SearchSearch

格闘家イケメンファイル Vol.18 グランドスラム・イズム 伊藤盛一郎(いとうせいいちろう)

2015.02.09 Vol.636

 プロ2年目、若干21歳にして9戦の戦歴を持ち、2月22日にはベルトをかけてチャンピオンに挑む伊藤盛一郎。整った顔立ちだが、話をするとくしゃくしゃの笑顔を見せるギャップに女性だけではなく、男性ファンも魅了!?

「最近、男性のファンが増えているんです。フェイスブックとかツイッターとか、友達じゃなくても絡めるので、結構メッセージとかいただきますね。しかも昨日は男性のファンの方が直接ジムに来て電話番号を渡そうと…。まずはお友達から…って言われてはいませんが(笑)。でも応援してくれるファンの声は素直にうれしいです」

 格闘技を始めたきっかけは部活。

「もともと中学校の時から高校まで柔道をやっていて、高校3年で部活を引退する時に、このまま何もやらなくなるのはつまらないと思って、格闘技をやろうと思いました。実家が横浜なので、インターネットで“横浜”“格闘技”で検索したら、トップで今のジムが出てきて、ここにしようと(笑)。でも実は勝村(周一朗)先生(リバーサルジム横浜CEO、元修斗世界フェザー級王者)は、僕が小学校5年生の時に、1年生の臨時教諭として、いとこがお世話になっていたので、昔から知っていたんです。そういうつながりもあり、今のジムに決めました」

 プロになってから大変だったのが減量。

「きつい時ときつくない時がありますが、毎回10キロ弱は落としています。1カ月半前ぐらいからちょっと食生活に気をつけて、1カ月を切ったら、本格的に食生活を見直し、走ったりします。食べないと動けなくなるから、食べつつ体重を落とし、疲労を抜きながら。だいぶ減量にも慣れて、最近はそこまできつくありませんが、最初のころはしんどくて、TSUTAYAで食べ物の本を立ち読みしていた(笑)。ちょうど焼き肉の本を手にとってぼんやり見ているところをいとこに見られて、勝村先生にチクられたこともあります。盛ちゃんやばいよって(笑)」

 減量中の食事管理も自分でやる伊藤。好きな女性のタイプは…。

「自分は背がちょっと低いので、自分より低いか同じぐらいの子がいいです。あとは目がぱっちりしていて、鼻がすっとしていて…。結構うるさいですか(笑)? 性格的には、格闘技をやっているので、なかなか会えない時期とかもあるけど、その辺を理解してくれる子。格闘技は知っていても知らなくても大丈夫です。あとは料理ができれば。減量中のご飯を作ってもらいたい。タレントでは…アーティストのBENIさんとか。性格は分からないので、顔ですけど(笑)」

 2月22日(日)ディファ有明で開催される「〜FIGHTING NETWORK ZST〜 ZST.44」のフライ級タイトルマッチで王者八田亮と対戦する。

「チャンピオンに自分が挑むわけですが、特に相手について研究とかはしていません。もちろん寝業師で、グラップリングがとても強い選手だということは知っていますが、映像を何度も見て…ということはしません。あまり考えすぎず、自分の普段の動きができれば勝てると思っているので。頭使いすぎると体が固まっちゃうんですよね(笑)。チャンピオンは得意のグラップリングでくると思うんですけど、自分は自分の戦い方がある。総合格闘技ですから、パンチや投げなど、全部使って戦って倒してやろうと思っています。見に来ていただいた方が感動するような試合にしたい。ピンチもあるけど、最終的にそれも全部乗り越えて勝つ。最後はきっちり自分がベルトを取りますが、そこまでに、お客さんが泣いちゃうぐらいのストーリーがある。という試合をお見せしたいですね」

 将来的な目標は?

