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北京2022パラリンピック アルペンスキー 『Unbelievable!』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2022.03.23 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

3・27後楽園での飯野vs勝俣のEXTREME戦はルールで大紛糾の末「ハードコアOバックラダーマッチ」に決定【DDT】

2022.03.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、3月27日の東京・後楽園ホールで行われる王者・飯野“セクシー”雄貴vs挑戦者・勝俣瞬馬のDDT EXTREME王座戦が、ルールで大紛糾の末「ハードコアOバックラダーマッチ」に決定した。

 飯野は2月14日、東京・新宿FACEで王者の青木真也にトルコレスリングルールで挑戦。まんまとリングアウト勝ちを収めて王座を奪取。初防衛戦の相手に勝俣を指名し、勝俣がシブシブ受諾していた。

 調印に先立って、勝俣はルールの確認を要求。同選手権戦は王者が希望するルールで行われるが、やおら飯野はOバックを取り出した。通訳で同席したディーノによると、Oバックで試合をする単純な試合形式だという。

 勝俣が「Oバックなんか着て試合なんかできるわけないだろ!」と拒否すると、ディーノは「後楽園という舞台を用意して、チャンピオンがEXTREMEにかける気持ちはファンのみんなに伝わってるはずだ。そんな楽しみな大会、試合を挑戦者の一存で・・・。これはもう不戦勝だ。そんな勝ち方をしたくなかった。ファンのみんなごめんな。勝俣のせいで・・・」と揺さぶった。

 すると、勝俣は「やります。やりますけど、Oバック、負けたら履きます。ルールを提案させてもらっていいですか? Oバックを吊しましょう。ラダーに登って取ったら勝ちというハードコアマッチにしましょう」と得意分野のハードコアを提案。

中澤マイケルがまんまとだまして3・27後楽園でのUNIVERSAL王座挑戦が正式決定。メリットない?王者・MAOは奇襲を受け散々な目に【DDT】

2022.03.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開いた。3月27日、東京・後楽園ホールで行われる王者・MAO対挑戦者・中澤マイケル(AEW)のDDT UNIVERSAL選手権の調印式は大荒れ。マイケルはAEW所属の名を利用して、MAOをまんまとだまして王座戦にこぎ着けた。

 このタイトル戦は3・20両国国技館で同王座をMAOが奪取すると、試合後、マイケルが現れ、AEWの肩書きをちらつかせて挑戦を表明し、MAOが受諾して決まった。

 開口一番、MAOは「やっぱり中澤さんじゃないかなって思ったんです。挑戦を受けたくないなって、この二晩考えて思いました。よくよく考えてみたら、中澤さんにあこがれたことがないし、そんなに権力なさそうかなと思って。すごいAEWをちらつかせて、あの場のテンションの僕だけはだませたかもしれないですけど。あとで映像を見たら、実況とかもだまされてるみたいな雰囲気だったし。お客さん的にもMAOはだまされてるなとなってたんで」と調印を拒否。

KO-D無差別級王者・遠藤哲哉 5・1横浜武道館での初V戦に向け「次の挑戦者は、僕が指名する形ではなく、名乗りを挙げてきてほしい」【DDT】

2022.03.23 Vol.Web Original

 DDTプロレスの25周年記念大会(3月20日、東京・両国国技館)で竹下幸之介を破り、KO-D無差別級王座を奪取した遠藤哲哉が3月22日、東京・渋谷区のAbemaTowersで二夜明け会見を開き、現在の心境を語った。

 46分超えの死闘を振り返った遠藤は「正直まだ体のダメージも残っていて。10年越しにやっと竹下幸之介からベルトを獲れたという実感が沸いてきたという感じです。去年12月にバーニングを立ち上げたんですけど、バーニングもベルトを獲ってやっとスタート位置に立てたのかなと思います。今まで2回、無差別のベルトを獲ってるんですけど、今までビッグマッチの後は燃え尽きてたんです。無差別のタイトルマッチ、防衛しても、負けて獲られても」と話した。

