SearchSearch

3.21 後楽園大会 環太平洋王座を争う竹中、小蒼のインタビュー【竹中編】

2016.03.18 Vol.662

 3月21日(日)東京・後楽園ホールで開催される「プロフェッショナル修斗公式戦」メインイベントで環太平洋フェザー級王座決定戦に臨む竹中大地のインタビューを公開。

――いよいよ環太平洋王座決定戦が迫ってきました。試合のための練習はやりきりましたか?
「はい。本格的な練習は月曜日(15日)に切り上げて、調整に入っています。もう練習でやるべきことはやりましたね」

――今回の試合に向けて、どんなことを念頭に置いてトレーニングしてきたのですか?
「全局面で戦えるように、ですね」

――今の練習環境を教えてもらえますか?
「パラエストラ和泉がメインで、パラエストラ東大阪さんとコブラ会さんの選手練習に参加させてもらって、打撃はキックボクシングジムのM-BLOWさんで教えてもらっています」

――王座決定戦のオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?
「去年11月に佐藤将光選手に勝ったあと、そろそろタイトルマッチいけるかなって思っていたところで決まった感じですね。本当にチャンスなんで絶対にモノにしようと思いました。試合が近づくに連れて、ベルトへの想いは日に日に強くなっています」

――今までの試合と心境は違いますか?
「僕は一戦一戦ずっと『負けたら意味がない』と思って、懸けてやってきたんで、今回も全力で戦って結果を出すだけです」

――竹中選手は公式戦そしてMMA戦績も含めて無敗です。そこはあまり意識していないですか?
「とにかく負けないことを考えてやってきて、気づいたら今に至るって感じです」

――無敗の選手は、デビュー当初から自信満々で負ける気なしという選手も多いですが、竹中選手はそうではないのですね。
「僕は真逆です(笑)。試合前に自信がないタイプで、どんな試合も自分にとっては壁だと思ってやってきました。だから今回も目の前の試合に全力をぶつけて勝つことはぶれずにやりきりたいと思います」

――竹中選手が格闘技を始めたきっかけは何だったのですか?
「高校3年生までずっとサッカーをやっていて、格闘技経験はなかったんです。で、UFCのゲームを友達とやっていて、20歳くらいの時に運動不足解消でパラエストラ和泉に入りました。だからプロになろうとは一切思ってなかったです」

――ちなみにUFCのゲームでは誰を使っていたのですか?
「チャック・リデルです。僕のスタイルとは全然違うんですけど(笑)。だから僕は格闘技のバックボーンはないし、ジムに入ってしばらくはパラエストラ和泉でしか練習していないんで、僕の格闘技の基礎を作ったのはパラエストラ和泉ですね」

――対戦相手の小蒼選手にはどんな印象を持っていますか?
「気持ちが強いんやろうなって思います。インフィニティリーグでは一本勝ちしなきゃいけないって場面で、しっかり一本勝ちしているんで。戦績を通して見てもフィニッシュして勝っている試合が多くて怖さがある選手ですが、逆にフィニッシュされている試合も多い。だから相手のやりたいことをきっちり潰して、こっちがしっかりした攻めをすれば崩せるんじゃないかと思います」

――ここでベルトを獲る・獲らないでは、今後の格闘技人生において大きなものになると思います。
「僕は格闘技で上に行きたい気持ちがあるんで、ここで勝たないと上を見れなくなると思います。ここで勝ってベルトを巻いて、上を見ていられる・夢を見ていられる感じの格闘技を続けたいです」

――ずばりどんな試合を見せたいですか?
「僕は豪快なKOとか華麗な一本はあるわけじゃないし、特別華がある試合をするわけじゃないです。でも勝負に徹する、試合に全力を出す姿勢を見て感じ取ってもらえるような試合をしたいです」

