サッカーW杯開会式にモーガン・フリーマン、BTSのジョングクらが登場。「距離を縮めよう」をテーマにさまざまな演出

参加国のフラッグと巨大ユニホームによるパフォーマンス(写真:新華社/アフロ)

 ライブでは韓国の人気グループ「BTS」のジョングクが公式ソングの一つである「ドリーマーズ」を歌うと途中からカタールのシンガー、ファハド・アル・クバイシも加わり握手を交わす。最後は2人で歌い切ると揃って観客の大歓声に応えた。
 
 最後はカタールのタミム・ビン・ハマド・サーニ首長が「さまざまな人種、国籍、信仰、志向を持つ人々がカタールに集う。そしてすべての大陸に設けられたスクリーンで試合を観戦。興奮の瞬間を分かち合う。互いを分断する気概を脇に置き、多様性や皆を束ねる要素を称えることは素晴らしいこと。参加チームすべてが卓越したサッカーの技と高いスポーツマン精神を披露し、喜びと興奮に満ちた時を全ての人に提供できることを心から願っている。インスピレーションと善なる思い、希望に満ちた日々を迎えることができますように、皆さんを歓迎します。そして幸運を祈っています」などと開会式のテーマである「距離を縮めよう」や互いの違いを認め合うこと、分断の解消といったメッセージを込めた開会宣言を行った。

 この後、開幕戦のカタールvsエクアドル戦が行われ、大会は12月18日まで続く。グループEの日本は23日にドイツ、27日にコスタリカ、12月1日にスペインと対戦する。

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