松本幸四郎「子どもの勉強、共有したい」いちから勉強に取り組み中

現在は中学2年生の単元を勉強している幸四郎。問題を前に難しい表情……

 イベントでは、3人で、進研ゼミの中学講座が4月から導入する「習熟スコア」を体験。幸四郎は「緊張する……」と言いながら、3人で同じ中学1年生の問題を解いた。結果、幸四郎のスコアは85で3人中トップ。とたんに、ほっとした表情でニコニコ笑い、「頑張れよ!」と先輩風を吹かせた。


「積み重ねは大事なことではあるんですが、積み重ね、反復作業ってとても難しい」と、幸四郎。「自分自身も何か身に付けるとき、いろんなやり方を考えます。例えば、踊りの場合は、曲のテンポをゆっくりにして踊ってみようかとか、手を使わないで踊ってみようとか、鏡越しに自分を見てやってみよう、砂袋をつけてやってみようかとかね。同じことをやるにもいろんな稽古方法を自分で考えて、ある意味、自分を飽きさせずにやっています。できなかったことができる喜び、知らなかったことを知る喜びにつながっていくのでは」と語った。


 イベントの最後には、子どもたちにメッセージも。「今は大変な時だけれども、みんなで力強く前進していかなければいけないと思っています。どういうふうにしたら前進できるのか、そういう知恵を絞っていくことが大事だと思います。前進するということは、夢を持つこと。夢を持つことは大きな力になると思います。一日一日前進していきましょう」と、エールを送った。