EXILE THE SECONDがEXILE楽曲に新たな魅力吹き込んだ! オンラインライブでEXILEの演目化



 7月に開催された第1弾『LIVE×ONLINE』では圧倒的なライブを展開してファンを腰砕けにした。2回目のオンラインライブは、開催前に「EXILEの演目化」を公言し、高まる期待をさらに引き上げて、スタートした。

 ライブの始まりはバーカウンター。EXILE SHOKICHI、EXILE NESMITH、橘ケンチ、EXILE TETSUYA、黒木啓司。そして最後に“ミスターエグザイル”ことEXILE TRIBEのリーダーでもあるEXILE AKIRA。一人ひとりが呼びこまれて登場する。濃いブルーのヒョウ柄のジャケットに黒の蝶ネクタイ、黒シャツに黒パンツでキメたメンバーは大人の色気でムンムンだ。

 SHOKICHIの「It’s Showtime!」のシャウトでライブは開幕。最初の楽曲は「Route 66」。女性ダンサーらとのダイナミックなパフォーマンス、目まぐるしく動くレーザービーム。オープニングから一気にアクセルを踏み込んだ。ライブでも定番の「YEAH!! YEAH!! YEAH!!」、激しく手を打ち鳴らす「CLAP YOUR HANDS」、「ASOBO! feat. Far East Movement」では通路を移動しながらパフォーマンス。見ているほうも息をつく暇もない。「HERE WE GO」では巨大な旗を掲げたフラッグ隊が登場し、旗が左右にたなびいた。

 そして、注目されていた”EXILEの演目化”だ。SHOKICHIが真っ赤なグランドピアノを演奏しながら、9月27日にEXILEが20周年に突入することに触れ、「今夜はEXILEリスペクトスペシャルメドレーをお届けしたいと思います」。

 弾き語りでEXILEの楽曲「EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~」「Someday」「Rising Sun」を数小節ずつ歌い上げると、スクリーンにはEXILEのライブ写真が流れる。メンバーが加わって「WON’T BE LONG」。スローテンポにアレンジを加え、メンバーが順に女性ダンサーとペアダンスだ。「STAY」ではバーカウンターでメンバーやダンサーがテキーラで乾杯したり、思い思いにステップを踏む。「Ti Amo」では、橘ケンチが女性ダンサーに手首を縛られながら絡み合い、セクシーなストーリーを展開。「ふたつの唇」では、TETSUYAがタップダンス。ダンスに合わせて壁が動きライブとミュージックビデオが融合したような演出も印象的だった。「響~HIBIKI~」はSHOKICHIのアカペラでスタート。今回のステージならではのアレンジを加え、AKIRAがエモーショナルなコンテンポラリーダンスを披露。スモークの中で1人たたずむ幻想的な世界観の中、サックスの響きに乗せて哀愁ある圧巻の演技と表現力で魅了した。
 
 再び、EXILE THE SECONDのパートへ。2019年の新曲「瞬間エターナル」「SUPER FLY」とパフォーマンスしたところで、TETSUYA、ケンチ、AKIRA、啓司が順番にソロダンスも披露。続く「POW!」では、男性8人組のPSYCHIC FEVERも加わり、ダンスバトルの演出もあった。

 本編ラストは「Step into my party」。メンバーはステージから降りてカメラ機材の間を移動しながら歌った。

 アンコールは、EXILEの楽曲「SUMMER TIME LOVE」をEXILE THE SECONDのアレンジでパフォーマンス。ラストは「Summer Lover」で締めくくった。