THE RAMPAGE 浦川翔平が連日にぎわっていると話題の江戸東京博物館で時間旅行〈BUZZらないとイヤー! 第123回〉

 <江戸ゾーン>と<東京ゾーン>の境界は日本橋です。中村座の対面にそびえ立つのは、服部時計店。翔平さんは時計台を見上げると「……なんだか銀座っぽいですね」

 リニューアル前は朝野新聞社だった模型が服部時計店へと、リニューアルに合わせて“更新”されました。服部時計店はセイコーグループの前身であり、もともと朝野新聞社が本社として使っていた建物を明治27年に創業者の服部金太郎が買って服部時計店になりました。服部時計店が実際にあったのは銀座4丁目の交差点。今は銀座和光になっているんです。「はぁー!和光の時計、ここから始まってるんですね、つながった!」と、翔平さんは感心しきりです。

 服部時計店の内部は展示スペース。西洋の文化を取り入れて発展していく東京の姿がつまっています。

「このくらいの高さは大丈夫」

「少し高いですよ」と警告して翔平さんを当時外交の場だった鹿鳴館の上空に送り出してみました。徐々に闇に包まれて屋根がスライド、屋内では着飾った男女がダンスをしています。「……パリピが踊ってますね」と翔平さん……間違ってはいません。

<東京ゾーン>もさまざまな展示が詰め込まれています。服部時計店のほかにも、浅草花屋敷の門を通って進むと『鬼滅の刃』を想起させる「浅草十二階(凌雲閣)、タクシー、電話ボックス、同潤会代官山アパートメントの模型の室内は新しいものであふれています。

 その一方で、関東大震災や東京大空襲でまっさらになった東京の姿も。「何回もまっさらになって今があるんですよね」と翔平さん。長崎生まれの翔平さんには小さなころ受けた平和教育を思いだすところもあったようです。神妙な顔つきで資料を見つめていました。

<東京ゾーン>のラストは東京の立体的な年表です。1960年から10年ごとにそれぞれの時代を象徴するアイテムやカルチャー、音楽、当時の学校給食などが並びます。ブラウン管のテレビが薄くなり、地デジ化され、大きなラジカセはiPodになり、ゲームも小型化されていきます。子どもたちが夢中になっているものも変化し、流行の音楽も変わっていきます。

 展示のなかで翔平さんが気になったのは時代を象徴する流行ソングのリストでした。「このあたりから見覚えのある曲があります」と足を止めたのが70年代や80年代。翔平さんの親世代がちょうどこのあたりかもしれません。90年代になると「これはもう知ってる」とにんまり。ニューミレニアム手前の97年生まれの翔平さんですが、歌が好きなだけに、この時代の音楽には洋邦問わず親しみがあると、BUZZらないとイヤー!で話されていた気がします。

 現在、年表は2010年代まで展示されていますが、その先にはまだ空のスペースが続いています。新田さんによれば、少し先の分まで確保してあるんだそうです。

 そんなことを言われると、とりあえず立っておくしかないですよね?


翔平さんの後ろがまだ空の展示スペース。位置的に20年代と30年代をまたぐ計画です!

 THE RAMPAGEなのか、浦川翔平なのか、この年表の先がどんな見映えになるのか楽しみです。

 さて、撮影をしながらひと通り見学したところで、「戻って見たいところがあるんですけど……」と翔平さん。修学旅行なのか中学生か高校生の団体に紛れて再度甲冑や当時の資料をじっくりと見て、リニューアルを記念していた特集展示「名所江戸百景」(すでに終了)で、目黒やなじみのある地域の作品をなめるように見て、十分堪能できなかった体験コンテンツにも真剣な表情でトライ……翔平さんを見ていれば、BUZZるのがわかるわ?


江戸時代の日の出と日没を基準にして時間(刻)を決める不定時法を説明する仕組みが気に入ってしまった翔平さん

 リニューアルを記念した特集展示はすでに終了してしまっているものも多いですが、すでに新しい特集展示も始まっており、今後もワクワクするような企画がラインアップされています。これから雨がちになったり、暑くなったり、楽しいはずのお出かけも楽しかった思い出だけになりづらい季節になっていきますが、江戸博は最高の目的地になりそうです。もっと、BUZZらないとイヤー!

取材協力:
東京都江戸東京博物館
【住所】東京都墨田区横網1-4-1 (JR・都営地下鉄 両国駅すぐ)
【時間】9時30分~17時30分。土曜日は19時30分まで。入館は閉館の30分前まで。毎週月曜休館。月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日、年末年始。
【料金】常設展拝観料(企画展拝観料含む)は一般800円~。中学生以下は無料。学生料金、65歳以上の料金あり。特別展は別料金。
【URL】https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/