 続けて「今までと違うのは、今回はまた次の目標が明確になっているということですかね。昔から僕は、挑戦者はDDTの内々で無差別のタイトルマッチをしていきたいって常に言ってたんです。竹下幸之介は逆に外に向けて、もっとDDTを発信していきたいということを言ってたと思うんですけど。最初2019年に獲ったとき、挑戦者が大石真翔選手、坂口征夫選手。KO-Dに挑戦したことがない選手だとか、しばらく離れている選手とタイトルマッチをして、DDTを底上げしていきたい気持ちがあったので。今回、竹下幸之介に勝ったことによって、次のステップ、次の目標をさらに目指せるのではないかなと思います」と次なる目標を見据えた。

 ここで、同王座のベルトが旗揚げ26年目の区切りで新調され、3月27日の東京・後楽園ホール大会でお披露目され、遠藤に授与されることがアナウンスされると「竹下幸之介を倒した俺がそのベルトを先に巻くというのは当然のことなんじゃないかなと思います。まだデザインも見てないし、当日まで見ないでおこうかなと思ってる。楽しみです」とニンマリ。

 初防衛戦はDDT初進出となる神奈川・横浜武道館大会(5月1日)になるが「次の挑戦者について、僕の考えなんですけど、僕が指名する形ではなく、名乗りを挙げてきてほしいなと思います。3月20日、両国国技館の遠藤哲哉vs竹下幸之介を超えられる自信がある選手、誰でもいいです。超えられる自信があるという選手は名乗りを挙げてください」と希望した。

10年越し映画化『ホリック』蜷川監督が神木隆之介、柴咲コウら「必然」のキャスト陣と登壇

2022.03.22 Vol.web original

 

 映画『ホリック xxxHOLiC』の完成披露試写会が22日、都内にて行われ、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、吉岡里帆と蜷川実花監督が登壇。蜷川監督が10年越しに実現した映画のキャスト陣に胸を張った。

 累計1400万部突破の、創作集団・CLAMPによる伝説的大ヒットコミックの映画化。

 人の心の闇に寄りつく“アヤカシ”が見える高校生・四月一日(ワタヌキ)を演じた神木が「正直、めちゃくちゃプレッシャーでした」と明かすと、四月一日が出会う妖しく美しい“ミセ”の女主人・侑子(ユウコ)役の柴咲は「私は原作を知っていて、自分が侑子役と聞いてすぐ、四月一日は神木くんしかいないと思いました。そうしたら本当に神木くんだというので、やったーと思いました」と神木のキャスティングに太鼓判。

 四月一日の同級生・百目鬼(ドウメキ)役の松村北斗は「監督と初めて会ったのが、写真のお仕事で、そのとき百目鬼だと思われたとか」と言うと、蜷川監督も「松村くんを見てすぐ百目鬼だと思いました」と明かした。

 さらに監督は「原作のファンで、10年前に映画化したいと思いましたが、映像化することの難しさに七転八倒していました。でも柴咲さんと神木くんに決まった時点で“行ける”と思いました。その後、素晴らしいキャストも決まり、10年かかったけど、映画のセリフじゃないですが“必然”だったと思います」とキャストの顔ぶれに大満足。

吉岡里帆 ボンテージ姿の“セクシー所作指導”に感謝 露出多め衣装も「普通の私服の感覚に」

2022.03.22 Vol.web original

 

 映画『ホリック xxxHOLiC』の完成披露試写会が22日、都内にて行われ、神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、吉岡里帆と蜷川実花監督が登壇。妖艶な悪役を演じる吉岡がセクシー演技の裏話を明かした。

 累計1400万部突破の、創作集団・CLAMPによる伝説的大ヒットコミックの映画化。

 10年越しに実現した映画化作品の完成に、蜷川実花監督も「感無量です」と語り、イメージ通りだったという豪華キャストの顔ぶれに満足しながらも「みんなそれぞれ難しい役だったので、大変だったろうなと思います」と労った。

 その中で、神木隆之介が演じる主人公・四月一日(ワタヌキ)に魔の手を伸ばす女郎蜘蛛役の吉岡は、露出度多めの衣装を身に着けたセクシーなキャラクターに「肌見せもそうですけど、まず人外なのでどう演じようかと…」と振り返りつつ「でも私には、背中を押してくれた強い味方がいました。(エンドロールの)クレジットをよく見てほしいのですが“セクシー所作指導”の方がいらっしゃいまして。その先生が、私の妖艶なあらゆる動きを見てくれたんです」と明かし「撮影現場に、その先生もセクシーなボンテージ姿で一緒にいてくださって、だんだん私も、衣装が普通の私服みたいな気持ちになっていきました」と“セクシー所作”の舞台裏を明かした。

