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『愛と誠』

2012.06.11 Vol.555

伝説のコミックを注目俳優×鬼才監督が映画化!

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©2012「愛と誠」製作委員会

 梶原一騎・ながやす巧による伝説的コミックを『クローズ ZERO』『十三人の刺客』の鬼才・三池崇史監督が完全映画化! 誰にも止められない超不良・大賀誠役に日本を代表する俳優・妻夫木聡、正真正銘のお嬢様・早乙女愛役に今最も注目を集める女優・武井咲という豪華共演に加え、斎藤工、大野いと、安藤サクラ、市村正親、余貴美子、さらには加藤清史郎、一青窈といった顔ぶれが集結。しかも劇中では、このキャストたちが驚きの歌と踊りを披露するというのだから見逃せない。「激しい恋」「空に太陽があるかぎり」といった昭和の名曲の数々を、音楽プロデューサー・小林武史がアレンジし、パパイヤ鈴木が振り付けを担当。究極のロマンスが怒涛のハイテンションで描かれるミュージカルシーンは、他では体験できないインパクトだ。  悪魔のような超不良と天使のようなお嬢様、何もかも違う2人の"運命の恋"の結末は...。昭和を知る世代も知らない世代も興奮必至の、純愛エンターテインメント!

STORY:資産家の令嬢・早乙女愛は"運命の人"大賀誠と再会する。しかし誠は一匹狼の超不良。愛は誠を更生させようと名門学園に編入させるが誠はたちまち退学処分に。不良たちの掃き溜め・花園実業に転入した誠を愛も追っていくが...。

監督:三池崇史 出演:妻夫木聡、武井咲他/2時間14分/角川映画、東映配給/6月16日より新宿バルト9他にて公開 http://aiandmakoto.jp/

“ショートフィルムの祭典”6.15 原宿で今年も開幕!

2012.06.11 Vol.555

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012

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今年のオフィシャルコンペティション審査員はこの5名!
北村一輝(俳優)、小林政広(映画監督)、高須光聖(放送作家・脚本家)、ルドミラ・チコヴァ(ドーハ映画協会チーフ・インターナショナルプログラミング)、萬田久子(女優) ※左から50音順

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)」がいよいよ開幕! 14回目の開催となる今年は、112の国と地域から4400本以上のショートフィルムが集結。映画祭では、その中から選りすぐりの約100本が上映される。オフィシャルコンペティションのグランプリ受賞作は、来年の米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる。コンペティション以外でも、新たな試みから毎年好評の人気企画まで、今年も多彩な催しがめじろ押し。映画祭で上映されるショートフィルムは、短いもので1分、長いものでも25分。短い時間で、笑いや涙、驚きや感動を体験できる、年に一度のショートフィルムの祭典をお見逃しなく!

米国アカデミー賞公認国際短編映画祭
SHORTSHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2012

チケット情報
1プログラム:前売1200円 当日:1400円
3プログラム:前売2700円 当日:3000円
(六本木オールナイト上映は1プログラム1500円 1DAY3000円)
スペシャルパスポート:前売8000円 当日9000円

原宿

6月15日(金)~19日(火) ラフォーレミュージアム原宿 東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F

表参道

6月22日(金)~24日(日) 表参道ヒルズ スペース オー 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館B3F

六本木

6月15日(金)・16日(土)オールナイト上映 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 港区六本木6-10-2 けやき坂コンプレックス内

横浜

6月16日(土)~30日(土) ブリリア ショートショート シアター 横浜市西区みなとみらい 5-3-1 Filmee 2F

www.shortshorts.org
現在、映画祭上映作品の「Google+予告編コンテスト」開催中!

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SSFF & ASIA 無料公式アプリケーション「Short Shorts」
映画祭チケットも購入できて、おすすめショートフィルムも楽しめる! 今すぐ無料ダウンロード!!


