トミー・バストウ「奈良でお待ちしています」なら国際映画祭2026アンバサダーに!河瀨直美作品に「泣いた」思い出明かす

 第9回「なら国際映画祭2026」の記者発表会が9月4日、都内にて行われ、映画祭エグゼクティブディレクターを務める映画作家・河瀨直美氏と、アンバサダーに就任した俳優トミー・バストウが登壇。バストウが奈良での映画祭参加に目を輝かせた。

 2010年に、映画作家・河瀨直美をエグゼクティブディレクターに迎えて始まった、2年に1回開催される映画祭。今年は「CROSS」をテーマに9月19日から23日までの5日間、奈良市内各所で開催される。

 河瀨氏は「今年はシルバーウイークの5日間、奈良の街全体が映画館になります」と今年の見どころを紹介。世界中から集まる作品数も増えているといい「コンペには81の国と地域から作品が寄せられました。世界的にも注目される映画祭になってきたと感じています」。

 映画祭審査員長には『007/慰めの報酬』(2008年)などの名女優オルガ・キュリレンコが就任。期間中は、東大寺で行われるレッドカーペットをはじめ、世界81カ国から寄せられた中から選ばれた出品作の上映や、奈良を舞台とした育成プロジェクトなどを実施する。

 また、この日は、今年の映画祭アンバサダーに就任したトミー・バストウも登壇。司会から「今、日本語は…?」と聞かれると「何となく(笑)」と答えて笑いを誘いつつ、ほぼ日本語で流ちょうに回答したバストウ。

 朝の連続テレビ小説『ばけばけ』でお茶の間の顔となったバストウ。奈良を舞台にした映画祭の“顔”となることに「光栄な機会を頂きました。奈良には10年ほど前に行ったことがあります」と語り、奈良の象徴である鹿の話題に。河瀨氏も「映画祭のグランプリの名前が金の鹿賞(The GoldenSHIKA Award)と言うんです。こだわりで、英語ではなく鹿という日本語を世界に伝えたくて」。

「私はテレビを見ないので…」と、バストウ出演作の『ばけばけ』や『SHOGUN 将軍』をまだ見られてないと明かした河瀨氏。一方、バストウは「アンバサダーが決まる前に『あん』や『2つ目の窓』を見ていました。とくに『2つ目の窓』は僕自身の人生とも重なるところがあって、泣いてしまいました。自分がこれだけ感動したことに驚きました」と河瀨作品への思いを語り、最後に「美しい奈良の映画祭に参加するのが楽しみ。奈良で皆さんをお待ちしています!」と映画祭アンバサダーに意気込みを見せていた。

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