 蜷川監督も「急きょ、ポールダンサーの方に入っていただいて、里帆ちゃんと一緒にあれこれポーズを考えていきました。ぜひご堪能ください」と、吉岡のセクシーキャラに太鼓判を押していた。

 映画『ホリック xxxHOLiC』は4月29日に公開。

東京都、22日の新規陽性者は3533人、重症者は45人

2022.03.22 Vol.Web Original

 東京都は22日、新型コロナウイルスに感染した人が新たに3533人確認されたと発表した。重症者は都基準で45人。

 陽性となった人の年代で最も多かったのが10歳未満で703人。以下、順に10代575人、20代574人、30代567人、40代539人、50代287人、60代120人、70代79人、80代56人、90代29人、100歳以上4人だった。65歳以上の高齢者は208人だった。
 
 病床の使用率は31.6%。オミクロン株の特製を踏まえた重症者用病床使用率は17.3%、入院患者のうち酸素投与が必要な人の割合は23.8%だった。

 70代から80代までの男女4名の死亡も報告された。

コロナ禍で帰国支援  カタール航空が存在感を増しているワケ

2022.03.22 Vol.Web Original

 コロナ禍による需要急減で、各国大手航空会社の 2020 年度決算は、前年比5割~8割の減収となった。

 昨年の後半以降、経済活動の再開を宣言する国は増加し、ここ日本でも期待の声が高まったが、オミクロン株の出現によって急停止。日本航空、ANAホールディングスともに、22年3月期連結業績予想(国際会計基準)について、純損益1000億円以上の赤字になる見通しと発表するなど、依然、航空業界には厳しい向かい風が吹いている。

 そんな状況下にあって、存在感を高めている航空会社がある。カタールのナショナル・フラッグ・キャリアであるカタール航空(以下、QR)だ。IATA(国際航空運送協会)のデータによると、新型コロナウイルスのパンデミックが本格化する2020年4月の同社の有償旅客キロ(有償旅客の輸送距離)は、13億キロメートル超え。この数字は、世界市場の17・8%のシェアを記録し、世界1位の輸送量となったほどである。パンデミックの最中であるにもかかわらず、グループの経営成績は回復力を示し、20/21年の経営損失はコロナ前(19/20年)と比較して7%の減少にとどまっている。

 世界各国の入国制限が厳しくなり、運休を選択する航空会社が相次ぐ中、どうしてQRは有償旅客を伸ばすことができたのか? QRマーケティング部が教える。

 「我々は帰国支援をするため、最も縮小したときでも五大陸・33の就航都市へ、週150便の運航を下回ることはありませんでした。また、入国規制の変更によりフライトの延期や欠航を余儀なくされた場合でも、無料の予約変更など柔軟に対応できるように努めていました」

 驚くことに、QRは20年2月以降、約320万人の帰国支援を行い、日本人に対してもJICA(国際協力機構)などの公的機関や日系企業の海外赴任者の帰国をサポート。さらには、世界中の医療関係者に10万枚、教育従事者に2万1000枚の無料チケットを提供するなど、コロナに立ち向かう人々を支援し続けたという。

 こうした対応もあって、「大きな信頼感につながったのではないかと思います」とQRマーケティング部は語る。

 もちろん、コロナ対策に万全を期したからこその運行でもある。先述したように20年2月以降帰国支援を続け、実に4万6000便以上のフライトを運行してきたが、陽性の乗客が確認されたのは、全体の0.002%に過ぎない。

 「弊社ではIATA やWHOが推奨する製品を使用し、入念な清掃と消毒を行っています。また、20年9月にはハネウェル社の紫外線キャビン洗浄システム(シートや床などに付着したウイルスや細菌を不活性化する)を世界の航空会社に先駆けて導入しました」

 このほかにも、機内を再循環する空気中のウイルスや細菌を99.97%除去できる大型HEPAフィルターを実装するなど、衛生面において最高水準の機内環境を実現しているという。

