地域の文化が子どもの興味を育む人気イベント「としまっ子フェス2026」今年もにぎわう
「としまっ子フェス2026」が11月1日、豊島区の自由学園明日館と豊島区立目白庭園などで開催され、多くの親子が多彩なワークショップを楽しんだ。
豊島区が毎年11月1日の「としま文化の日」に合わせて開催している、親子を対象とした体験型イベント。地域の企業や団体、アーティストが、それぞれの専門性やアイデアを生かした展示やワークショップ、フード・ドリンクなどを出店する。子どもたちが伝統文化やアート、ものづくり、地域の取り組みなどに触れ、楽しみながら自分の興味・関心を広げる場づくりを目指している。
今年は自由学園明日館・東京第一友の会・豊島区立目白庭園を開催場所とし、近隣エリアを巡りながら楽しめる企画が多数展開され、多くの親子が参加した。
フランク・ロイド・ライトの設計により1921年に学校として建てられた重要文化財・自由学園明日館では、「クリエイティブエリア」と題し、「幼児から」「小学生以上」などの対象年齢に合わせた多彩なプログラムを展開。アップサイクル材を使った工作や、小学生によるお絵描きワークショップ、親子で参加できる3Dプリンター体験などのブースが並んだ。かつて校舎として使われていた館内では、子どもたちがものづくりに挑戦。小さな子どもたちも、時おり保護者に手伝ってもらいながら、夢中で工作に取り組んでいた。
中庭の芝生エリアでは、段ボールを使って自由に遊べるコーナーのほか、地域の本の活動をしている個人や団体書店による読書会や古本販売を実施。秋晴れの下、体を動かしたり、のんびりと絵本を読んだりと、子どもたちは思い思いの時間を過ごしていた。
自由学園明日館の向かいにある東京第一友の会のエリアは、入場無料のファミリーエリア。地域の店舗などによるキッチンカーやマルシェ、キッズワークショップ、体操企画などが行われた。また、パンフレットを手に、自由学園明日館から目白庭園までの「お気に入りスポット」を探す街歩き企画を楽しむ親子の姿も見られた。
自由学園明日館エリアから徒歩約5分の目白庭園は「和文化エリア」と題し、滝や築山、池を配した伝統的な回遊式庭園を散策できるほか、園内にある数寄屋造りの茶室「赤鳥庵」で、茶道や練り切り作りなどの和文化体験が行われた。
練り切り作りでは、子どもたちが用意された材料や道具を使い、秋らしい「菊」の練り切り作りに挑戦。最後には、自分で作った練り切りを日本茶と一緒に味わい、自然と和菓子の魅力に触れていた。
1日限りのイベントを通して、多くの親子が地域に根付く豊かな文化を思い思いに楽しんだ。