「格闘技をやっている人たちは、海外に出たいという人が多いと思いますが、自分は日本でやっていきたいです。大晦日にテレビでやっているような大きな大会に出て、日本の人にもっともっと格闘技を知ってもらいたい。そして日本で最強っていうのを目指しています。また、横浜が地元なので、横浜アリーナで試合をしてみたいです。で、横浜を歩いていたら声をかけられるぐらい有名になるのが目標ですね(笑)」

格闘家イケメンファイル Vol.17 怪物 野杁正明(のいりまさあき)

2015.01.25 Vol.635

 高校1年生の時にプロデビューした野杁は、今年22歳という若さながら、アマチュア時代を含めると、かなり試合数をこなしているキャリアの持ち主。そんな格闘技一直線人生は、意外なきっかけで始まった。

「僕、小さいころいじめられっ子だったんです。何の理由もなくいじめられていて、学校に行くのが本当に嫌だった。ある日、また連れ出された時に、たまたま兄の友達で、のちに入門することになる道場の会長の息子さんが通りすがって、いじめを止めてくれたんです。その子が空手をやっているのは知っていたので、かっこいいなってあこがれて、すぐに親に空手を習いたいと言いました。それで、小学校2年生で空手を始め、中学校2年生でキックボクシングに転向したんです」

 多くの試合をしてきた野杁だが、試合前はどうやって過ごすのか。

「試合の前は相手のことをめちゃくちゃ研究します。特に1週間前はあまりハードな練習はせずに、疲れを抜きがてら体重を落とす期間にしているんですけど、その1週間で何十回も繰り返し相手の映像を見て作戦を立てる。そしてその作戦に基づいて練習して、最後の1週間でイメージをしっかり作り上げていく感じですね。そうやって考えた作戦通りにいった時は、自分の中でも納得のいく試合ができたと感じます。逆に作戦通りにいかずKOで勝っても、反省することが多いかも知れません。あと、試合前の儀式じゃないですけど、試合直前に必ず美容院に行って、カットとカラーをします。これはプロデビューしたころからの習慣で、ジンクスに近いものかもしれませんね。試合中はセコンドの声もお客さんの声もよく聞こえます。聞こえている時は調子がいいんですよ。まったく聞こえてないときは、負けることが多い。多分熱くなって、冷静になりきれてないからだと思います」

 2月6日に後楽園ホールで行われるKrush.51で、−65kgの試合に出場する。 

「今はその試合に向けてガッツリ準備している段階です。前回の試合が12月で、その試合自体が約10カ月ぶりだったんです。怪我とかもあり、復帰戦みたいな感じでしたが、1ラウンドでKO勝ちをして、あまり試合勘を感じられなかった。ですから、今回はすごい強豪を相手に試合ができるので、勝つことはもちろんですが、試合をしっかり楽しみたいと。Krushの後楽園大会に出るのも約2年ぶりですし、そこも楽しめたらいいかなと思っています。相手は昨年11月のK-1で日本人選手とやってKOで勝ったイリアス・ブライド選手。その勝った相手の泰斗選手はプライベートでも仲が良くて、一緒に練習もしていた仲間なので、敵討ちじゃないですけど、KOで倒したいと思っています」

 そんな野杁の好きな女性のタイプは?

「家庭的な人が好きですね。料理や家事全般ができる人がいい。僕自身も料理を作ったりはしますが、女性もできる人のほうがいいです。タレントさんは、性格が分からないので、見た目になりますが、黒木メイサさんが好きでした。でもその前は竹内結子さんだったりするので、自分でもどんなタイプが好きなのか、よく分からないですね(笑)」

 勝利とともに常に自分のファイトスタイルを追求する野杁の身近な目標と最終的な夢は。

「近い目標としては、K-1の−65kgのベルトです。もちろん僕はKrushで育ってきたので、Krushの−65kgのベルトも獲って、Krush代表としてK-1に出たい。その2つのベルトは僕が持たないといけないという気持ちはあります。その先は、絶対王者です。ベルトを獲っても防衛しないとずっとチャンピオンではいられない。防衛戦で負けるとチャンピオンが変わるけど、僕は絶対的なチャンピオンになりたいんです。誰が挑戦者でも絶対に負けないぐらいの強さを身に付けて、戦う相手がいなくなって引退するのがベストだと思っていますから。チャンピオンは僕にとってゴールじゃない。そこがスタート地点なんです」