11月に開幕するサッカーW杯の開催地でもあるカタール。首都・ドーハは近代化が著しい

 

 航空業界には、ミシュランのように格付けを行う、英国・SKYTRAX社が運営する「エアライン・スター・ランキング」がある。コロナ禍以降、科学的な調査に基づいた「新型コロナ安全対策評価」という基準が設けられたのだが、QRは世界で初めて五つ星を獲得したグローバルエアラインとなった。徹底した感染対策を行っているからこそ、運休ではなく運行という判断に舵を切り、高い顧客満足度につながっているというわけだ。

 とはいえ、快適な旅ができなければ利用者は増えないだろう。先のSKYTRAX社では、利用者の投票によるその年のWorld’s Best Airlines(世界最高の航空会社賞)を発表しており、QRはコロナ禍の21年を含め、過去6度一位に輝いている。また、「ビジネスクラス座席」においてもトップに輝いている。

 海外旅行について60冊以上の著書を持つ旅行作家・コラムニストの山下マヌー氏は、「コロナ対策だけでなく、シンプルにホスピタリティの高さに驚く」と語る。

 「エコノミーでも機内食をはじめ満足度の高いサービスを体験できるが、とりわけビジネスクラスに相当する「Qスイート」のサービスは群を抜いている。これまで350回以上海外取材を行い、さまざまな機体に搭乗したが、まるでファーストクラスのよう。食事は好きなときにオーダー可能なアラカルト形式。ビジネスクラスとは思えないほど広く、扉も閉まるため完全なプライベート空間になる」(山下氏)

扉を閉めると完全なプライベート空間に

 前出・QRマーケティング部も、「Qスイートの人気はとても高いです」と隠さない。

 「他航空会社の社員の方の中には、自社の直行便を使わずに、あえてドーハ経由でヨーロッパに向かう方もいます。席によってはパーティションを可動させることで、2人掛け、4人掛けのプライベートスイートへ早変わりします。ドーハのハマド国際空港のラウンジを利用できることもあって、トランジットをしてでもQスイートに乗りたいという方は多いです」

  気になるのは値段だが、山下氏は「財布に優しい」と断言する。

 「QRは、同じビジネスクラス運賃でも運賃の種類が多く、例えば座席指定不可の運賃やラウンジが使えない運賃など安く設定しているQスイートのプランがある。また、日本発の場合は燃油サーチャージがないため、合計総額が安くなる可能性もある。比較サイトでは、運賃が他社より安く出てくることもあるので、驚くような金額のときもある」

 3月以降、 1日あたりの入国者数の上限を、現在の3500人から5000人に引き上げることが表明されたが、経済界からは「鎖国状態」と揶揄されている。段階的な緩和は焼け石に水……厳しい水際対策が続くことが予想される。まだまだ負荷のかかる渡航となりそうだが、こうした対応に山下氏は危機感を覚えると話す。

今年1月の成田空港。静まり返った姿が印象的。

「今年一月、成田空港とチャンギ国際空港(シンガポール)、そしてハマド空港を利用しましたが、成田空港は飲食店を含めほぼ閉鎖状態です。チャンギは半分ほど、ハマドにいたってはほぼ100%開店していました。活気という意味では雲泥の差」

 ハマド国際空港は、空港としても「新型コロナ安全対策評価」で五つ星を獲得している。ここ日本でも、羽田空港が五つ星を獲得したのだが、外国からの入国を制限する状況が続き、空港内は静まり返っている。

 ハマド国際空港は、20年3月から現在に至るまで24時間営業を継続し、多くのショップをクローズドさせることなく、渡航者へサービスを提供し続けた。諸所の手続きは必要だが、カタールでは日本はグリーンリスト国なので(22年2月末時点)、旅行の場合であればワクチンを2回打っていれば隔離はない。長期化するコロナ禍でも、できることとできないこと、どんな可能性があるのか――歩みを止めなかったからこそ「コロナ時代の海外旅行(出張)」を実現している。柔軟性を欠いた日本に、その見地が蓄積されているのだろうか。

同じく今年1月のハマド国際空港。成田とは打って変わって活気にあふれている。

 

