浅田真央、新アイスショーを9月にスタート「私のスケートのすべてを見て」

 

 フィギュアスケートの浅田真央が4日、都内で、新しいアイスショー『BEYOND』(9月開幕)の開催発表記者会見を開いた。

 フィギュアスケートの表現と壮大な演出によって届ける約90分のアイスショー。浅田が演出や振り付け、楽曲制作、衣装、ツアーグッズなどをプロデュース。もちろん、浅田と共にショーに出演する11名のスケーターたちも浅田が選出している。

 構想期間は約1年。去年の7月から準備を開始した。

「ツアーが終わってから少し休憩をして、去年の7月頃ですかね。ロケット発射しているような気持ちで、エンジン全開でスタートしました。まだまだ自分は挑戦できると思いましたし、挑戦したいと思ったので、もう一度新しいショーを作ることを決めました」

 

「覚悟」「進化」が新しいショーのキーワード。

「新しいショーを作るにあたって、すごく大きな覚悟を持って始めました。いろいろなことを乗り越えて、過去の自分を乗り越えて、進化していけるようにという思いを込めました。皆様へのメッセージとしては、日々で生活していく中で、たくさんの山があると思うんですけども、それを一緒に乗り越えていこう、そういうメッセージになるといいなと思っています。このアイスショーが、少しでも皆さんの力になれたらと思っています」

 また、新しいショーは前回のツアー以上のものにしたいと語り、「自分のパフォーマンスを上げていきたいと思います。これから大変なことも待っているかとは思うんですけども、そういったことを跳ねのけるぐらいの覚悟で、自分自身日々進化していけたら」

 ショーの内容については今は秘密だというが「見どころは最初から最後まですべて」と浅田。私のスケートのすべてを見ていただきたい、それぐらいの覚悟で私は臨んでいますので、それで私の覚悟と進化を感じていただき、見ていただけたらうれしいです」

 開幕まであと2カ月。「こうして発表できてドキドキワクワクしています」としたうえで、浅田は「あと2カ月、できることを毎日やるだけです。前までいろいろ変更とかはあると思うんですけども、常にショーのプログラムは“ポリッシュ!ポリッシュ!”でギリギリまで磨いていきたいなと思っています。皆さんに最高だったと言っていただけるように、全力で準備して参りますので、楽しみに待っていてください」と、笑顔を振りまいた。

 

 ツアーは、9月10日に滋賀・滋賀県立アイスアリーナで開幕。その後、青森、兵庫、北海道(帯広)と全国17都市約70公演で行う。関東圏での公演日程は、神奈川・相模原市銀河アリーナ(10月15・16日)、東京・江戸川区スポーツランド(11月25~27日)、東京・アリーナ立川立飛(2023年3月17~19日)。

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