4・3シュートボクシング 内藤がRISEからの刺客・佐野と対戦

2016.03.16 Vol.662

“ミスター・.シュートボクシング”宍戸大樹の引退試合が行われる『SHOOT BOXING 2016 act.2』(4月3日、東京・後楽園ホール)で、SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹がRISEからの刺客・佐野貴信と対戦する。
 内藤は2月のシリーズ開幕戦でREBELSのトップファイター小笠原裕典をKOで下し、昨年参加した「BLADE.2」の-55kgトーナメント決勝で敗れた那須川天心へのリベンジロードを幸先の良い形でスタートさせたばかり。
 佐野は2013年にKAMINARIMON全日本選手権60kg級王者となり大会MVPを獲得したRISE期待のルーキー。左ミドルを武器にREBELSや新日本キックなどにも参戦しており、昨年は、元J-NETWORLKスーパーバンタム級王者・炎出丸に勝利を収めている。現在RISEバンタム級9位。
 今季開催予定のRISEバンタム級王座挑戦者決定トーナメントへの出場を狙う佐野は「今回のオファーが来た時に、とにかくとてもワクワクしました。いきなりナンバー2とやれるチャンスをもらったわけですからね。めったにないチャンスだし、RISEで培ったものを爆発させてSBで暴れてやります。僕が目指してるRISEのベルトを獲るために、内藤選手に勝ってナンバー1の那須川天心とのタイトル戦につなげたいです」と、内藤をナンバー2と表現し、自身の照準はあくまでも那須川であるとコメントしている。
 内藤もRISEバンタム級王座挑戦者決定戦に乗り込むことも辞さない構えを見せているだけに、がぜん注目度の高い戦いとなっている。

4・10「Krush.65」西京の相手が貴章に決定

2016.03.16 Vol.662

 対戦相手のケガで「Krush.64」(3月20日)での試合が流れ、「Krush.65」(4月10日、東京・後楽園ホール)へのスライド出場となっていた西京春馬の対戦相手が16日、貴章に決まった。
 貴章は「Krush.62」(1月17日)で石田圭祐にKO負けを喫しており、今回はK-1甲子園2015王者を相手に再起を目指す。

K-1の武尊、功也、山崎がトークライブ

2016.03.16 Vol.662

 K-1ファイターが出演するトークショー「K-1 TALK LIVE2016」が5月29日に文化放送12階のメディアプラスホールで開催される。
 出演はK-1公式サポーターの関根勤と自他ともに認めるK-1の大ファンである平子祐希(アルコ&ピース)。
 K-1ファイターは現在のところ、武尊(初代K-1 WORLD GP -55kg王者)、卜部功也(初代K-1 WORLD GP -60kg王者)、山崎秀晃(K-1 WORLD GP 2016 -65kg日本代表決定トーナメント優勝者)の3人の出演が決定している。
 トークショーは13時と17時の2回行われ、チケットは3月26日より発売される。

4.17、RIZINに藤田和之が電撃参戦

2016.03.16 Vol.662

 4月17日に日本ガイシホール(名古屋市)で開催される「トップ Presents RIZIN.1」のカード発表が16日、都内のホテルで行われた。年末に開催された「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX2015」のトーナメント準優勝のイリー・プロハースカ(チェコ)は藤田和之と対戦、メインイベントとなることが発表された。プロハースカは若干23歳ながら、榊原RIZIN実行委員長が、同じく年末の試合に出場したテオドラス・オークストリス(リトアニア)、ワジム・ネムコフとともに「三銃士」と呼んで期待を寄せる選手。会見に登場した藤田は「これまでいろいろありました。あれから生き場所を求めてずっと戦い続けました。しかし、やはり藤田は、戦(いくさ)を選び、ここに戻ってきました。あとはその覚悟をリングでお見せするだけです」と語った。

 また、年末の試合が相手選手の体重オーバーで無効試合となった元谷友貴の出場も発表。シュートボクセ所属のアラン・ナシメントと対戦する。同席した高田延彦RIZIN統括本部長は「前回計量オーバーしたエフラインより、アランの方が実力が上。打撃よし、テイクダウンよしのバランスのいい選手。元谷選手には厳しい戦いになると思うが頑張って勝利をもぎ取ってほしい」とコメント。会場に来られなかった元谷は「年末は対戦相手が計量オーバーしたのですが結果的に自分の詰めの甘さを実感する試合になってしまいました。今回はキッチリ一本かKOで極め、再びエフラインとの再戦につなげたいです」とコメントを発表した。
 今回新しく発表されたカードは以下。