「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012」6月15日(金)~30日(土)
飛躍するショートフィルムの祭典

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震災からわずか3カ月後の開催となった昨年は、さまざまな復興応援企画を実施した。映画祭代表・別所哲也も「ショートフィルムの映画祭が、できることが必ずある」と語った。

 短いもので1分、長いものでも25分。その短い時間の中に、笑いが、涙が、感動が、そして無限の可能性が詰まっている。米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)」では、今年も世界中から寄せられた傑作ショートフィルムの上映や、スペシャルイベントを開催。美しく羽化する蝶のように、世界へと羽ばたく珠玉のショートフィルムを堪能しよう。

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映画祭の"鉄板"プログラム
オフィシャルコンペティション

 米国アカデミー賞を目指し、世界中から応募された作品の数、4400本以上。そこから選び抜かれた作品がインターナショナル部門とアジア インターナショナル部門、ジャパン部門で上映される。その頂点、グランプリを決めるオフィシャルコンペティションの審査員は、この5名だ。ドラマ「ATARU」など数々の作品で存在感を発揮する俳優・北村一輝。カンヌ国際映画祭出品作『バッシング』など国内外で高い評価を得る映画監督・小林政広。『ごっつえぇ感じ』など数々の人気番組を手掛けてきた放送作家・脚本家の高須光聖。ドーハ・トライベッカ映画祭など数々の国際映画祭に携わってきた映画祭プログラマー、ルドミラ・チコヴァ。ドラマ、舞台、映画などで活躍を続け、ファション誌のイメージキャラクターを務めるなど同世代女性の支持を集める女優・萬田久子。彼らの鋭い視点が選び出す4400本の頂点は、どの作品になるのか。

(1)ハリウッド女優ミア・ワシコウスカが主演するオーストラリア作品『愛しの君』を特別上映。 (2)桐生の"親父"の小さな冒険。『桐生人』 (3)負傷して帰還した宇宙飛行士の運命を描くスペイン発コメディー『任務遂行!』 (4)ベルリン国際映画祭短編部門銀熊賞を受賞した和田淳監督作『グレートラビット』を特別上映 (5)ガレッジセールのゴリが照屋年之として監督『伝説の家族』 (6)ひと夏の恋を描いた香港発ラブストーリー『ボクとキミ』


目指すは米国アカデミー賞!
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グランプリ
 インターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門の優秀賞から選ばれるグランプリ作品には、次年度の米国アカデミー賞短編部門ノミネート候補作の座が与えられる。これまでには、インドのギタンジャリ・ラオ監督(2007年)、日本の鈴木勉監督(2008年)、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』で長編デビューしたサム・テイラーウッド監督(2009年)などが受賞している。

オーディエンスアワード
 コンペティション作品の中から、各部門ごとに来場者の投票で選ばれる。お気に入りの作品にぜひ投票してみよう。2001年に本映画祭で観客賞を受賞したジェイソン・ライトマン監督は後に映画『マイレージ、マイライフ』などヒット作を手がけハリウッドの人気監督となった。

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モエ スターアワード
「モエ・エ・シャンドン」が、本年度公式上映作品の俳優や監督の中から、未来の映画業界を担うスターへ贈る、新たな賞。


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無料上映
旅シヨーット!プロジェクト

「旅っていいな」、「旅がしたくなった」、「日本に行きたくなるね」をキーワードに、「日本の旅」、「日本の魅力」を伝える作品が揃うプログラム。今年の審査員は『ガンジス河でバタフライ』の著者としても知られる旅人・エッセイストのたかのてるこ、"パックン"の愛称でおなじみ、俳優・コメディアンのパトリック・ハーラン、市井の人々の生きる姿をモノクロでのスナップ・ポートレイトというスタイルで撮り続ける写真家・エッセイストのハービー山口が務める(写真左から50音順)。今年も素敵な旅のドラマに出会えそう。

(7)要潤出演の特別上映作品『うどん県。それだけじゃない香川県』 (10)韓国トラベルショート『街』


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無料上映
ストップ!温暖化部門

 地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーン」との連携により誕生した目玉部門の1つ。ストップ温暖化というメッセージを、ときに笑いで、ときに圧倒される事実とともに伝えてくれる秀作10本が揃う。今年の審査員は、国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長・江守正多、バルセロナ五輪シンクロ銅メダルに輝いたスポーツコメンテーター・奥野史子、1974年のデビュー以来、俳優・歌手として活躍を続ける中村雅俊が務める(写真左から50音順)。

(8)特別上映作品『空からみた地球』。フランスの航空写真家による空撮ドキュメンタリー。ナレーションは映画『ファイト・クラブ』の俳優エドワード・ノートン。


記者が「爆笑」「泣いた」作品はコレ!

