来日マッツ・ミケルセン「ヨーロッパも日本を見習ったほうがいいかも」と思うこと語る
映画『さよなら、僕の英雄』(6月19日公開)の舞台挨拶が6月5日、都内にて行われ、主演のマッツ・ミケルセンが登壇。日本愛や作品エピソードでファンを楽しませた。
アナス・トマス・イェンセン監督最新作。マッツ・ミケルセンが演じる、記憶を失い自身をジョン・レノンだと思い込む兄と、兄に大金を託した記憶を取り戻させようとする弟の物語。
マッツは「僕からするとすごくデンマークっぽい映画。日本の方々に見てもらえることが光栄だし感謝してます。アリガト」と日本の観客に感謝。
本作では、記憶をなくした“ダサい”風貌の兄を演じたマッツだが「実は兄弟のどちらを演じるか、最初、監督と話し合ったんです。それを知ってから見るとちょっとおもしろいかも」。
身体を張ったスタントも、ほぼ自分で演じたマッツ。「30年前だったらもっと楽だったのにね」と苦笑しつつ「皆さん、知っているかもしれないけど、自分でスタントをやるのが好きなんです。若いころの僕の英雄は2人いて、バスター・キートンとブルース・リー。今回はバスター風のスタントでしたね。ジャンプしたり倒れ込んだり、アクションには見えないけど実際はけっこう体を張ってます(笑)」と笑顔。
この日は、劇中の“ダサオジ”姿のパネルも登場。普段とのギャップに会場から笑いが起きると、マッツは「デンマークでは1年くらい、このファッションが流行ったんだよ(笑)」とうそぶいてニヤリ。
この風貌はマッツもアイデアを出したと言い「どうも僕は人よりやりすぎてしまうんだ。それで今回、こんなパーマになってます(笑)。知らなかったんだけど、パーマってひどい匂いがするんだね。妻は非常に嫌がってました(笑)」と明かすと、観客も大笑い。
劇中ではギターを手にするシーンも。「ストラヴィンスキーも演じたことがあるけど(『シャネル&ストラヴィンスキー』)ギターなら僕は上手いと思う」と胸を張ったが、実際に劇中で使っていたものをイメージしたギターが登場すると「今のは嘘です。撮影の合間に練習してみたけど、みんなに殺されそうになりました(笑)」。
「ハリコンNo.26」など、イベントでも度々来日しているマッツ。日本の好きな部分を聞かれると「たくさんあるよ! 文化や歴史、人、そして食べ物。何より自分たちの文化に誇りを持っているところは本当に素敵だと思うんだ。デンマークを含め、ヨーロッパも日本のそういう部分をもっと学んだらいいのにと思うよ」。
最後も「日本の皆さんがデンマーク映画をこんなに愛してくださっていることに感謝します」とファンへの思いを語っていた。