メインイベント 110kg契約 1R10分・2R-3R5分
イリー・プロハースカ(チェコ/ジェットサームジム・ブルノ)VS 藤田和之(TEAM FUJITA)

56.7kg契約 1R10分・2R-3R5分
元谷友貴(CB IMPACT)VSアラン・ナシメント(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)

「トップ Presents RIZIN.1」大会概要
【日時】4月17日(日)15時開始【会場】日本ガイシホール(名古屋市)【チケット料金】VIP席 10万円(特典付)、SRS席 2万円、S席 1万円、A席 5000円 ※いずれも全席指定・消費税込み

3・20「Krush.64」佐々木大蔵インタビュー -63kgのベルトはチームドラゴンの自分が巻く!

2016.03.15 Vol.662

 3月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.64」の[第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]で南野卓幸と対戦する佐々木大蔵のインタビューを公開。

――試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)
「追い込みももう終わりますし、いつも通りばっちりです。あとは心身ともに研ぎ澄ませるかが鍵になると思うので、試合まで集中したいと思います」

――今回の試合に向けてどんなことを意識して練習してきましたか?
「1回戦は判定決着でKrushらしい試合はクリアできなかったと思います。底辺からのスタートだけど、その分、自分の進化を見せられるチャンス。前回よりもすごく進化した姿を見せられると思います」

――Krushらしい試合ができなかった要因は何だったと思いますか?
「慎重になりすぎました。一度やったこともある相手だったし、怖さもある選手だったので、それで慎重になりすぎてしまいました」

――準決勝の対戦相手が南野選手になったことについてはどう思いますか?
「総本部で顔を合わせることは何度かあったし、話すこともあったけど、同じ-63kgでやっている以上、いつかやる相手だと思っていたし、それが今になったという感じです。試合に臨む気持ちは変わらないです」

――元チームドラゴンの梶原龍児さんの指導を受けている選手ですが、怖さはありますか?
「怖さ自体はないですね。南野選手は龍児さんのもとで指導を受けていて、相当対策も練ってくると思います。でも僕は龍児さんに見せていない自分を見せて、驚かせてやろうと思います」

―――63kgのベルトはチームドラゴンの自分が獲りたいという気持ちはありますか?
「初代王者が龍児さんで第3代王者が秀(山崎秀晃)さん。一度、トーマス・アダマンドポウロスが巻いていたこともありますが、基本的にはチームドラゴン以外のジムには行っていないベルトです。僕は龍児さんの次にあのベルトを巻きたいと思っていたし、今回は秀さんともスパーリングさせてもらって、すごく自信になっています。自分も今回はすごい試合を見せられると思います」

――山崎選手とスパーリングして得るものは大きかったですか?
「秀さんとのスパーリングは相当怖いし、普段から秀さんのパンチをくらっていたら、-63kgにあんなにパンチの威力がある選手はいないと思います。秀さんのパンチは-65kgではトップで、-70kgでも通用する破壊力があるんで、秀さんとスパーリングするとすごくプラスになります」

――山崎選手のK-1-65kg日本代表決定トーナメントの優勝は刺激になりましたか?
「もちろんです。-65kgの3強(左右田泰臣、久保優太、野杁正明)に勝ったわけですからね。周りからそういう選手と練習できている自分がうらやましいと思われるだろうし、自分自身、練習させてもらったことを裏切りたくないです。今回、秀さんがトーナメントで優勝したことで、Krush-63kgのベルトの価値がさらに上がって、ハードルも上がったと思います。でもあとはそれをクリアしていけばいいと思っています」