★5秒で爆笑!『Spider Problem』
5秒の映画で爆笑なんて信じられない...と思うならインターナショナル プログラム内で上映される「5 SECOND FILMS」をチェック。本編5秒で爆笑した後も、思い出し笑い必至。しかも主演はあのハリウッド女優!

★11分で痛快!『ペンテコステ』
重要なミサで待者の大役を任せられたサッカー少年・ダミアン。大人たちが見守る中、彼の選択は...。痛快すぎる、まさかのラストに降参!

★38分で感涙!『津波そして桜』
アメリカのルーシー・ウォーカー監督が、東日本大震災後の日本を見つめ、力強く復興に向けて進む姿を、桜と重ね合わせて綴るドキュメンタリー。桜色に咲き誇る"希望"の美しさに、涙。


豪華&珠玉のショートフィルムが大集結!

ミュージックShort部門

 人気俳優やミュージシャンのレア作品が見たい人必見の部門。ショートフィルムの視点でセレクトした公式ミュージックビデオや、有名楽曲をモチーフに製作されたオリジナルショートフィルムを上映。今年も、BUMP OF CHICKEN、グッドカミング、ノエル・ギャラガー、クラムボンなど豪華アーティストの力作映像が集結。スクリーンで見れば音も映像も感動2倍!

(11)韓国のイ・スンギの日本デビューシングル「恋愛時代/チングジャナ-友達だから-」のPV。


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CG部門 supported by デジタルハリウッド

 昨年に登場した映画祭初のCGプログラムが、今年は部門に拡大! セレブ俳優が声優を務める豪華な海外作品から、CG映像の最先端を極める意欲作まで、ハイクオリティーなCG作品が集結。審査員を務めるのは、デジタルハリウッド大学学長・杉山知之、映画監督・曽利文彦(映画『あしたのジョー』)、映画コメンテーター・LiLiCoの3名(写真左から50音順)。秀逸な作品ぞろいで、接戦は必至か。

(15)特別上映作品『グラッファロー』。ティム・バートン作品などでおなじみ、ヘレナ・ボナム・カーターが声優を務める


アカデミー賞プログラム

 米国アカデミー賞公認映画祭ならではの豪華なプログラム。今年のアカデミー賞受賞作『海岸』の他、震災後の人々の姿を追ったドキュメンタリー『津波そして桜』など、世界レベルの作品が揃う。

(12)第84回アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞ノミネート作品『津波そして桜』


スポーツプログラム

 ロンドンオリンピックが開催される今年、やはり"スポーツ"の話題は欠かせない! 水泳、テニス、卓球などあらゆるスポーツが登場するショートフィルムならではの、興奮と感動を楽しもう!

(13)『卓球の達人』83歳の"卓球の達人"が挑む白熱バトルのゆくえは?


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フットボールプログラム presented by J.LEAGUE

 Jリーグ20周年記念「フットボールプログラム」第2弾。フットボールとひと口に言っても、衝撃の社会派ドラマからフットボール愛をユーモアたっぷりに描くものまで、その内容は多彩。1つのボールから生まれたドラマの数々に、フットボールの魅力を再確認すること間違いなし! 

(14)2012年米国アカデミー賞ノミネート作品『ペンテコステ』


アラブ諸国特集

「アラブの春」など、近年注目を集めるアラブ諸国。その"新しい風"を映像で感じることができるプログラム。日本カタール国交樹立40周年を記念し、ドーハ映画協会からの特別セレクション作品など、見ごたえある作品が集結。多様性にあふれる豊かなアラブ諸国の文化を感じよう。

(9)ファニー・アルダン、タハール・ラヒムという一流俳優共演作『再会』


フレンチ・ショートプログラム

 フランス映画祭2012(6月21~24日)で上映される「短編集セレクション」を、横浜ブリリア ショートショート シアターで限定上映! フランス映画界を担う若手監督たちの才能に注目を。

(16)古い映画から飛び出したモンスターのせいで街がゾンビだらけに...。『宇宙からの巨大怪物の襲撃』


ショートフィルムの"ウラ"も見せます!?