今週の”人” 南場智子氏(プロ野球DeNAオーナー)

2015.01.25 Vol.635

 プロ野球DeNAは16日、親会社DeNA創業者の南場智子氏(52)が同日付で新オーナーに就任したと発表した。女性オーナーはプロ野球では初めて。

 南場オーナーはこの日、横浜市内で会見し「より強く、よりファンに楽しんでもらえる球団にしたい」と意欲を表明。初の女性オーナーとなることについて「女性ファンの気持ちは男性より分かるかもしれない。どういう貢献ができるか考えたい」と話した。

 南場オーナーは津田塾大を卒業後、コンサルタント会社で役員にまで上り詰め、平成11年にディー・エヌ・エーを設立。しかし23年に病気療養中の夫の看病を優先するため、本社の代表取締役兼CEOから取締役に退いた。

格闘家イケメンファイル Vol.16 無限大の未来が、今、走りだす 斎藤裕(さいとうゆたか)

2015.01.11 Vol.634

 昨年開催されたプロフェッショナル修斗 インフィニティリーグ2014。5名の選手が1年を通して各大会で公式戦を実施し、全日程終了時に最も勝ち点を多く獲得した選手が優勝となる総当りのリーグ戦だ。同リーグ戦のライト級で優勝した斎藤裕が1年に及ぶリーグ戦を振り返る。

「昨年の3月、7月、9月、12月で総当たりの試合をこなし、12月21日の最終戦で優勝を決めました。欠場した選手がいて、4人での戦いとなりましたが、最終戦まで全員に優勝の可能性があり、誰が抜けるか分からない状況でした。その中で自分は1ラウンドで勝てたので、優勝することができた。もちろん、どの試合も負けられない試合だと思ってやっていましたけど、リーグ戦が進むにつれて、毎大会得点状況も変わり戦況がどんどん変化していきます。周りも誰が優勝するんだろうという目で見てくるので、9月、12月の試合では結構プレッシャーはありましたね。最終的に12月に決まるのですが、まず目の前の一戦一戦を勝たないと先に進めないという気持ちで挑みました」

 もともとは野球少年だった斎藤を格闘技の道にすすませたのは…。

「K-1です。僕がテレビでK-1を見てた時期が、ちょうどボブ・サップが出てきた時で、一番盛り上がっていたころでした。その時は、テレビでやっていたら見るぐらいだったんですけど、サップとアーネスト・ホーストの試合を見て、衝撃が走った(笑)。感動というか、ちょっとやばいぞと。それで、小中と野球をやっていたのですが、高校になって空手道場に通うようになりました。あの衝撃を受けた試合が自分にもできるのかなっていう気持ちですね。その後、秋田から福島の大学に行き、そこでも格闘技を続け、就職で東京に出てきて、24歳でプロデビューしました」

 今回優勝したことで、強い選手との試合が組まれる可能性も。

「優勝したら、上の選手と試合をさせてもらえるという話は聞いています。ですから、優勝した時にリングの上から、1月25日に行われる宇野薫選手と中村好史選手による、環太平洋ライト級チャンピオン決定戦の勝者と試合をさせてほしいと言いました。ただ自分としては特定の誰かと戦いたいというより、修斗のチャンピオンベルトを絶対に獲りたいという気持ちのほうが強いんです。デビューした当時は打撃でいくという考えでやっていましたが、1回勝てなくなった時があった。それから修斗でいうところの“打投極”を回すという考えで、打撃、寝技、組み技を全部回して勝ちにいくということをやってきて、最近ではそれが自分にあったスタイルだと思うようになってきました。ですから、総合格闘技という部分でも、修斗のベルトにはこだわりたいと思っています」

 リングの上では鋭い眼光のイケメンだが、リングを降りると優しくおっとりキャラの斎藤。どんな女性がタイプなのか。

「あまり短気じゃなくてのほほんとした人がいいですね。僕が面倒くさがりで、掃除とかもあまりしたくないので、そういうのをガーっと言われるとちょっと…。短気な人は怖いです(笑)。あと、できれば格闘技にちょっと興味があり、知識がある人がいいかな。タレントでは本田翼さんとか。実際は知りませんが、見た目のイメージがぽわーっとしているので。短気じゃなさそうだし(笑)」

 今後の夢は?

