W杯でがむしゃらに走り続けた前田大然が初の自叙伝「一番はサッカーをしている子どもたちに読んでもらいたい」

5月に初の自叙伝を発表した前田大然

 サッカーの「FIFAワールドカップ2026」(W杯北中米大会)に日本代表として出場した前田大然が7月10日、初の自叙伝「がむしゃら なぜ俺は、こんなに走るのか——。」(撮影・横山マサト/幻冬舎)のお渡し会を開催した。同書は5月に発売され、前田のW杯での活躍で重版がかかったという。

 お渡し会の前に行われた囲み会見で前田は「大地君には“こんなのいらんやろ!”みたいなこと言われたんですが(笑)」と代表のチームメイトの鎌田大地とのやり取りを明かしたうえで「たくさんの人に読んでもらえたらうれしい。一番はサッカーをしている子どもたちに読んでもらいたい。どういうことが大事なのかとか、サッカーする上で何が大切かっていうことがこの本には書かれていると思うので。人それぞれ生き方っていうのは違いますけど、一つでも参考になればいいかなと思っています」と語った。

 書籍のタイトルにあるように前線でとにかく走り続け、相手DFにプレッシャーを掛け続けるのが前田の真骨頂。その走り続けられる原動力については「僕自身、いろんな人生を送ってきた。その中でつまずいた時にたくさんの人が支えてくれたので、そういう“支えてくれた人のためにも”という思いで、W杯もそうでしたし、日々のチームでの戦いをしているので、そういった人に感謝したい」と周囲への感謝の気持ちを挙げた。そして「変わらずに、このままとにかくがむしゃらに戦いたい」と続けた。

 また「がむしゃらに戦えたと思います」と自身のプレーを振り返りつつ「ただ、それだけでは世界との差は埋まらないと思うので、この“がむしゃら”というのを大事にしながら、もっともっと違うところを磨いていきたいなと思います」と改めて自身のブラッシュアップを誓った。