キヤノンスペシャルコンテンツ

 映像製作に興味のある人はもちろん、普段は"見るだけ"という人も、豪華ゲストが映画製作の"現場"について語るイベントに、ぜひ参加してみて。映画製作の舞台裏や最新事情を知れば、より深く映画を楽しむことができるはず。「キヤノンスペシャルコンテンツ」では、映画『ゼロの焦点』など数々の話題作を手掛けてきた犬童一心監督による「キヤノンスペシャルセミナー ~デジタルがもたらす、これからの映像表現~」や、人気芸人・品川庄司としても活躍する品川ヒロシ監督(写真)がキヤノンの映画制作機器・CINE MA EOS SYSTEMで撮影した最新ショートフィルム『モルモット』の上映など、デジタルシネマの最前線に触れることができる企画が盛りだくさん。


クリエイターズセミナー

 毎年、作り手たちに好評のクリエイターズセミナー。今年は、26歳で映画『電車男』を企画し大ヒットを達成し、その後『モテキ』『告白』『悪人』など数々のヒット映画を生みだした映画プロデューサー・川村元気が講師として登場。次世代を担う若手映像作家に向けて、時代を読み解きヒット作を生み出す極意と将来の映像ビジネスを語る。

会場で出品監督に声をかけよう!

 意外と知られていない映画祭のもう一つの楽しみ方、それが出品作品の監督や俳優たちとの"触れ合い"。クリエイターが来場することも多いので、機会があったら、感動を直接伝えてみては。


意外と多い! セレブ出演のショートフィルム

 期間や費用の点で長編よりも製作しやすいショートフィルムは、若手ばかりではなく、有名俳優やクリエイターが参加することも少なくない。『アリス・イン・ワンダーランド』でブレイクしたミア・ワシコウスカ、『ファイト・クラブ』のエドワード・ノートン、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のジュリエット・ルイスといったハリウッド俳優や、アカデミー賞やカンヌ映画祭の出品監督など、今年の映画祭上映作品でもそうそうたる顔ぶれを見つけるはず。もちろんコンペ出品作品の中から、未来の巨匠やスター俳優が誕生する可能性もお忘れなく!

6月4日はショートフィルムの日!

2012.06.04 Vol.554

 毎年、ショートフィルムの魅力を多彩な作品やイベントで紹介する、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)」。その第1回ショートショート フィルムフェスティバルが開催された日にちなみ、6月4日が「ショートフィルムの日」に認定された。

 6月15日の開催前にショートフィルムが見てみたい、という人には、SSFF & ASIAが選りすぐったショートフィルムを無料で、すぐに視聴できるサイト「ネスレアミューズ映画祭」がおすすめ。また、SSFF & ASIA 2012公式サイトでも、Jリーグ20周年記念企画「フットボールプログラム presented by J.LEAGUE」上映作品を限定無料配信中。同企画では、6月13日の横浜FC・大分トリニータ戦(ニッパツ三ツ沢球技場)など、Jリーグの試合会場でもフットボールをテーマとしたショートフィルムを今後も上映する予定。
 作品の無料視聴やSSFF & ASIA 2012当日券の200円引きサービスなど、お得情報満載の無料公式アプリも、4日から配信となるとなるので、合わせてチェックしてみては。


ショートショート フィルム フェスティバル & アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)
【会期】6月15日(金)~30日(土)【会場】ラフォーレミュージアム原宿他 www.shortshorts.org/2012/
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア公式アプリ」APP store、Android Marketから無料ダウンロード
「ネスレアミューズ映画祭」http://nestle.jp/ssff/

ショートフィルムに見る”映画の未来”!

2012.06.04 Vol.554

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012」に注目!

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品川ヒロシ監督作『モルモット』(13分)。終電を逃した主人公が、バイトの先輩のアパートへ行くと、その部屋の押し入れの中には...。出演は宮川大輔、板倉俊之、秋山竜次。『ドロップ』『漫才ギャング』と、映画監督として活躍する品川ヒロシがキヤノンのCINEMA EOS SYSTEMで撮影したショートフィルム。

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 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)」がいよいよ今月15日から開催となる。著名な監督や俳優の作品から未来の巨匠の力作までが集う、映画好き必見のイベントだが、映画祭をもっと楽しむなら、イベントやティーチインにも参加すべし。映画祭では今年も豪華なイベントが盛りだくさん。なかでも毎年、好評を博しているのが"映画製作のリアルな声"が語られるセミナーだ。その1つが、撮影機材の進歩と映像の可能性を見つめる「キャノンスペシャルセミナー ~デジタルシネマがもたらす、次世代の映像世界~」。映画『ゼロの焦点』など数々の話題作を手掛けてきた犬堂一心監督が、すべてのクリエイターに向け、デジタル化による「これからの映像表現」をテーマにしたトークセッションを行う。また、人気芸人の品川庄司・品川祐もキヤノンの映画制作機器・CINEMA EOS SYSTEMでショートフィルムを監督しており、こちらも会期中に上映される。  映画製作の舞台裏や最新事情を知れば、より深く映画を楽しむことができるはず!
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映画祭当日券がアプリで割引!