「修斗のベルトが当面の目標ですが、ベルトを獲った後も、その後は1試合でも多く、1年でも長く選手としてやっていきたいという気持ちがあります。格闘技を始めた時は、30歳までやると思っていませんでしたが、今は、勝ち続ければ30歳をすぎてもモチベーションを保ってやれるという気がしています。毎回、試合をして終わったらゆっくりしようと思っているのに、練習をしていないとつまらなくて、すぐ次の試合のことを考えている自分がいるので、それがずっと続くといいなと思っています」

格闘家イケメンファイル Vol.15 進化し続ける総合格闘技の中で 宇野 薫

2014.12.21 Vol.633

「来年になるとプロ20年目に突入します。大ベテラン? そうですかね(笑)。でも、その間にはもちろん、何度も波はありましたよ。常に勝ち続けられたというわけではありませんし、当然いい時もあれば悪い時もありました。その中で辞めようと思ったことも何回かありましたけど、自分の中でひとつ決めていることがあって、試合に負けたあとで悔しくなかったら、辞めようと思っています。逆に言うと、負けて悔しいという思いがあるうちは、できると思っています」

 たとえ年下でも、素直に人の意見に耳を傾けることが大切。

「自分はすごく周りの人に恵まれていると思います。家族や友人、格闘技界の先輩と後輩は、僕の考え方や行動がおかしな方向に行ったら、“ちょっとおかしいよ”って言ってくれる。そういう人が周りに多いというのは、すごく感謝です。今でこそ19年目でベテランと言われていますけど、セコンドやコーチ陣には、年下の人も多い。でも年齢は関係ありません。自分の中では、そういう助言や忠告を素直に聞けなくなったら、終わりだと思っていますね」

 勝利した時に可愛い子どもが3人リングに上がるのが恒例。そこでは家族思いのパパの顔に。

「そうですね(笑)。上げなくてもいいかなって思うんですけど、スタッフの方が上げてくださったり、子どもたちも試合に勝ったら上がれるものだと思ったりしているみたい(笑)。でも家族には、我慢させている部分があると思うので、勝って喜んでくれるのはとてもうれしいです。子どもができ時間を自由に使えなくなった時は正直葛藤がありました。でも今は仕事と家庭を切り離し、少しだけ時間をうまく使い分けられるようになりました」

 来年、20年目を迎える宇野には大きな目標がある。

「UFCに出ることです。過去2回出場しているんですが、いい試合ができたという満足感がない。もう一度、あそこに立っていい試合をしたい。もちろん、勝つということを含めてですが。実は2年前にあまり成績が良くない時期があって、その時に、自分の中でちゃんと目標を立てたほうがいいと思い、立てた目標が、もう一度UFCに上がりたいというものだった。逆にその1年間で結果を出せなかったらもうやめようとも思っていました。でもその1年は3連勝して、今年も3連勝で、現在6連勝中なので、目標に向けて結果は出せていると思います。格闘技に対しても、あまりダラダラ引きずるのは良くないと思って立てた目標ですが、今はそれがいい方向に行っていますね」

 1月25日には、プロ修斗公式戦で中村好史と“第6代修斗環太平洋ライト級チャンピオン決定戦”で対戦する。

「相手はデビュー戦の相手だった桜井“マッハ”速人の弟子です。どんどん前にくるアグレッシブな選手で、気持ちも強いですが、もちろん勝ちにいくつもりで挑みます。総合格闘技は、打撃もあって、寝技や組み技もあり、最初は難しいかもしれないけど、展開がスピーディーで見ていて楽しい。格闘技は野蛮なものではなく、ちゃんとルールの中でやるスポーツです。その中でも総合格闘技は、やることがいっぱいあり、一個自分の選択を間違えると、一気に攻め込まれるスリリングなところと、形勢不利でも一発で逆転するなど、展開が目まぐるしく変わるところがおもしろい。ぜひ会場で生で観戦してほしいですね」