――試合内容について今までとは違う試合をしたいという気持ちはありますか?
「気持ちでぶつかってくる相手なんで、それがぶつかりあえばKrushらしい試合ができると思うし、そこで勝ちに徹して決勝に進みたい。絶対に負けないです」

――対戦相手の南野選手は「佐々木選手は何でもできるけど、何でもできるだけで怖さがない」と発言していますが。
「まぁ、南野選手だけじゃなくてみんな僕のことをそう思っているのかなと思うけど、実際に戦った時に違ったなって思わせたい。一発一発の攻撃を食らうと重かったなって思わせたいですね」

――南野選手はガツガツ来るスタイルですが、それに対してはどう戦いますか?
「向こうはガツガツ来ると思うけど、僕がガツガツ行っても僕のほうが上だと思います」

――佐々木選手の試合には子供の生徒たちが多く応援に来ていますが、その生徒たちのためにもベルトを獲りたいですか?
「みんな先生にベルトを獲ってもらいたいと思っていると思うんで、僕がベルトを獲って写真を撮ったり喜びを分かち合いたいです」

――最後にこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?
「前回の試合から進化した佐々木大蔵を見せたいと思うので、期待していてください」

3・20「Krush.64」平本蓮インタビュー「僕は今までのチャンピオンよりもすごいチャンピオンになれると思っています」

2016.03.14 Vol.662

 3月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.64」の[第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]で泰斗と対戦するK-1甲子園2014王者・平本蓮のインタビューを公開。

――試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)
「調整はばっちり行っていて、今は大分疲労があって動きにキレもないんですけど、試合1週間前まで追い込みます。それから試合の準備のために疲れを抜いて行こうと思います」

――プロデビューから-65kgで戦ってきた平本選手ですが、今回のトーナメント-63kgでの試合です。1回戦を終えて-63kgでの試合にはどんな手応えを感じていますか?
「-65kgから2kgしか違わないんですけど、適正階級ってあるんだなと思いました。今まで減量して体重を合わせれば体格差はないと思っていたんですけど、-65kgの試合に慣れていると、パワーは違うし、攻撃をもらっていても効かない。自分から圧力もかけられるので、今は-63kgが適正階級だと思います」

――今回の試合に向けてはどんなことを意識して練習してきましたか?
「今までは相手がどういう作戦で来るのかも考えていたんですけど、前回から自分の力を磨く方がいいと思って、そういう練習をやってきました。だからあまり対策は練っていなくて、やることは一つ、倒しに行くだけです」

――公開練習のミット打ちではミットを持つ梶原龍児トレーナーが泰斗選手が得意な回転技のモーションを見せていましたが、そういった対策は練っていますか?
「そうですね。ミットでは龍児さんが真似をやってくれますが、相手がそういう技を披露する前に倒せると思います」

――早期決着をイメージしているのですか?
「いけるところがあれば一気に仕留めます。相手の様子を見ずにガンガンいくわけじゃないですけど、自分の空間で戦えば必然的に相手は倒れていると思います」

――1回戦後の一夜明け会見では泰斗選手をトーナメントで一番の強敵になると予想していましたが、それは今も変わらないですか?
「やっぱり泰斗選手がトーナメントに出ている選手の中で一番実力も実績もあって警戒はしています。でも油断せずに戦えばいけると思うんで、しっかり相手を警戒もしつつ、自信を持って戦えると思います」

――平本選手もプロでキャリアを積む中で、どんなところが成長していると感じていますか?
「試合するに連れて『もっとこう出来たな』というのがあって、それが着々と出来るようになっています。前回はパンチのラッシュが乱暴だったんで、もっと綺麗にまとめられたかなと思うし、試合する度に強くなっていると思います。でも僕はまだ実力の3割くらいしか出せてないので、もっと実力を出せていけると思います」