映画祭の公式無料アプリケーション「Short Shorts」をダウンロードしよう! なんとこのアプリアイコンを映画祭の受付に提示すると、当日券が200円引きに! 今年の映画祭の最新情報や、上映作品の詳細も知ることができるので、かなりおススメ!

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア公式アプリ」
APP store、Android Marketから無料ダウンロード


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ショートショート フィルム フェスティバル & アジア 2012
【会期】6月15日(金)~30日(土) 【会場】ラフォーレミュージアム原宿(6/15~19)、表参道ヒルズ スペース オー(6/22~24)、TOHOシネマズ六本木ヒルズ オールナイト上映(6/15、16)、ブリリア ショートショート シアター(横浜開催:6/16~30) 【URL】www.shortshorts.org/

カンヌ国際映画祭で世界の俳優が大はしゃぎ!

2012.05.28 Vol.553
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(Photo/AFLO)

 世界有数の映画祭のひとつ、第65回カンヌ国際映画祭が27日まで、南仏のカンヌで開催された。レッドカーぺットには、『キリング・ゼム・ソフトリー』のブラッド・ピットを始め、出品作品に関わる世界トップクラスの俳優たちが勢ぞろい。晴天と南仏の風のためか、どの俳優も最高の笑顔を見せ、ブラッドはスマートフォンで写真を撮りまくって楽しんでいた。  日本からは、ある視点部門に『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(若松孝二監督、6月2日公開)が出品。特別招待作品として『愛と誠』(三池崇史監督、6月16日公開)も上演された。『愛と誠』は、真夜中の上映にも関わらず、1200席の会場はほぼ満席で、反応も上々。仕事の都合で渡仏できなかった武井は、日本で朗報を聞き、「日本ではない場所で自分がスクリーンに出ていることが、なんだか変な感じ」と率直な感想を漏らしつつ、「評価してくださったことをうれしく思います」と喜んだ。  韓国からは、クォン・サンウも映画祭に出席した。

夢の課外授業 ダンスを通じて被災地を元気にしたい

2012.05.28 Vol.553

 株式会社LDHと二十一世紀倶楽部が協力し、ダンスを通じて「被災地を元気に」「ダンスを用いた教育プログラムの発展を支援」するための、夢の課外授業「創る・伝えるプロジェクト」が5月7日から始まった。

 未来を担う子どもたちが大きな夢を持ち、すこやかな成長を促すことを目的とする二十一世紀倶楽部の「夢の課外授業」。2000年度から始まり、これまで全国各地で開催されてきた「夢の課外授業」の中からダンスを通じた「創る、伝えるプロジェクト」が、今年度の文部科学省「復興教育支援事業」としてスタートした。

「復興教育支援事業」とは昨年の東日本大震災を受け、被災地の「復興教育」を支援していくための事業。二十一世紀倶楽部は昨年2回に渡り、EXILEのメンバーによる「夢の課外授業」を岩手県で実施。岩手県教育委員会からの希望と文部科学省からの要望を受け、今年は「ダンスの力で日本を元気にしよう」というテーマのもと、岩手県釜石市立大平中学校で5回の授業を行うことになった。

『外事警察 その男に騙されるな』

2012.05.28 Vol.553

実在の組織をモデルとした骨太の社会派サスペンスドラマ!