有森裕子 誕生日サプライズに大いに照れる

2014.12.17 Vol.632

 女子マラソン五輪メダリストの有森裕子が17日、都内で行われた、機能性野菜『ファイトリッチ』シリーズの試食会に出席した。当日は有森の誕生日で、同じくイベントに出席していた俳優の真剣佑から野菜の花束を贈呈されると「”ありがとう”と”誕生日おめでとう”はいつでもうれしい」と、照れ笑い。さらに真剣の”壁ドン”ならぬ”床ドン”なバック転のプレゼントを喜んでいた。

『ファイトリッチ』は、従来の品種よりも豊富な機能成分を持つ野菜シリーズ。試食会ではアスリートのためのメニューが登場した。有森は「現役時代に出会っていたら考え方が変わったかもしれない。『ファイトリッチ』を(スポーツを指導する)現場に取り入れられたら」と、コメント。肉が大好物だという真剣は『ファイトリッチ』と肉を合わせた冷しゃぶを試食。「にんじんとか、子供が嫌いな(独特な)香りもなくて食べやすいです。それなのに味がしっかりしている」とお気に入りの様子だった。

格闘家イケメンファイル Vol.14 瞬速の貴公子 戸邊隆馬(とべりゅうま)

2014.12.07 Vol.632

 Krush−55kgで活躍、11月3日に行われた『K-1 WORLD GP 2014〜−65kg初代王座決定トーナメント〜』のプレリミナリー・ファイト−55kgでは、鈴木優也に勝利した戸邊隆馬。現在24歳、どのような道をたどり格闘技の世界へ。

「ジムに入ったのは中学3年生の時、15歳でした。きっかけはテレビで見たK-1に出たいと思ったから。それ以前にも3歳から合気道、5歳から空手をやっていたので、格闘技は好きでしたから。僕がやっていた空手はガツガツ当てるやつではなく、寸止めで型を重視するやつでしたが、中学3年生の時に、グローブ空手という当てにいく空手の大会に出て勝ったことで、パンチするのは楽しいなって火がついちゃいました」

 女性ファンが多いというのもうなずける端正な顔立ち。さぞやモテたことと推察しますが…。

「そんなことないです。中学、高校は周りの友達のほうが全然遊んでいましたし、最近もまったく遊びとか恋愛はないですね。高校生の時はちょっとありましたけど(笑)。でも本当にプロになってここ2、3年ですごく意識が変わりました。イケメンと言われることについては、恥ずかしいですが、素直にうれしいです。男女を問わず応援していただくのは、力になりますし、ありがたいことだと感謝しています。でもたまに格闘技をやっていると言っても信じてもらえないことがある。見た目が弱そうとか(笑)。それでたまに腕相撲を挑まれて、意外と簡単に負けちゃうんです。それでますます大丈夫かと(笑)」

 そんな戸邊の趣味とは…。

「散歩です。目的もなく歩いて、景色を眺めたり、音を聞いたり。近所を歩くことが多いですけど、地元の横浜でもよく散歩をしています。海を見に行ったり、この時期だと星空を眺めたりとか。とにかく自然が好きなので、一人で高尾山に登って写真を撮ったりもしますね。あとは、スイーツが大好きなので、スイーツの食べ歩き(笑)。もう、そこら辺の女の子とかより全然好きな自信があります。どら焼きとか和のスイーツも好きですが、今流行りのパンケーキとかフレンチトースト、あとケーキ系ならタルトも好き。試合が終わったら、必ず食べに行くのが恒例です。試合前は減量していて食べられないから、そういう時はスイーツのお店をグルメサイトでチェックして、気を紛らわせています」

 スイーツ男子の一面を見せる戸邊だが、好きな女性のタイプは、結構俺様系?