――準決勝を迎えるにあたってベルトへの想いは強くなっていますか?
「ベルトへの想いは誰よりも強い自信があります。一流のファイターは一度リングに上がったらずっと戦い続けるか、リングで死ぬかのどちらかだと思います。そのリングにベルトがあって、龍児さんも巻いたベルトを手に入れることが出来たら、僕は一流になれると思います。-63kgのベルトは先日のK-1-65kg日本代表決定トーナメントで優勝した山崎(秀晃)選手も持っていたし、もし僕が獲ったら龍児さんや山崎選手と比べられると思います。でも僕はまだ10代でこれだけできるし、今までのチャンピオンより全然すごいチャンピオンになれると思うんで、期待していてください」

――最後にこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?
「格闘技は1vs1の対決だけど重要なことは周りの支えや応援です。僕はそれを改めて前回の試合で感じました。今まで強敵とやった時も声援が背中を押してくれて最後まで戦うことが出来ました。今、Krushは『新K-1伝説』でも取り上げられていて、それを見てファンも増えていると思います。そこで僕が僕という形でファンを魅了できたら、と思っているので期待してください」

3・20「Krush.64」南野卓幸インタビュー「誰よりも自分が試合を楽しみにしている。ワンマッチのつもりで全力で潰しにいく」

2016.03.14 Vol.662

 3月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.64」の[第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]で佐々木大蔵と対戦する南野卓幸のインタビューを公開。

――試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)
「試合まであと1週間、もう追い込みも終わりなんですけど、すげえ練習もいい感じで追い込めてます。みなさん楽しみにしてください…というより誰よりも僕自身が楽しみなんで、最高のパフォーマンスでリングに上がりたいと思います」

――それだけいい練習ができている理由はあるのですか?
「前回はトーナメントの1回戦(眞暢にKO勝利)だったんで、生き残りたいという気持ちがすごかったです。でもその1回戦で勝って、タイトルが目の前に近づいていることを実感して、気合が入っています。周りにもサポートしてもらって練習に集中できる環境になって、すげえ練習しています」

――ご自身ではどこが伸びていると思いますか?
「どこが伸びたというか、佐々木選手対策ですね。佐々木選手は打ち合ってこないと思うんですけど、最終的には僕が倒して勝つんで、そこまで持っていく練習をしっかりしています」

――1回戦は激しい打ち合いになり噛み合った試合でしたが、今回はそうならないという予想ですか?
「そうですね。前回はパンチで勝ったんですけど、向こうはパンチに蹴りを合わせてくると思うんで、そこにこっちがポンポンとパンチを合わせて倒してやろうかなと思います」

――佐々木選手にはどんな印象を持っていますか?
「なんでもできるタイプだと思うけど、何でもできるだけで怖さがないですね。前回の眞暢選手の方がパワーもあって、倒される怖さがありましたけど。油断はしてませんけど、しっかり仕留めに行きます」

――1回戦は見事な逆転KO勝利でしたが、あの試合で勢いがついたと思いますか?
「周りからも伸びたと言われるし、スパーをやっていてもそう言われます。前回よりも進化した僕を見せたいと思うので、そこも含めて楽しみです」

――決勝には泰斗×平本蓮のどちらが勝ちあがってくると思いますか?
「僕的にはどっちが上がってきてもいいけど、ストーリー的には蓮とやったほうがいいと思うし、決勝で同門対決が理想かなと思います。でもそれを意識して準決勝でポカしちゃダメなんで、今は佐々木選手を全力で倒すことしか考えていないです」

――準決勝を迎えるにあたって、ベルトへの想いは強くなっていますか?
「1回戦よりもベルトに近づいている実感はありますけど、ここで勝てば『あと一つ!』と思えるんで。今はまだワンマッチのつもりで全力で潰します」

――最後にこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?
「佐々木選手は小さい子供や女性からも人気があるけど、僕のことも応援してください(笑)。 会場を盛り上げて倒して勝つんで楽しみにして下さい!」

3・20「Krush.64」泰斗インタビュー「みんな平本選手に期待していると思うけど、僕にも意地があります」

2016.03.14 Vol.662

 3月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.64」の[第4代Krush -63kg王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]でK-1甲子園2014王者・平本蓮と対戦する泰斗のインタビューを公開。