 「いま来てくれている人を大事にしようという発想が、カタール航空、ハマド国際空港にはある。一方、日本にはそれがない。入国に関して外国人が反感を抱くのも納得。せめて選択肢を増やし、選べるようにしないと、日本は旅行先としてもビジネス相手としても後回しにされてしまうのではないか」(山下氏)

 日本の「快適な空の旅」はどこへ向かうのか? カタール航空から学ぶべき点は多い。

 

(取材と文・我妻弘崇)

安藤達也が岡田遼を破り悲願の世界王座を獲得。「今回は岡田君が相手だったから頑張れた」と感謝の言葉【修斗】

2022.03.22 Vol.Web Original

「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2」(3月21日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「修斗世界バンタム級チャンピオンシップ」で挑戦者の安藤達也(フリー)が王者・岡田遼(パラエストラ千葉)に2R53秒でKO勝ちを収め、悲願の世界王座を獲得した。岡田は2度目の防衛に失敗した。

 2人は2019年9月に環太平洋バンタム級チャンピオンシップで対戦し、その時は三者三様のドローで王者・岡田が初防衛に成功している。

 その後、岡田は2020年初頭にフロリダの名門ATTで1カ月間の出稽古を行ったのだが、帰国時はあいにくのコロナ禍に。5月には無観客大会で倉本一真をKOで下し、世界バンタム級暫定王者となった。その後、正規王者の佐藤将光がONE Championshipでの試合が増えてしまい統一戦を行うことが困難となったため王座を返上。岡田が正規王者となった。昨年3月には“外敵”大塚隆史を破り初防衛に成功した。

 対する安藤は岡田戦後は田丸匠と岡田が返上した環太平洋王座の決定戦で対戦し、TKO勝ちを収め王座を獲得。しかし11月には修斗初参戦となった大塚を迎え撃つもカーフキックの前に1RTKO負け。約10カ月ぶりの再起戦にして初防衛戦となった昨年9月の石井逸人戦では肩固めで一本勝ちを収め復活を遂げた。その後、安藤は岡田の持つ世界王座に照準を絞り、環太平洋王座を返上。この日のタイトルマッチとなった。

世界王者の西川大和がRIZIN出撃を視野「日本人狩りを楽しみにしてください」【修斗】

2022.03.22 Vol.Web Original

国内屈指のグラップラー山田崇太郎から腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ち

「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2」(3月21日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで修斗世界ライト級王者の西川大和(西川道場)が1階級上のウェルター級で、世界ウェルター級3位の山田崇太郎(The Pandemonium)と対戦し、3Rに腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちを収めた。

 西川は韓国のMMA大会、シュートボクシング、「Road to ONE」の立ち技マッチで実績を積み、2020年から修斗に参戦。「VTJ」も含めここまで破竹の7連勝。昨年9月には王者・川名TENCHO雄生を破り世界王座を獲得している。王座戴冠後の昨年11月には「VTJ2021」に参戦し菅原和政の打撃に顔をはらし、あわやドクターストップのピンチとなったものの裸絞めで一本勝ち。試合後のマイクで解説席の青木真也を「来年、MMAを教えてください」と挑発するとケージ内に飛び込んできた青木と乱闘となり物議をかもした。

元環太平洋フェザー級王者の土屋大喜が引退「修斗をやってきて本当に良かったです。ありがとう、修斗!」【修斗】

2022.03.22 Vol.Web Original

「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2」(3月21日、東京・後楽園ホール)で第4代修斗環太平洋フェザー級チャンピオンの土屋大喜(ROOTS)の引退セレモニーが行われた。土屋は昨年9月にSNSで引退を発表していた。

 土屋は2008年にプロデビューを果たし、2010年1月23日に行われた「修斗環太平洋ライト級チャンピオン決定戦」で門脇英基を破り王座を獲得。このベルトの初代王者は師匠である佐藤ルミナで師匠が巻いたベルトをROOTSに持ち帰った。田村一聖、グスタヴォ・ファルシローリを相手に2度の防衛を果たしたが2011年から2013年の約2年間、ケガのため欠場。その間の2011年5月24日付で王座を返上した。その後もケガに悩まされ、2018年9月の魚井フルスイングとの試合を最後にリングには上がっていなかった。プロ戦績は24戦13勝11敗。

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