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©2012「外事警察」製作委員会

"日本版CIA"とも呼ばれる国際テロ捜査専門の諜報チーム・公安部外事課、通称"外事警察"。その知られざる戦いを描き、話題を呼んだドラマがスクリーンに登場! ネタ元を絶対に明かせないという危険な世界で膨大な取材を行った作家・麻生幾の原案を、『ハゲタカ』のスタッフが映像化。元外事警察官も監修に付き、徹底的にリアリティーを追求した意欲作だ。日本と韓国とでロケを行い、物語はさらにスケールアップ。ドラマ版のラストで外事警察を去った住本が復帰。ウラン流出事件の発生で危惧される核テロに立ち向かう。  ドラマに続き、主人公・住本役に渡部篤郎。住本の冷酷な捜査方法に疑問を持つ部下・松沢陽菜役に尾野真千子。協力者としてスパイに仕立て上げられる民間人・奥田果織役に真木よう子。事件の鍵を握る原子力科学者役に田中泯。さらに、日本に潜伏する工作員役で『シルミド/SILMIDO』のキム・ガンウが参加。  外事警察、テロリスト、そして協力者が繰り広げる緊迫の駆け引きに、最後まで目をそらすことができない。

STORY:朝鮮半島から濃縮ウランが流出したという情報が入り、日本での核テロの可能性が高まった。住本たち外事四課は、日本に潜伏する工作員らしき男に目をつけ、妻の果織を"協力者"とすべく近づく。

監督:堀切園健太郎 出演:渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子他/2時間8分/東映、S・D・P配給/6月2日より丸の内TOEI他にて公開 http://gaiji-movie.jp/

真木よう子

2012.05.28 Vol.553

映画『外事警察 その男に騙されるな』

"日本のCIA"とも呼ばれる警視庁公安部外事課、人呼んで"外事警察"。その知られざる世界を描き話題を呼んだドラマがついに映画化! 物語の鍵を握る"協力者"を演じるのは、ドラマ「運命の人」でのインパクトも記憶に新しい、女優・真木よう子。この"協力者"には何かがある...!
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ヘア:masato for marr (PRIMAL) メイク:島田真理子(高橋事務所)スタイリスト:宮澤敬子(D-cord) 撮影:蔦野裕