――トーナメント1回戦(1・17「Krush.62」、早坂太郎にKO勝利)のあと、どのくらいで練習を再開したのですか?
「今回はいつもみたいに練習を休まず、試合の2日後からフィジカルトレーニングを再開しました」

――特にダメージはなかったのですか?
「早坂選手のミドルキックをもらって腕が少し腫れたくらいで、練習に支障をきたすようなダメージはなかったです」

――試合映像もチェックされていると思いますが、早坂戦を振り返っていただけますか?
「今の話にもつながりますけど、左ミドルをモロにもらいすぎですね(苦笑)。3Rは自分から出てKOできましたけど、試合を見ながら1~2Rまでは『何でもっと行かないんだ?』と思ったし、もっと自分から攻めることができた試合だったと思います」

――苦戦しながらも最後はKOするなど、泰斗選手の底力を感じる場面もありましたが、ご自身では反省点のほうが多いようですね。
「そうですね。僕的にはもどかしい試合でした」

――そして準決勝では平本選手と対戦が決まりました。1回戦をクリアすれば次は平本選手になると予想していましたか?
「はい。順当に行けば平本選手が勝ち上がって来るだろうなと思っていました」

――対戦相手として平本選手にはどんな印象がありますか?
「ボクシングが上手くて踏み込みもいい。蹴りはテンポよくポンポン蹴る感じですよね。パワーはあまりないけど、スピード・テクニックがある印象で、結構打たれ強さもあると思います」

――泰斗選手も色々な選手と戦ってきましたが、ずばり平本選手はトップクラスの選手だと思いますか?
「勢いには乗っていると思います。ただ木村”フィリップ”ミノル選手やマサロ・グランダーのように強い選手と対戦経験はあっても、勝ってはいないじゃないですか。だからそこはどうなんだろうなって感じですよね」

――平本選手はK-1甲子園2014王者で年齢も17歳。多くの人が期待している選手です。泰斗選手としては周囲の期待通りにはさせないという気持ちはありますか?
「ありますね。平本選手はデビュー前からほとんど苦労せずにここまで来たと思うし、そんなに辛い経験をしてないと思うんです。そういう選手に負けたくないし、負けるつもりも一切ないです。世の中そんなに甘くないぞっていう意地を見せたいです」

――泰斗選手は決して順調なキャリアではなく、悔しい想いもたくさんしてきたと思います。でもプロとして戦ってきた意地やプライドはありますか?
「意地はありますよ、本当に。僕は勝ちと負けが同じくらいで戦績は全然良くないと思います。でも僕にも意地があるし、今回は気持ちの勝負です。絶対に負けないです

――あと2つ勝てばベルトも手に入りますが、今は平本戦にすべてをかけていますか?
「はい。ベルトも決勝のことも考えてないです。ここで勝てば勢いに乗れると思うし、平本選手に勝てば僕の評価も上がるはず。みんな平本選手推しで、平本選手に期待していると思うけど、僕も意地を見せます」

対戦相手がまた欠場!西京の参戦が4・10「Krush.65」にスライド

2016.03.14 Vol.662

「Krush.64」(3月20日、東京・後楽園ホール)に出場予定だった西京春馬の対戦相手、良星(らすた)が練習中まぶたを10針を縫う裂傷を負い、ドクターストップ。今大会を欠場することとなった。
 これに伴い西京の出場も「Krush.65」(4月10日、東京・後楽園ホール)に延期された。対戦相手は後日発表される。
 西京は当初、アルジェリアのエリアス・マムーディと対戦予定だったが、マムーディの怪我で良星に相手が変更となっていた。

3・20「Krush.64」-55kg王者・堀尾竜司、寺戸戦は必ず名勝負になる!「僕と寺戸選手は絶対に噛み合う。この試合を見ないと後悔すると思います」

2016.03.11 Vol.662

3月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.64」の[Krush-55kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・寺戸伸近と対戦する第4代王者・堀尾竜司のインタビューを公開!

Copyrighted Image