菅田将暉、カンヌで大絶賛の夜に黒沢清監督から「こういうときにスリに遭う」と警告

 

 映画『黒牢城』(6月19日公開)のジャパンプレミアイベントが5月26日、都内にて行われ、俳優の本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子らキャスト陣と黒沢清監督が登場。菅田がカンヌ国際映画祭での反響と黒沢監督の“ギャップ”を明かし笑いを誘った。

 第166回直木賞と第12回山田風太郎賞ほか史上初4大ミステリー大賞を制覇した米澤穂信の傑作同名小説を映画化。

 第79回カンヌ国際映画祭で世界初上映され、現地を沸かせた同作。黒沢監督とともに参加した主演の本木をはじめ菅田将暉、青木崇高、宮舘涼太も、現地上映での観客の反応に「誇らしい気持ちになりました」と感激しきり。青木は現地の公式ショップで買ったという靴下を見せ、本木らは「そんな靴下あった?」と盛り上がる一幕も。

 黒沢監督も、現地上映の後に起こったスタンディングオベーションに「(どの作品でも)起こるものなんです。義理で拍手している人に申し訳ないから、早く去ろうと思って立ち上がったんですが、けっこう皆さん本気で拍手してくれる雰囲気で、今帰ったらまずいかな、と」とこれまでにない感覚だったと振り返り「これも俳優の皆さんのおかげ」とキャストに感謝。

 ところが、物語にちなみ「心が読めないと思う人」というトークで、菅田が黒沢監督を挙げ「スタンディングオベーションを受けた帰り、皆で夜の石畳の街を、ちょっと誇らしい気持ちで歩いていたんです。黒沢監督は先頭を歩いていて、監督も充実感を感じているのかなと思っていたら振り向いて“菅田さん、こういうときにスリに遭うんです”と。オレ、その冷静さに度肝を抜かれて。それくらい安心している、という言葉にも聞こえてうれしかったけど…全然緩んでないな、と…」と苦笑。

 すると黒沢監督が「マジでああいう時が危ない。夜中近くにタキシードを着て暗い中を歩いていたら格好の餌食」と言い、会場も大爆笑。菅田は「勉強になりました」と脱帽していた。

 この日の登壇者は本木雅弘、菅田将暉、吉高由里子、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑、ユースケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰、黒沢清監督。

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