 日本に潜入したテロリストに立ち向かうため、ときには法すれすれの行動も辞さない陰の組織・外事警察。その常套手段の1つが、ターゲットの情報を得るため、一般人の弱みを握り"協力者"に仕立て上げること。そしてまたここに1人、協力者に仕立てられ大きく運命を変える女性がいる...。今回、真木が演じるのは、テロ容疑をかけられた夫のスパイを強要される一般人女性・奥田果織。外事警察によって"ある秘密"を暴かれたあげく、幼い娘まで危険にさらしてしまうという、重い運命を背負った役どころだが...。 「でも今回の役は、そこまで辛くは無かったんです。それは、果織が過去の過ちを抱え込んでいるだけの人物ではなかったからだと思います。決して心地よい役ではないですが、役の中で発散できていたので、役を引きずって家に帰るということは全く無かったですね。ただ、常にテンションが高い役だったので、毎回現場に行ってゼロから上げるより、家に帰らずにずっと果織でいたほうがもっと良いものが撮れるんじゃないか、と思ったことはありました(笑)」  果織を演じてみたいと思った理由は、彼女の人間としての魅力にひかれたから、と真木は語る。 「果織は単に外事警察に操られている人物ではなく、我が子を救い出すというヒーローのようなことをやってのけるんです」  確かに、真木演じる果織は追い詰められていくなかで自らの強さを見出していく、複雑かつ底知れぬ人物。 「果織は決して尊敬できる人物というわけではないですが、私は果織が最低な人間だとも思っていないんです」  夫をスパイする罪悪感。幼い娘への愛情と悔恨。真木は果織のすべてを受けとめ、彼女をその先へと歩ませる。 「果織を演じるにあたって心掛けていたのは、子どもと向き合う母親に、果織が強くなっていく姿を見て何かを感じてもらえたら、ということでした。だから一瞬でも気を抜きたくなくて、常に本物の気持ちでやっていきたいと思っていました。果織は、そう思わせてくれる役でしたね」  真木が演じる人物にリアルな多面性を感じるのは、彼女自身が、その役を単純な価値観でとらえることがないからなのかもしれない。 「私は自分が演じる役の一番の理解者でありたいと思っています。"真木よう子"が"奥田果織"になることはできないけれど、彼女がどんな行いをしようと、私は彼女のことを正当化してあげたい。私が、彼女のことを一番理解している味方でありたい。その役を演じたいかどうかは、そう思えるキャラクターかどうかで決めますね」  外事警察は善か悪か。一概に判断できないのもドラマの醍醐味だが...。 「私は絶対に外事警察にはなれないと思います。それが例え正義のためだとしても、人としてやってはいけないでしょう、ということが、どうしてもできない性分なので、住本みたいなことは絶対にできませんね(笑)」  渡部篤郎演じる"外事警察の魔物"住本や、尾野真千子演じる陽菜ら外事警察官との攻防も、緊迫感満点だ。 「渡部さんは、すごく細かいところにも気配りしてくれる方なんですよ。あるシーンで、1度テストをしたときになんとなく腑に落ちないことがあって。それを顔に出さずに、渡部さんに"今、大丈夫でした? やりにくくなかったですか"とだけ聞いたら、それだけですべてくみ取って、違うパターンを提案してくれたりするんです。尾野さんは、ドラマを見ていたときから頼もしさを感じていて、今回、女同士で言い合うシーンが多かったんですけど、思いっきりぶつかっていけたのがうれしかったですね。本当に、頼もしい役者さんばかりでした」  ちなみに、真木自身もこんな"頼もしい"一面を...。 「暴漢に襲われるシーンは、けっこう大変でした。電気スタンドで相手を殴るんですけど、どうしてもスタンドが壊れるくらい殴っちゃって(笑)。3回くらい壊してから、"あ、手加減しないといけないんだ"と思って。思い切りやっていい、と言われたからやったんですけどね(笑)」  力強い足取りで女優の道を歩んできた真木だが、演じる事に戸惑いを感じた時期もあったという。 「本気で辞めようかと思ったこともあったくらいですよ。でも今は芝居が好き、という根本に立ち返りました。結婚して守る人ができて、強くなったというか...自分にとって1つの転機になったと思います」  本作公開と同時期に5年ぶりとなる舞台『南部高速道路』も上演。今は、女優として多くの"欲"を持っている。 「そもそも自分の演技に満足したことなんて無いですから。だからこそ次はこうしよう、と思えますしね。誰にもできないもの、これだけは真木よう子にしかできないというものをやりたいし、いろんな役もやってみたい。それに向けて頑張っている最中です(笑)」  真木よう子にしかできない人物。本作で演じた果織もその1人だ。
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『外事警察 その男に騙されるな』
監督:堀切園健太郎 出演:渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯他/2時間8分/東映、S・D・P配給/6月2日より丸の内TOEI他にて公開 http://gaiji-movie.jp/
© 2012「外事警察」製作委員会

気分は世界旅行! 海外優秀作が一挙集結

2012.05.28 Vol.553

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012」に注目!

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(1)アラブ諸国特集『再会』。 (2)韓国トラベルショート『街』。 (3)台湾・高雄映画祭プログラム『楽しい願い事』。 (4)フレンチ・ショートプログラム『宇宙からの巨大怪物の襲撃』

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)」。毎年、世界中から作品が集うのも国際映画祭ならでは。今年の映画祭では、アラブ諸国、ヨーロッパ、アジアにフィーチャー。「アラブ諸国特集」では、日本カタール国交樹立40周年を記念し、ドーハ映画協会からの特別セレクションや、 アラブ イスラム文化の多様性を体感できる2つのプログラムを上映。『永遠のマリア・カラス』の名女優ファニー・アルダン出演作『再会』など、注目高まるアラブ諸国の香りを感じる秀作が集結。「韓国トラベルショート」では韓国のアシアナ国際短編映画祭で上映された作品を特別上映。こちらは無料上映となる。「台湾・高雄映画祭プログラム」では、台湾・高雄映画祭から「ファンタジー」プログラムを上映。台湾の若手作家たちの才能に注目だ。横浜会場・ブリリア ショートショート シアターでの限定上映となるのが「フレンチ・ショートプログラム」。次世代を担う若手フランス人監督たちのバラエティー豊かな作品を楽しんで。オフィシャルコンペティションでも文字通り世界中から寄せられた出品作を上映。ショートフィルムで"世界旅行"気分を味わってみては。

6月4日「ショートフィルムの日」に公式アプリ登場!
第1回ショートショート フィルムフェスティバルが開催された日にちなみ6月4日が「ショートフィルムの日」に認定! 記念すべきこの日、便利で楽しい公式アプリが解禁となる。SSFF & ASIAやブリリアショートショートシアターなどの年間イベントやニュースがいち早く届いたり、おススメ作品も配信される。映画祭チケットも簡単に購入できるので、チェックしてみて。

