ストーンズも飲んだ!伝説のロックバー「レッドシューズ」が40周年記念本を発売

 ローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイらの来店で知られ、現在も国内外から数々のアーティストが通う伝説のロックバー「レッドシューズ」(港区南青山)。同店の創業40周年を記念し、現オーナーの門野久志さんが上梓した書籍『レッドシューズ40 ~ロックの迎賓館の40年~』が、10月28日にぴあより発売される。発売を前に関係者に向けてキックオフパーティーが開催された。

写真上:書籍『レッドシューズ40 〜ロックの迎賓館の40年〜』(ぴあ)が発売されるロックバー「レッドシューズ」/写真下:オープニングムービーで「レッドシューズ」の思い出を語る鮎川誠

「レッドシューズ」は1981年、東京のカフェバーブームを作ったといわれる初代オーナー、松山勲さんによって西麻布に開店。当時のカルチャーの最先端をゆく空間が話題を呼び、さまざまなジャンルのアーティストや業界人が集まるように。海外からもローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、ピンク・フロイド、ブライアン・フェリー、ザ・クラッシュ、ラモーンズといった有名アーティストがこぞって訪れた。

 キックオフパーティーはミュージシャンのちわきまゆみが司会、冷牟田竜之がDJを担当。書籍のサブタイトル“ロックの迎賓館”を命名した鮎川誠(シーナ&ロケッツ)らが出演するオープニングムービーが上映された。

 鮎川は、1990年のローリング・ストーンズ初来日のエピソードを「ロン・ウッドが飲みに来て、“手を痛めた”と言うからシーナが“私がヒーリングで治してあげる”なんて言ってね。電話番号を教えて自宅に帰ったら、英語で“シーナ、ものすごく良くなった。ありがとう”って留守電が入っていた。ロン・ウッドから留守電が入るなんて、そんな夢みたいなことが起こったのもレッドシューズのおかげ」と振り返った。

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