座・高円寺が12月25〜27日にシライケイタ作・演出の「トロイメライ」を上演。キャストは月影瞳、亀田佳明、ピアニストの秋山紗穂が再集結

12月25〜27日に上演される「トロイメライ」

 杉並区立杉並芸術会館「座・高円寺」が9月30日、2026年度主催公演として12月25〜27日にシライケイタ作・演出の座・高円寺レパートリー「トロイメライ」を上演することを発表した。キャストは初演から出演を重ねてきた月影瞳、亀田佳明、ピアニストの秋山紗穂が再集結する。

 19世紀を代表するピアニスト、クララ・シューマンの生涯を描く本作は、2024年にシライケイタの新作として初演。これまで座・高円寺が掲げてきた「地域の方々に向けて作品を継続して届け、上演を重ねながら育てていく」というレパートリーの取り組みを引き継ぎ、発展させるプログラムとして3年目を迎える。

 クララを演じる月影瞳、作曲家のロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームスの二役を演じる亀田佳明による力強く温かい朗読の響きと、秋山紗穂が生演奏するクララの生涯を彩った名曲の数々によって、それらの名曲が生まれた背景とともに、“真の芸術家”として生きたクララの歩みを描きだすことで、クラシック音楽を演奏会とは異なる角度からとらえた作品となる。なお演奏曲は昨年から一部変更予定となっている。

 また今年は新たに、座・高円寺2Fの「まぁるいカフェ」と連携し通常の観劇チケットに加え、終演後にディナーとドリンクを楽しめる「ディナー付きチケット」を販売する。

 今回の上演にあたり作・演出のシライケイタは「『トロイメライ』は、座・高円寺の開館以来続いてきたレパートリー『ピアノと物語』シリーズの最新作として、2年前に誕生しました。ロベルト・シューマンの音楽を生涯かけて愛したクララ・シューマンの魂に、最高のキャストとピアニストが手を伸ばし、優しく触れようとするかのような2時間半の舞台は、気高さと愛に満ちた感動的なものでした。月影瞳さん、亀田佳明さん、秋山紗穂さん。このオリジナルメンバー以外での上演は考えられません。今年もまた、あの美しく静謐な時間が戻ってきます。芸術を愛する全ての方に、座・高円寺が大切にお届けします」

 ピアノ演奏の秋山紗穂は「毎年ご好評いただき今年で3度目の『トロイメライ』。優しく強く生き抜いたクララ・シューマンの人生と、純粋な愛、崇高な友情が描かれます。今年もシライさんの演出、月影さんと亀田さんの朗読、そして数々の美しいピアノ曲と共に、再びこの物語をお届け出来ること、心から楽しみにしています。新たに加わった曲も演奏しますので、初めてお越しくださる方も、以前お越しくださった方もお楽しみいただけると思います。クリスマス、そして2026年の締めくくりに心温まるひとときをぜひ!」

 とそれぞれコメントしている。