしていることを明かした。公益通報というのは職務遂行上の法令違反を通報する制度で、いわゆる内部告発。現在、通報の受け皿を弁護士事務所にするなど、内部告発者が不利益を被らないような、通報のしやすい環境を整えているという。

 また、今回の問題を踏まえ、都庁のマネジメント、ガバナンス機能を強化すべく「都庁マネジメント本部」を設置。これは副知事、各局長らが参加して縦割りを超えて情報を共有していくためのもので、この日午前に早速第1回目の会議が開催されたという。

小池百合子氏「東京オリンピック・パラリンピック開催に向け都民に明快な説明が必要」

2016.07.22 Vol.671

 

“日本を元気に”をコンセプトに多彩な活動を行う〈JAPAN MOVE UP/ TEAM2020〉が21日、都内にて2020年の東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるための異業種交流イベントを開催。東京都知事選に出馬を表明している小池百合子氏も登場し「2020年は、これまでにないオリンピック・パラリンピックにしたい」とアピールした。

 都内中心部のみならず奥多摩町や八丈島などにも駆けつけるなど連日、精力的に街頭演説を行う小池氏。この日もイメージカラーのグリーンのジャケット姿で登場。「2020年の東京オリンピック・パラリンピックはみんなで盛り上げていきたい。試合はアスリート・ファーストだが、東京都知事候補として言わせていただくと、都民一人ひとりがアスリートになった気持ちで大会を盛り上げられればいい。そのためには、どんな大会にするのか都民の皆さんに納得していただけるような明快な説明が必要。都知事になったら、そこもしっかりとやっていきたい」と語り、支持を訴えた。

今回はしっかり政策を聞いて投票したい!! 【東京都知事選7月31日投開票】

2016.07.22 Vol.671

 舛添要一前東京都知事の辞職に伴う東京都知事選の投開票が7月31日に行われる。

 1999年の選挙で石原慎太郎氏が当選して以来、すっかり“後出しじゃんけん”がトレンドとなってしまい、候補者の政策をじっくり吟味する機会がなくなってしまった都知事選だったが、今回は様相が少し違うようだ。

 舛添氏の辞任以降、嵐の桜井翔の父で総務省事務次官の桜井俊氏などさまざまな名前が上がるなか、6月29日に元防衛相で自民党の衆議院議員である小池百合子氏がいち早く出馬を表明した。小池氏は「自民党員として出馬する」と自民党の公認・推薦を求めたが、自民党東京都連は11日に元総務相で元岩手県知事の増田寛也氏を推薦。自民党は平成11年以来の分裂選挙となった。

 一方、野党は先の参院選に続き都知事選でも野党統一候補を立てることとなったが、人選に難航。
 そんななか業を煮やした一部の市民団体が7月6日に俳優の石田純一氏を野党統一候補に推薦。石田氏も6日に会見し、「野党統一候補としてならば出馬させていただきたい」と条件付きで出馬を表明した。

 しかし直後に参院選の投票日を控えていたこともあり、なかなか決定には至らず。石田氏は契約するCMや出演するTV番組、イベントの調整からタイムリミットと目されていた11日に出馬を断念した。

 11日には過去2回続けて次点となっている元日弁連会長の弁護士、宇都宮健児氏が出馬を正式表明。一方で民進党は元経済産業省官僚の古賀茂明氏に出馬を要請。しかし翌12日に急転直下で民進党はジャーナリストの鳥越俊太郎氏の擁立を決め、鳥越氏が野党統一候補として出馬することとなった。

 宇都宮氏は12日に行われた5人の候補者による公開討論会や13日に日本記者クラブで行われた会見にも参加し、自らの政策を訴え出馬の意思を示していたが、13日夜に出馬断念を発表した。

 14日の告示日には21人が立候補の届け出をした。21人というのは過去最多の数字。
 本紙コラムニストの小池氏は地元・池袋で第一声。「東京を大改革し、そして未来の東京を、都民の手で都民による都民のための都政にしていきたい」と訴えた。

 なお自民党都連は今回の都知事選にあたり、都連が推薦する増田寛也氏以外の候補者を応援した場合、処分対象となることを通知していたのだが、自民党衆議院議員の若狭勝氏が小池氏の応援に駆け付けた。