「格闘技という、自分が一番やりたいことがあるので、そういうわがままについてきてくれる人がいいですね。支えになるような。僕がすごくわがままになると思うので、それに寄り添ってくれる人。芸能人では中学生のころから上戸彩さんが好きです。結婚してちょっと熱は下がりましたけど(笑)」

 2015年1月18日に行われる『K-1 WORLD GP 2015 〜−60kg初代王座決定トーナメント〜』のスーパーファイト−55kgで再びK-1のリングに上がる。

「11月3日の試合で勝ったことが、1月の試合につながっていると思うので、今度の試合も勝って、次につなげたいという気持ちはあります。それは、今後開催されるであろう−55kgの世界トーナメントです。1月の試合は、そのアピールの場になる試合だと思っているので、勝つのはもちろんですが、勝ち方にもこだわりたい。相手の堀尾竜司選手はすごく強い選手ですが、僕は世界しか見てないので、一発で倒します。一発で倒して、名前を広めたい。−55kgにはシルバーウルフの戸邊隆馬がいるということを、格闘技界に轟かせたいですね」

プロ野球MVPに菅野と金子

2014.12.05 Vol.632

 プロ野球の年間表彰式「NPBアワーズ」が11月26日、東京都内のホテルで開かれ、今季の最優秀選手(MVP)にセ・リーグは巨人の菅野智之投手(25)、パ・リーグはオリックスの金子千尋投手(31)がともに初めて選ばれた。最優秀新人(新人王)は、セは広島の大瀬良大地投手(23)、パはロッテの石川歩投手(26)が選出された。

 菅野は12勝5敗、防御率2.33で最優秀防御率を獲得し、チームのリーグ3連覇に貢献した。金子は16勝5敗で防御率1.98の好成績をマーク、最多勝、最優秀防御率のタイトルに輝いた。

格闘家イケメンファイル Vol.13 ナチュラルボーンKrusher 武尊(たける)

2014.11.23 Vol.631

 初代Krush -58kg級の王者で、3日に行われた新生K-1の『K-1 WORLD GP 2014〜−65kg初代王座決定トーナメント〜』のスーパーファイトで、Krush −55kg級王者・大雅と対戦、KO勝利を飾った武尊。K-1にはかなりの思い入れがあったと言う。

「自分の原点ですね、K-1は。アンディ・フグがとにかく格好良かった。だから自分も小学校2年生の時に、K-1に出るために空手の道場に通い始めました。アンディ・フグが道着を着ていたから、空手を習えば出れるんだって思って(笑)」

 その後、紆余曲折しながらもプロの道へ

「空手はパンチがないけど、K-1はあったので、ボクシングもやればちょうどいい感じになるかなと思って、ボクシング部のある高校に入学しました。でも3カ月で退学になっちゃって…。理由?まあ、いろいろですけど、やんちゃだったのかな(笑)。で、学校もない、ボクシングもできないっていう日々になってしまったけど、格闘技だけは続けたいっていう気持ちはずっと持っていました。だからボクシングジムに入って、そこで毎日練習するようになり、そのおかげで道をふみはずさなくてすんだ。そういう意味では格闘技に感謝をしています。そんな時にK-1甲子園という高校生の大会が始まって、それに出たいと思ったので、通信制の高校に入り直しました。高校に在学しているというのが、出場資格だったので。それまでアマチュアでもほとんど負けていなかったので、いけるんじゃなかと思っていたんですけど、負けちゃったんです。その負けが悔しくて、もっと強くなりたいと思い上京しました」

 上京しチームドラゴンに入門。

「ジムの若手はみんな仲いいですよ。入った時はみんな先輩だったので、めっちゃいじられていた(笑)。でも卜部兄弟にはすごくお世話になりました。2人に育ててもらったって言ってもいいぐらい(笑)。お金がなくてご飯が食べられない時は、お腹いっぱい食べさせてくれたり。厳しいこともいろいろ言ってくれたので、今すごく意識を高く持って格闘技に向き合えている。2人がいなかったら、地元に帰ってたかも知れないです。ほんと感謝していますね」

