松村北斗と今田美桜、原作・東野氏が完成作を鑑賞していたことを知り感無量「感謝を伝えたい」
映画『白鳥とコウモリ』(9月4日公開)の舞台挨拶が9月3日、都内にて行われ、俳優の松村北斗、今田美桜、柄本佑、吉田羊と岸善幸監督が登壇。先月23日に大腸がんのため亡くなった原作者・東野圭吾氏が本作の完成を見届けていたことが明かされた。
ミステリー界の巨匠・東野圭吾氏による同名小説を実写化。容疑者の息子と被害者の娘がともに“事件の真相”を追う姿を、ミステリーの枠を超えた重厚な物語で描く。
冒頭「ミステリーなのでネタバレに気をつけて話します」と笑いを誘った松村。いよいよ明日に控えた公開に「ミステリーとしても楽しむことができるし、物事は白黒だけでなくグレーでもあるのかもと思うと僕と同じように心が救われる人もいるのかな、と。日本中が救われていくかもしれない」と期待。
おすすめのシーンを語り合った一同。今田は、柄本が演じる刑事・五代が「出されたお茶を必ず飲むところ」と回答。「柄本さんと一緒の最初の撮影で、第一声が“僕、必ずお茶を飲むチャレンジをしてるんです”って言っていて。完成作を見たらほとんど欠かさず飲んでました(笑)」と笑いをこらえると、柄本は「わりと自由な役だったので自分なりに考えてみたんです」と照れ笑い。すると監督が「元警察関係の方にも監修で入っていただいているんですけど普通は出されたものには手を付けないんだそうです。でも佑くんが飲んでたので、まあいいか、と(笑)。そしたら実は、東野先生は“五代は必ず(出された)お茶を飲む刑事なんです”とおっしゃっていたそうで…」と明かし、柄本が「全然知らなかった!」とビックリ。
さらにこの日は、原作者・東野氏が本作の試写を鑑賞しており「とくにラストシーンが素晴らしかった」とプロデューサーに語っていたことが明かされ、一同も驚き。
松村は「そこまで集中して見てくれていたことに感謝ですね。ラストシーンが良かったと言っていただくのは最大の安心。作品の親である原作者の方にとって、いい映画だったということは、一つ、最大の安心で賛辞だなと思います。どうにか感謝をお伝えしたいという思いです」、今田も「驚きすぎて…。見ていただいていたことも驚きですし…。最後のシーンは、私自身も大切に撮影させていただいていたので、そんなお言葉を頂いてとてもうれしいです。感謝申し上げます」と感動の面持ちで、東野氏への感謝を語っていた。






