国際短編映画祭「SSFF & ASIA 2026」グランプリは韓国のジイン・オ監督作「ソウルへのお土産に最高」
国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2026(略称:SSFF & ASIA 2026)」のアワードセレモニーが6月10日、都内にて行われ、グランプリ〈ジョージ・ルーカス アワード〉に韓国のジイン・オ監督作『スピーディ!』が輝いた。
⽶国アカデミー賞公認映画祭、アジア最⼤級の国際短編映画祭。28回目を迎える今年は「シネマエンジニアリング」をテーマに、世界100以上の国と地域から寄せられた約5000点以上から厳選されたショートフィルムをリアル会場とオンラインで上映する。
ライブアクション部⾨アジア インターナショナルカテゴリー優秀賞、そしてグランプリ〈ジョージ・ルーカス アワード〉に輝いたのは、1989年のソウルを舞台に、速読の天才を夢見る少女の物語を描いた『スピーディ!』。アジア インターナショナルカテゴリーの優秀賞受賞時には、主演俳優と共に日本語で喜びのスピーチをしたジイン・オ監督。
その後、グランプリ受賞を発表されるとジイン・オ監督は、グランプリのトロフィーを抱きしめながら「100%、受賞するとは思っていなかったので…。重くて美しくて…ソウルへのお土産に最高です(笑)。文字通り大きなトロフィーをありがとうございます」と大感激。
インターナショナルカテゴリー優勝賞はノルウェーの作品『三人目』、ジャパンカテゴリー優勝賞は乙木勇人監督『まわりまわる』、ノンフィクション部⾨では世界でも最も権威あるピアノコンクールの舞台裏で情熱を燃やす調律師たちを追ったポーランドのドキュメンタリー『3人の調律師』(監督:パヴェヴ・ピョートル・ホゼパ)が優秀賞を受賞。アニメーション部⾨優秀賞は『シャリとライカとミックステープ』(監督:キアナ・ナグシネ)が受賞した。
審査員の1人、石井裕也監督は「どんな形であれ映画作りはいつも困難を伴うもの。ただ困難を超えた先にある素晴らしさは必ずある。今回はどの作品にもそれが随所に感じられてうれしかった」、同じく水野美紀は「それぞれの監督の視点を通してしか見ることができない世界を覗かせていただきました」、北村一輝も「映画という国の映画人としてお互い協力していけたら」とクリエイターたちに賛辞を贈った。
グランプリ『スピーディ!』をはじめ、ライブアクション部⾨(インターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパンの各カテゴリー)、ノンフィクション部⾨、アニメーション部⾨の各優秀賞5作品は翌年のアカデミー賞短編部⾨へのノミネート候補として推薦される。
「SSFF & ASIA 2026」は6月10日にアワードセレモニーでリアル会場は閉幕。オンライン会場は 6月30日まで開催中。チケット・詳細は公式サイトにて。