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア公式アプリ」
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ショートショート フィルム フェスティバル & アジア 2012
【会期】6月15日(金)~30日(土) 【会場】ラフォーレミュージアム原宿(6/15~19)、表参道ヒルズ スペース オー(6/22~24)、TOHOシネマズ六本木ヒルズ オールナイト上映(6/15、16)、ブリリア ショートショート シアター(横浜開催:6/16~30)
【URL】www.shortshorts.org/

“悪の魔女”シャーリーズが金環日食を…!?

2012.05.21 Vol.552

20120521b.jpg 映画『スノーホワイト』のレッドカーペットイベントが20日、都内にて行われ、俳優のシャーリーズ・セロン、ルパート・サンダース監督、日本語版吹き替えを担当した小雪、椎名桔平が登場した。
 今回、"悪の女王"を演じたシャーリーズの吹き替えを務めた小雪。実際にシャーリーズと会った感想を求められると「(悪の女王は)怖いという一言では表せない役だと思います。実際のシャーリーズさんは本当に多才な方! 女優としても女性としても尊敬できる方です」と称賛。そんな小雪にシャーリーズも「小雪さん、私の日本語吹替えをやってくれてありがとう!」と微笑みを返した。日本ではこの翌日に金環日食を観測できることが話題にのぼるとシャーリーズは「(今回、魔女役なので)魔法で晴れにしてあげるわ!まかせて!」と太鼓判。21日、各地で金環日食を鑑賞できたのは、シャーリーズのおかげかも?
 映画は6月15日よりTOHOシネマズ 日劇他にて全国公開。

(写真左から・椎名桔平、ルパート・サンダース監督、シャーリーズ・セロン、小雪)

「映画を作ろう」ショートフィルムは夢の登竜門

2012.05.21 Vol.552

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012」に注目!

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【写真左】5月27日に行われるプレ上映会では、デジタルハリウッド 杉山知之学長のトークイベントも必見!
【写真中】26歳で映画『電車男』を企画し大ヒット達成。その後『モテキ』『告白』『悪人』など数々のヒット映画を生みだした映画プロデューサー・川村元気氏が「クリエイターズ セミナー」ゲスト講師として映画祭に登場!
【写真右】川村氏プロデュースの現在公開中の新作『宇宙兄弟』。© 2012「宇宙兄弟」製作委員会

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 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2012(SSFF & ASIA 2012)」が、今年も原宿・表参道を中心に6月15日より開催される。この映画祭は、映像作品を見るのが好きという人だけでなく、作り手側からも注目を集めており、毎年多くの"未来の巨匠"がコンペティションに挑み、ハイレベルな戦いを繰り広げている。長編映画に比べ少ない費用や期間で製作可能なこと、そして近年は撮影もできるデジカメが普及し製作しやすい環境が生まれていることなどにより、今後もショートフィルムが多くのクリエイターたちにとって「夢の登竜門」であり続けることは間違いない。  そんなクリエイターたちに朗報! 6月16日(13時20分~)、多数のヒット作を手掛ける映画プロデュ―サー・川村元気氏によるセミナーを開催。次世代を担う若手映像作家に向けて、時代を読み解きヒット作を生み出す極意と将来の映像ビジネスを語る予定だ。
今週末、ショートフィルムの無料上映会に行こう!
「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2012 プレ上映会」 日時:5月26日(土) 27日(日)12時~ 場所:都民ホール  アカデミー賞ノミネート作品を含む6作品75分のプログラムを一日5回上映。27日(日)12時からのプログラムでは、今年の本映画祭新設「CG部門 supported by デジタルハリウッド」より特別ゲストを招いてトークイベントを実施。
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ショートショート フィルム フェスティバル & アジア 2012
【会期】6月15日(金)~30日(土) 【会場】ラフォーレミュージアム原宿(6/15~19)、表参道ヒルズ スペース オー(6/22~24)、TOHOシネマズ六本木ヒルズ オールナイト上映(6/15、16)、ブリリア ショートショート シアター(横浜開催:6/16~30) 【URL】www.shortshorts.org/

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