 女性ファンから“かわいい”と言われる見た目とは裏腹に、試合中打たれても笑って突っ込んでいく不敵な一面も。

「相手をイラつかせているかも知れませんが、そういうつもりはなくて、ただ試合がすごく楽しいんです。強い相手だと特にテンションが上がっちゃって、ハイな状態になる。その状態になると攻撃が痛くなくなって、自然に笑いがこみ上げてくる。ファイターズハイですね(笑)」

格闘家イケメンファイル Vol.12 とんでもない未来が、俺にはある 川名雄生(かわな ゆうき)

2014.11.09 Vol.630

 一見強面、ゴリゴリの格闘家といった風貌の川名。「黙っていると怖い人だと誤解されちゃうんですよね」と、照れ笑いする姿にギャップ萌えに弱い女子から注目を浴びそう。プロ修斗3戦目を12月に控えた彼の格闘家人生の始まりは…。

「もともと学校の部活で柔道をやっていたんですけど、高校3年生になって先輩たちが卒業したら、部員が1人になってしまったんです。それで、動ける場所が欲しくて、知り合いにジムを紹介してもらい入りました。でも全然プロの格闘家になろうとか考えていなかった。柔道などのスポーツ系は好きだったんですけど、殴る蹴るはあまり好きじゃなかったので。だって痛いじゃないですか(笑)。でもそのうちに、ZSTのプレステージというアマチュア大会の試合に出ることになり、その時にいい勝ち方をしたんです。その後にSWATのトーナメントに出た時も1回戦をいい感じで勝ち進みまして…。しかし、2回戦で、有名な強い選手と当たったら、何もできなかった。関節技を極められて、手も足も出ずやられてしまいました。その時に、すっごく悔しくて、もっと練習して頑張ろう、格闘技で飯を食えるようになろうと真剣に考えたんです」

 セミプロレベルでも活躍していたが、再びアマチュアの道へ。

「ZSTでも試合に出させてもらっていましたが、あまり結果が出ない時期がありまして…。そこでジムの代表に相談したら、修斗はアマチュアのレベルもすごく高いし、プロになればライセンスカードもあると言われて、もう一回アマチュアからやり直すことにしました。しかし、セミプロのようなことをしていましたし、アマチュアの大会で、恥ずかしい試合をしたくないという思いで、必死に練習を頑張ったら、そこでも勝ちを重ねられて、プロに昇格することができました」

 プロになってからの成績は3戦無敗(VTJ1勝)。2013年には新人王にも輝いた。12月21日(日)プロ修斗2014年最終戦 新宿FACE大会への出場が決定。現在3連続KO中と波に乗る武田飛翔と対戦する。

「今回の相手は、思い切りのいい試合をする人です。肝も据わっていますし、全日本アマ修斗選手権でも、自分とは別の階級でしたが、優勝もしている選手。映像を見て、とにかく試合をイメージしています。対戦相手のことはすごく調べますよ。ブログとかも。相手がどんな性格かとか、そういうことまで知りたいんです。たまに楽しんでるなっていうブログは、羨ましいなと思いますけど(笑)。12月の試合は、格闘家としての今後を決める重要な試合だと思っています。ここで勝つと負けるとでは雲泥の差なので。勝つことは当然ですが、勝ち方にまでこだわっていきたい。同じ勝ちでも勝ち方で自分の評価が変わりますから」
 今は格闘技一筋という川名。好きな女性のタイプとかっこいい男の話になると…。

「よく笑う子がいいですね。昔からキャメロン・ディアスがめちゃくちゃタイプなんです。笑顔がとびっきり可愛い。外国人は基本的に好き。表情がすごく豊かじゃないですか。かっこいいと思う男は江頭2:50さん。普段は頭もハゲてるし、下ネタばかりですが、東日本大震災の時に自腹で食糧を買い込んで、トラックに積んで届けたって聞いて。その行動力がすごくかっこいいなって思いますね」