 この都連の通達はメディアでも取り上げられ、「やりすぎ」という声も多く出た。
 増田氏は千代田区の事務所前で第一声。自公の推薦を受けてはいるものの知名度で劣る増田氏は選挙戦では自らの実務能力をアピールするとともに、時にはメディアの要求にこたえ、「五郎丸ポーズ」を披露するなど、知名度アップに躍起となっている。
 野党統一候補として臨んだ鳥越氏は12日の出馬会見での「昭和15年生まれで終戦の時は20歳。もちろん空襲も覚えている」「東京都では若干、出生率はほかのところよりは高いといわれているがそれでもまだ1.4前後」などと事実と違う内容の発言や、過去に4度のがん手術を受けていることから年齢と健康に対する不安が指摘された。しかし本人は「今が一番健康」と胸を張るが、選挙期間前半は政策の立案不足なのか健康への不安なのか、街頭演説が他の候補に比べ少なく、当初からの不安の声を払しょくし切れてはいない。

 また鳥越氏は17日にフジテレビの「新報道2001」で予定されていた主要3候補の討論会を日程調整を理由に欠席。それに伴い企画自体が流れ、小池氏と増田氏も出演がとりやめになるといった事態も起こった。各候補の政策をじっくり聞くことのできる数少ない機会だっただけに、物議を醸した。

 各メディアによる世論調査では小池氏が一歩リードし、鳥越氏と増田氏が続く形となっているが果たして結果は…。
※本原稿の締め切りは21日。

都知事選2月9日投開票 問題山積の都政の舵取りは誰に任せればいいのか

2014.02.01 Vol.610

 猪瀬直樹前知事の辞職に伴い行われる東京都知事選。1月23日に告示され、新人16人が立候補。以来、都内各地で激しい選挙戦が繰り広げられている。
 猪瀬氏が辞職を表明したのが昨年12月19日。猪瀬氏は2012年末に行われた都知事選で史上最高の約434万票を獲得して都知事の座に就いた。昨年9月には2020年東京オリンピック・パラリンピックの招致に成功した。その人気と実績から、よもやこんなに早く都知事選が行われることになるとは誰も思っていなかっただけに、各陣営とも出馬に向け駆け足の準備となった。2020年東京五輪への対応や少子高齢化対策、脱原発などを争点はさまざま。2月9日に投開票が迫った選挙戦を探る!!

都知事選は猪瀬氏が約433万票で圧勝

2012.12.24 Vol.577

 石原慎太郎氏(80)辞職に伴う東京都知事選が16日投開票され、前副知事の猪瀬直樹氏(66)が433万8936票を獲得し初当選を果たした。国政選を含め、国内の選挙で個人が得た票数としては史上最高となった。これまでの最高は昭和46年の都知事選で美濃部亮吉氏が獲得した361万5299票だった。

 猪瀬氏は次点だった元日弁連会長の宇都宮健児氏(66)にも330万票以上の大差をつけた。猪瀬氏の得票率は67.35%で、都知事選では石原氏が平成15年に得た70.21%に次ぐ高さとなった。都知事選の確定投票率は62.60%。衆院選とのダブル選挙となった影響もあり、前回(57.80%)を4.8ポイント上回った。

 猪瀬氏は16日夜、「選ばれたのは改革をスピードアップしろという叱咤(しった)。だから万歳三唱はしません」と早くも臨戦態勢。「霞が関が作った規制を『東京モデル』を作って変える」と、副知事として進めた改革をさらに推し進める決意を示した。当選から一夜明けた17日には「434万票の民意が権力の正当性。その民意を受けて政策実行する。『改革をスピードアップしてやってくれ』というのが民意」と語り、過去最多得票の重みと票に込められた民意を強調し、「やるべきことはすぐに、ぶれないでやる」と決意を語った。

 その上で、「民意は一番尊重すべきもの。都知事として議会と話し合いするときも、僕が民意を代弁しているということを尊重していただきたい」と述べた。

 また、16日夜に当選を確実にした直後、自民党の安倍晋三総裁や公明党の山口那津男代表と電話で話したといい、「過去にない票数なので、国も民意を尊重していただく」とした。さらに、「自民や公明、日本維新の会、民主を含め、共産からも僕に投票した人がいた。改革を求める期待感を受け止め、それが東京の民意であると政府に代弁していく」と話した。

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