 そんな川名の将来の目標は。

「尊敬されるファイター。人に影響を与えられるようなファイターになりたいです。そして格闘技をもっともっと盛り上げていける存在になります」

格闘家イケメンファイル Vol.11 魔裟斗の遺伝子を継ぐ男 左右田泰臣(そうだ やすおみ)

2014.10.27 Vol.629

 落ち着いた物腰に、癒し系笑顔。格闘家というより、今時のサッカー選手のようだと思っていると、小さいころは筋金入りのサッカー小僧だったことを告白。

「格闘家になることも、ましてやプロになるつもりは全然ありませんでした。小中高とずっとサッカーをやっていて、高校3年の夏に引退した時に、体力作りのために何か別のスポーツをやろうと思ってジムに入ったぐらいですから。このジムを選んだのも、近くて学校帰りに通いやすかったから(笑)。でも、1度見学に来た時に、すごく丁寧に教えてくれて、それがすごくいいなと思って決めました。それまで格闘技はやっていませんでしたし、小学校のころから新日本プロレスが好きで、ずっと見ていたぐらいです。プロレスをやるっていう発想? それはなかったな(笑)。実際ジムに通い始めて練習してみると想像以上に楽しくて。それでもまだプロへとは考えていなかった。ただ、このジムでプロになるには、アマチュアの大会の1番上のクラスで3勝するっていう条件があって、普通に試合に出ていたら、その条件に近づいてきたので、せっかくなら挑戦してみようかなと。天才肌? とんでもないです。趣味でやっていただけで、最初はセンスなかったと思いますよ。でも単純にジムにいることが楽しかった」

 最初からプロを目指しているわけではなかったと言いながらも、入門からわずか2年でプロデビューしたというのだから、そこには人一倍の努力もあった。

「この世界は、小さいころから空手やレスリングをやっていた選手が多いので、僕は珍しいほうだと思います。でも、その分練習量で埋めていますので、それはまったく気になりません。練習大好きですし、今はキックボクシング中心の生活で、自分のジムでの練習以外にも、ほかのジムに行って練習したり、筋トレしたり、すべての時間をキックボクシングに使っています」

 そんな左右田の趣味とは…?

「食べ歩きと銭湯です(笑)。もう、食べることが大好きなんですよ。今住んでいる街はもちろん、どこかに出かけるときは、その街の情報をインターネットで調べて、おいしいものを食べに行く。食べていることに生きがいを感じています(笑)。魚介類が苦手なので、肉とかラーメンとか。オススメ? ジムの近くにある徳島ラーメンのお店サンチャ フカミ(NOODLE&BAR SANCHA FUKAMI)っていうお店はおいしいです。お店の方も応援してくださって、試合で勝ったらご馳走してくれるし(笑)。銭湯巡りは仲間と銭湯マップ持ってスタンプラリーみたいな感じで、いろいろ回っています。この辺だとおすすめは、池尻大橋の文化浴泉ですね。水風呂が冷たくて、きれいなのが、銭湯選びのポイントです(笑)」

 11月3日に迫ったK−1 WORLD GP 2014〜 −65kg初代王座決定トーナメント〜の1回戦で木村“フィリップ”ミノルと対戦する。

「トーナメントは初めての経験で、未知の世界。だから集中を切らさないということが一番大事だと思っています。1試合目勝てば、そのまま勢いで行けると思うので、それを信じて1試合目の事しか考えずにやります。相手の木村選手は20歳そこそこなのに、すごく強い選手。風貌も堂々としているし(笑)。自分とは違うタイプの選手ですが、お互いにパンチを得意としているので、おもしろい試合になると思います。また、今回のトーナメントではそれぞれタイプが違うメンバーがそろっているので、この階級の試合としては、見所が多く素晴らしい大会になると思います。ぜひ、会場に足を運んで、ストレスを発散する気持ちで、楽しんで見てもらえたらと思います」

Copyrighted Image